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びっちな美耶子の一週間! (2) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

 [月曜日] カメラテスト(スペシャルドラマ「美耶姫異聞」)

 その週は月曜日からびっしり仕事を入れていた。大型のドラマのプロジェクトや、その関連の取材やスチール撮りなどがあったためだ。学校を休ませるわけにはいかないので、案件を小分けにして振って行かざるを得なかったのだ。
 その日はドラマ撮影の衣装合わせとカメラテスト。
 放課後すぐに手配したクルマで移動し、撮影現場へ到着。
「美耶子、ひさしぶりぃ」
「ももちー、やほー!」
 ディレクターの桃山園とスタジオに入るなりハイタッチ。ずいぶん仲良しになったもんだ。まあ、今まで一番多く仕事を一緒にしてきたからそうなるのも仕方ないだろう。ある意味、桃山園が女優・美耶子の育ての親ともいえる。
 今回のドラマは制作費を通常の三倍以上かけた改変期用のスペシャル番組だ。木貰拓也(キモタク)や、南小路欣也といった大物が主役を張る歴史スペクタルで、美耶子の役どころは、キモタク演じる若侍と北南小路演じる悪徳大名が奪い合う亡国の姫君だ。美耶姫という名も美耶子からそのままつけられている。美耶子は演技に熱が入ると自分のことを「美耶子」と呼ぶ癖があるので、「美耶子」と音が近い役名にするのが通例になっている。
 架空の設定とはいえ時代劇だから衣装も和服になる。その採寸と演技の下打ち合わせだ。
 着付けを終えた美耶子がスタジオに入ってくる。さすがは絢爛豪華な衣装だ。これだけでン百万するらしい。髪型はいつもの通りだが、実際の撮影では髪結い師に日本髪にしてもらうらしい。
「えへへ、どーお、ゆういち」
 おれの側を通り過ぎざま美耶子がウィンクする。実にコケティッシュで可愛い。にやつきそうになる顔を引き締め、「仕事だぞ」と釘をさす。
「わかってるよぅ」
 美耶子が軽くすねたように頬をふくらませ、すぐに仕事用の表情に戻る。
 スタジオにはすでにセットが組まれていた。悪徳大名の寝所という設定で、畳敷きだ。設定では戦国時代ということだが、内装や寝具は今見られるものとそう大きくは変わらない。もっとも、本番ではないからかもしれない。
「はい、じゃあ、テストいくわよ。南小路センセはいないから、あたしが大名の役ね」
 寝具の上にどっかと座って桃山園が言う。
 おれは台本をチェックする。
 なるほど、悪徳大名が美耶姫の処女調べをするシーンか……以前なら「ちょっと待ったぁ!」と叫んでいるところだが、おれも正直、慣れた。麻痺している。台本に書かれているならそうなんだよな、としか思わない。
 美耶子が寝具の上に横たわる。
「どれどれ、美耶姫のお大事を検分させてもらおうかな……あの若侍に散らされておらぬかどうか」
 時代がかった言い回しで桃山園が美耶子の和服の裾に手を差し入れる。
「ひっ」
 おぼこらしく声を裏返らせる美耶子。
 恥ずかしそうに、辛そうに顔を背ける。
 裾からこぼれる美耶子の生足。そして、もちろんパンツははいていない。
「んー、これだとちょっと見える面積が少ないわね。帯を緩めたら、だらしなくなっちゃうし……」
 美耶子の内股をさすりながら桃山園が呟く。
「ね、カメラ、こっちから撮れない?」
 照明やカメラのスタッフを動かし、位置をチェックする。
「うん、この角度なら、ワレメをいじくってるところが見えるわね」
 実際に美耶子のアソコを指で弄びながら桃山園が満足げにうなずく。
「もお、ももちー、さわりすぎ!」
 美耶子が苦情を述べるが桃山園はもちろんやめない。
「だって、次のシーンのために準備が必要でしょ?」
「や……だって……あん……スタッフさんたちも見てるのに……」
 息が弾み始める。
「いつものメンバーよ。あんたのおしりの穴のシワの数だって知ってるわ」
 指を抜き差ししつつ桃山園が言う。
「でも……でも……んんあああ……いく……いく……はぅっ」
 桃山園の手マンで軽く達する美耶子。本イキではないがこれで美耶子の身体の準備は整った。
 この美耶子の状態を高めるのは本来おれの役なのだが、桃山園がディレクターのときは桃山園が全部してしまう。おれと同等かそれ以上に美耶子の性感帯を知り尽くしているからだ。
「はい、じゃあ、次のテストね。美耶姫自身が、羞恥を顧みず、自らの純潔を示すシーンよ」
 美耶子は顔を上気させ、涙に潤んだ表情で、しかし凛とした空気をまとわせて自ら裾をからげた。
「美耶の……美耶のお大事を見てくださいませ、けっして男の方といたしてなどおりませぬ……!」
 恥じらいの目力でカメラに訴えかける。そしてその指は自ら性器を広げていた。
 むろんカメラは美耶子の大股開きを撮る。十歳の女優の懸命な演技だ。
 性器は桃山園の愛撫で濡れそぼり、蠱惑的に光っている。性器にも美しさにランクがある。UNDER12の子役たちの性器にもランク付けはあり、美耶子はSSSの最高ランクだ。発毛がなく、色も形も完璧に少女らしいかららしい。
 広げられた性器の奥に見えるヒダまでも美しい。
「CGで処女膜を追加するからねえ。美耶子ちゃん、処女膜戻るのうれしいでしょ?」
「んー、でもひと月くらいしなかったらちょっと戻ったことあるよ?」
 本当か嘘か、美耶子がしれっと言う。もちろん嘘だ。セックスを覚えてから、一か月もしなかったなんてことがあるわきゃねえ。
「うそマジ? じゃあ、処女膜再生のドキュメントやる? 視聴率いけるわ、コレ!」
 桃山園が勢い込む。このノリだとすぐに企画書書きそうだな。
「でも、その間、お仕事できないよ?」
「うっ……」
 冷静な美耶子の指摘に詰まる桃山園だった。
 その日は金曜日の本撮影のための読み合わせとカメラテストだけで終わった。南小路欣也との顔合わせは撮影当日、ぶっつけ本番となるわけだ。
 大御所と美耶子――なんとはなしに不安だな。

                       火曜日につづく

びっちな美耶子の一週間! (1) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

  うたかたの天使たち外伝・美耶子のお仕事シリーズ
  びっちな美耶子の一週間!

  序

 この国はどうかしている――
 さすが、「あいつら、未来に生きていやがる」と外人に言わしめるだけはある。
 子役のAVギャル化がとまらない。
 嘘だと思ったら、UNDER12のジュニアアイドルのビデオコーナーを見に行ったらいい。
 Tバックやスケ水着はまだソフトな方で、オナニーものはおろか本番ものも珍しくない――いや、むしろ本番のないジュニアアイドルものは売れない、とさえ言われている。
 この国の法律では未成年とのセックスは禁じられている。が、同時に、生殖行為にあたらない場合で、一定の芸術性が認められれば性器が映っていてもお咎めなしという風潮ができていた。つまり、初潮前の少女の性器は映し放題だし、受精もしないから中出しもやり放題、という状況になっているのだ。
 とはいえ、大人の性器は映してはいけないから、そこにはモザイクがかかる。
 モザイクのかかった大人のペニスが、モザイクなしの少女のヴァギナに出たり入ったりするところが、合法的に撮影され、放送され、パッケージされて店頭に並ぶ――という状況になっていたのだ。
 大人の性器を映さなかったら、成人指定マークさえ要らない。
 ジュニアアイドルを脱がして、乳首を転がしたり、クリをつまんだり、性器にバイブを突っ込んでも、性行為の範疇に入らない。だから、一般向けに売ることができるし、公衆放送もできる。
 ちょっと前までなら「そんなバカな」と一笑に付されたことだろう。
 だが、ほんの数十年前までこの国では、性器はおろか、陰毛さえ見えてはいけないものだったのだ。ましてやアイドルもかくやという美少女がアダルトビデオに出演したり、ネットで簡単に無修正のポルノ映像を見られるようになるなどとは、とても想像できなかったのだ。
 ほんのわずか、社会の進み方が変わるだけで、モラルや常識はガラリと変わってしまう。
 そこに商業的なメリットが加わり、莫大な富を生み出すとなると、社会もそれを容認する仕組みができあがる。
 その最たる例はパチンコだろう。この国では賭博は法律で禁止されている。だが、パチンコやパチスロは、景品を換金する第三者を組みこむことによって、合法とされている。警察がそのお墨付きを与えている。
 子役のエロ化も、広告代理店やテレビ局、関連マスコミや映画会社などの利益となり、コンテンツビジネスを国家的な事業にしていきたい一部官庁と結びつくことで、短期間に強力な基盤を作ってしまった。
 いまや、天下の電痛も秋PもUNDER12アイドルのプロモートに全力をあげている。KDM48という、六歳から十二歳までのジュニアアイドルグループも立ち上げられることが発表され、いま、全国の女子小学生からの応募が殺到しているとも聞く。
 そのきっかけは、新人子役・宇多方美耶子がテレビドラマで本番シーンをこなし、それが全国放送されたためだが――
 本人はいたってマイペースだ。
 仕事の依頼は殺到しているが、どうしても断り切れない案件以外は断り、平日は普通に学校に通っている。
 家での態度もまったく変わらないし、学校でも以前と同じらしい。ただ、もともとお姫さまキャラだったのが、女王さまキャラになってきたようだとは小耳にはさんだ。というか、美耶子の下僕の田中くんからの情報だ。(あのどっきりの撮影時に、田中くんたち男子たちと連絡用のメールアドレスをやりとりしていた)
 田中くんたちは小学校で美耶子から無理難題をふっかけられているらしい。要するに、家におけるおれの代わりだ。いったいどんなことをやらされているか、想像するのも恐ろしい。
 かくいうおれは小鳥遊一。美耶子の恋人兼マネージャーだ。
 家庭でのおれの仕事は美耶子のスケジュール管理、健康管理、あと成績が落ちないように家庭教師の真似事もしている。
 家長である一子ちゃんから美耶子のことはだいたい任されているのだ。
 美耶子がエロもOKな子役になってしまったことについて、一子ちゃんの反応が怖かったのだが、もともと性的な知識が欠落しているためか、「お仕事なら」ということであっさり受け入れてしまった。社会の常識がねじ曲がったこの世界だからかもしれないが――いや、一子ちゃんなら初期設定のままであっても受け入れてしまいそうだ……キスシーン以外は。(美耶子の仕事にはキスシーンも含まれることが多いが、そういうシーンは絶対一子ちゃんの目には触れさせないようにしている)
 まあ、そんなわけで、プライベートでも仕事でもいつもたいていおれは美耶子といっしょにいる。
 エッチもしてるぞ。
 ただ、最近はあまり入れさせてもらってないな……
「明日、撮影だからダメッ」と言われてしまう。
 セックスすると性器が腫れたり、傷ついたりすることがあるかららしい。美耶子にとって、仕事はおれとのエッチよりも優先順位が高くなっていることがなんとも哀しい。

                         月曜日につづく

ジャリン戦記 最終話 つづき 

カテゴリ:オリジナル小説

 いままでのあらすじ。

 あう。
 なんか六年くらいたってるらしいぞ。
 まあ、しょうがない。そういうこともあるさ。
 根性あるヤツはサイトでこれまでの話を確認しろや。「あのとき自分は……」なんて感慨にふけってもいいぞ。

 まあ、かいつまんで言うとだな……

 ザシューバという悪い魔法使いが、アムリアという100年間眠れない呪いをかけられた女の子をさらって、夢をみせようとたくらんだりする。なんでかというと、この女の子がみた夢はそれがどんなにデタラメなことでも現実になってしまうから。
 んなアホな。
 だが、それがドリーマーの力。
 というわけで、おれさまジャリンが夢見る美少女を悪い魔法使いから救うべく旅にでたわけだ。

 いろいろあって、悪い魔法使いが女の子を閉じ込めている塔までたどりついたのである!

 じゃあ、ま……つづきを始めるとするか。


 階段が尽きた。
 もう、まやかしはない。
 だが、まっとうな場所でもなかった。
 そこは夜で、空があった。たぶん、空間を魔法でいじってあるのだろう。
 ありえない大きさで月がでていた。
 雲が流れている。
 いや、月も動いているのか。
 早回しの夜空。星空も天盤の上で動かされているようだ。
 でも、終わらない。月は動き、相を変えていくのに、朝はこない。
 そこには夜しかないのだ。
 月と星空だけの閉じた場所だ。
 そして、その世界の中心には――ベッドがあった。
 天蓋のない――いや、あの「夜空」が天蓋なのだろう――寝台だ。
 だが、その寝台への接近を阻むように――あるいは導くように――黒衣の男が立っていた。そして、そのかたわらには刑台のような十字架があり――全裸のシータが張りつけられていた。
 のっけから挑戦的だな。シータに意識はない――ようだが。
 脚をおおきく広げるような刑台であり、股間も無残にさらされている。
 周辺に転がっている責め具からして、なにが行われたかは明らかだ。
 愛液の採集。
 実際、シータの膣には透明なチューブが差し込まれ、足元のガラスの容器に愛液を導くようにしつらえられている。
 おれは冷たい視線をザシューバとおぼしき人物に向けた。
 ほっそりした姿だった。フードが深いが顔が隠れるほどではない――が、見えるのは道化の面だけだ。狂言回しを気取っているのか。
「ようやく――か」
 きしるような声で言う。
 まったく。それはこっちのセリフだ。
「てめえが悪い魔法使いさんかい」
 おれは怒りをおさえつつ言った。
「おれの女が世話になったようだな」
「――このホムンクルスのことかね。非常に興味深い材料だ。ヴェスパーホムンクルスはおもしろいとは聞いていたがこれは予想以上だったな」
「シータに、なにをした」
「性感帯を刺激して、愛液を分泌させた。ドリーマーを発情させるために必要だったのでね――それにしてもこの人形は見事な出来だ。百やそこらの研究テーマがすぐに思い浮かぶ。きみ、譲ってくれんかね」
「だめだ。ローンがまだのこってるんでな」
「きみが買った価格の倍をだすが?」
「売った」
 というのは冗談だ。本気にするな。
「金じゃねーんだよ。そいつはおれのもんだ」
「ほう、それは残念だ。交渉決裂だな」
 そいつは――ザシューバと呼ぶしかねえだろうな――くぐもった笑いをたてるとシータの股間に手を伸ばし、チューブを引っ張った。
「ん……あ」
 シータの唇が開き、声がもれる。
 奥まで入っていたチューブがゆっくりと引き出されて来る。太い。シータのあそこの中に入っていたのは極太サイズの張型だったのだ。陰唇が広げられる。張型が透明だから、シータの内部までが見通せそうだ。
「う……あ」
 意識はないまま、シータの腰が前後に動く。まるでおれのモノをぶち込まれた時のような動きだ。
「やめろ!」
 おれは叫んでいた。
 ちゅぽん、と張型が抜ける。
 びくん、シータが身体を震わせる。
「シータ!」
 力を失った人形のように、シータは首をたれた。
 衰弱と凌辱――おれの精液を断った状態では最低限の魔力さえ宿らないのだろう。このままでは――壊れちまう。心も、体も。
 それが隙となった。
「ふ」
 ザシューバが仮面の下で笑った。
 おもむろに、細い腕を上げる。まるで糸で吊られているかのようなぎこちなさ。
 周囲の見えない壁が発光し、魔法文字が浮かび上がる。
 精緻な構造呪文。おそらく、ずっと以前から、この場所に仕込まれていた呪文だ。
 古代魔法に限りなく近いレベル――いや、目的が絞り込まれている分、さらに洗練されているといっていい。
 なるほど、ザシューバ――まともな道を歩んでいれば、どんな大魔導士になっていたことか。
 ドリーマーに魅入られさえしなければ――いや、それより先か。破滅の種がまかれたのは。
 見えない力がおれの動きを縛る。強力な呪縛の呪文だ。あらゆるものを操り人形にする力がある。この<場>ではおれさえその例外ではない。
 くそ。勝手に手足が動いて、寝台のほうへと向かいはじめる。刀を鞘ごと投げ捨て、衣服をかなぐりすてる。
 寝台のなかの眠れる――いや眠れぬ少女は、目を見開いていた。だが、なにも見えていないかのように天井を仰いでいた。
 アムリア。
 地下迷宮の肖像画と寸分たがわぬ姿だ。
 金髪が川のように流れ、寝台からこぼれ落ちている。長い。たぶん、背丈よりも。
 見開かれた瞳は夢見る憂いをたたえながら、充血する血管の一筋さえ見せない。
 金色の産毛が輝くような頬の稜線は、いかなる彫像家によっても再現不可能だろう。
 美貌という名の美貌。
 ドリーマーという能力がなくても、世界を混乱させるに十分な存在だ。
 だが、その完璧さに、わずかな乱れが感じられる。
 目尻が朱にそまり、呼吸が早い。
 そして白魚でさえ無粋に思える繊細な指が求めてうごめく部分は――
「なるほど、シータのアレ、投薬ずみってか」
 アムリアは瞬きもしないまま、自慰にふけっていた。
 一糸まとわぬ姿で、まばゆい肌をさらしつつ、手指で秘部をこねている。
 それでいて、表情は冷たいままだ。
 エッチというより、幻想的な光景。むしろ、悲痛さを感じさせる――
「犯せ……その女とまぐわい、悦楽が深い眠りに代わるまで――そして夢をみさせるのだ。この世の終わりの夢を」
 ザシューバが言う。それがねらいか。だが――
「おいおい、アムリアちゃんをイカせるのはいいとしてだ、夢を見せるってどういうことだ?」
「そのための仕掛はとうに用意してある。アムリアが絶頂に達すれば、その意識を縛る呪いは解ける。いままで禁じられていた眠りが一気に戻って来るのだ。その時、わが魔導が発動し、アムリアに見せるべき夢を流し込む――それですべてが終わるのだ」
 そのためにすべてを作ったのか、こいつは。この塔も、地下道も、盆地全体を使ったからくりも――
「そこまでやっといて、なんで自分で最後までやんねーんだよ」
 つか、アムリアがブスならともかく、超美少女だぜ? 美乳で、乳首も薄ピンクだぜ? 脚も長いし、下のおけけも金髪だし、おまんこもめちゃきれいだぜ?
 あ、いかん勃起してきたじゃねーか。
「女をイカせたきゃ、自分のチンポでやれや」
「――それができれば、している」
 乾いた返答だ。
「EDってやつか? 恥ずかしがることはないぞ、病院に行って相談しろ。そして、色っぽい女医さんにアソコにぎにぎしてもらってこい。一発で元気になるぞ」
 おれの親身なアドバイスをザシューバは黙殺し、そのかわりに張り型を取り上げた。
「アムリアを犯すのだ。さもなくば」
 シータのまんこに張型を再びうずめていく。シータはひくひくと反応しているが、それはまるで瀕死のもがきのようにさえ見える。
「おまえの人形を完全に犯し尽くす――そうすれば、どうなるか」
「わかったよ」
 おれは息をはいた。体さえまともに動けば――だが、この強力な魔法結界のなかでは無理だ。
「アムリアちゃんをイかせるから、シータにはそれ以上手をだすな」

                  つづく

美耶子のメリークリスマス!(つづき) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事






 みなさん、良いイブを過ごしてますか!

 イブにこんなところを見ているみなさんは、きっと賢者な方なんだと思います。ええ、そうですとも。

 そんなみなさんとイブを分かち合いたいと、ネタ小説の続きを書いてみました。

 推敲前なので、いろいろ荒れていますが、聖夜に免じてお許しを。

 メリー・クリスマス!





 宇多方美耶子ファンクラブ、プラチナ会員の***様へ、というメールだった。
「プラチナ会員限定のスペシャル企画のお知らせ。クリスマスイブ、美耶子サンタが***様のお宅を訪問する……かもしれません!」
 そう書かれていた。
 目を疑ったが、メールの発信元はファンクラブの正式なものだった。
 企画的には、クリスマスイブの特別生配信番組だった。クリスマスイブに美耶子ちゃんがファンの家を訪問してプレゼントをくれる……というものだ。
 その訪問先の候補に選ばれたのだ。
 だが、問題は参加費用だった。エントリーのために相当の金額を振り込まないといけなかった。
 それは、一回のイベント費用としては破格の額だった。どうやって工面したらいいのかわからない。でも、これまで何とか焦げ付かせることなく乗り切ってきた甲斐あってか、ぼくのカード限度額はかなりのものになっていた。
 とりあえずカードで申込金を払い込んだ。イベントは抽選制だから、外れれば引き落としはない。
 だが、もしも当選すれば――引き落としの時点で破綻は確実だ。
 でも、そんなことはもうどうでもいい。
 本物の美耶子ちゃんと会えるんなら――破滅したってかまわない。


 そして――ついにその日がきた。
 12月24日――日本全国が幸せムードに包まれるクリスマスイブ。
 男女がセックスする率のもっとも高まる日だ。
 聖夜ならぬ性夜――ホテルというホテルが満室になり、サカった男女が睦みあう。
 相手のいない者にとっては、街を歩くことさえ厭わしくなる一日だ。
 クリスマスなんか廃止しろ! そう大声で叫びたい。
 だが、今回は違う。
 朝からドキドキ、ソワソワが止まらない。
 抽選の当落は放送が始まらないとわからない。すべてがライブ、行き当たりばったりだからだ。
 部屋を隅々まで掃除した。大掃除と思えばどうということはないが、今までここまで必死に掃除をしたことはなかった。
 そしてクリスマスの飾り付けをした。
 ツリーも買った。まさかこの歳になって、ツリーを買いに行くことがあるとは想像もしなかった・
 ケーキを用意し、オードブルやチキン、ジュース類も買いそろえた。それも、三日三晩、パーティが続けられるくらいの量だ。なにしろ、加減がわからなかったから。
 準備万端ととのえて、放送の開始を待つ。
 全裸待機――それまではしなかったけれど、気分はそれくらいだった。
 ぼくはひたすら祈った。
 ――外れれば、破綻は避けられる。ロリテレビを脱会し、普通の生活に戻ろう――
 そう思った。
 でも。
 ――もしも当たったら……


『はーい! 美耶子サンタだよー!』
 サンタルックの美耶子ちゃんが画面に登場する。真っ赤な帽子にジャケット、ミニスカから伸びるのは生脚だ。チャームポイントの八重歯が可愛い。
『さっそく、最初の訪問するおにーちゃんちを決めるよー! ちゅーせーん!』
 明るく宣言し、抽選箱に手を突っ込む。
 取り出したボールに書かれている抽選番号が当たりだ。
 だが、自分の抽選番号は知らされていないから、美耶子ちゃんがピンポンを押すまでわからない。
 移動はクルマで、時折、外の景色が映る。自分の知っている場所が映ると、それだけでドキッとする。
 一人目の当選者――は、ぼくではなかった。
 高級そうなマンションだった。住所や、どんな建物かは、わからないようにぼかされていたが、いわゆるデザイナーズ系のオシャレな建物であることはわかった。
 美耶子ちゃんがピンポンを押す。
『おにーちゃーん! 美耶子サンタだよー!」
『うそ、マジ!? やったあああああ!』
 インターホン越しに歓喜の声。
 オートロックを通過して、美耶子ちゃんが当選者の部屋に移動する。すべてライブなので、ときおり映像が途切れるがそれもご愛敬というところか。
 当選者の顔は映らないようにアングルが配慮されており、さらに美耶子ちゃんから『はい、どれがいい?』とマスクやお面を数種類渡される。最初の当選者はひょっとこの仮面を選んだ。
『いやあ、美耶子ちゃん、マジちっちぇえ! 可愛い!』
 当選者はナマ美耶子ちゃんと握手をして、さらにハグまでしてもらっていた――ハグといっても、ほとんど抱っこだけど。
 しばし、美耶子ちゃんと当選者のトークだ。おもに、当選者がいかに美耶子ちゃんにハマっているかをアピールする時間になっていた。買いそろえたDVDやポスター、写真集などのグッズを自慢する。はん、ウチの半分どころか三分の一くらいだな。DVDもジャケット違いも漏らさず買いそろえないとウソだろう――などと対抗意識を燃やしてしまう。
 でも、美耶子ちゃんは感激しているようだ。
『じゃあ、さっそくプレゼントあげるね……ってその前にルーレットターイム! それでプレゼントが決まるから!』
 ルーレットボードが用意される。
 その内容は――

 ハズレ
 おでこにチュウ
 ほっぺにチュウ
 パンチラ
 パイチラ
 パイタッチ
 ワレメチラ
 ワレメくぱあ
 すぺしゃる

 などと書かれている。
 下に行くほど面積が少なくなっており、当たりにくい仕掛けだ。
 ルーレットは三回挑戦できる。

 最初の当選者がいきなり引いたのは、「パンチラ」だった。
『えーっ、いきなり? もー、しょーがないなぁ……おにいちゃん、だけだよ?』
 サンタルックの美耶子ちゃんは恥ずかしそうにスカートをたくしあげる。
 純白の子供パンツがまる見えだ。これは視聴者も嬉しいが、当選者は目の前で生パンツを鑑賞し放題なのだ。
 次に、「ほっぺにチュウ」。これもうらやましい。お面をちょっとずらして、美耶子ちゃんに「チュッ」てされてやがる。いいなあ!
 三回目は、パイタッチ! いいとこ当てたな、いいな! ハズレが一回もなかったのがうらやましい。
 パイタッチは、パイチラの上位互換なので、まず、美耶子ちゃんはサンタジャケットの前を広げて、おっぱいを見せてくれる。ああ、何度見ても見飽きることのない、成長途上のプチおっぱい。乳首も薄ピンクで綺麗すぐる。当選者はその美耶子ちゃんの生オッパイをモミモミできるのだ。
『うわああああ! 感激! お、おれ、いま小学生の、おっぱい揉んでる!』
『やぁん、強すぎだよ、おにいちゃん』
『で、でも、こんなの、もう一生できないかも!』
 ひょっとこ面の当選者は美耶子ちゃんの背後から手をのばし、おっぱいを揉み揉み、乳首を指でクリクリする。
『あっ、やあああん、おにいちゃん、クリクリしすぎぃ……!』
『はっ、はあ、はあ、美耶子ちゃん、おれ、もう、我慢が……!』
 興奮しきったひょっとこ面が美耶子ちゃんを押し倒そうとする。
『あっ、だめ、おにいちゃん……ルールいはん……ぅ!』
 そこで画面が乱れ、一時中断され、一分後、ひょっとこ面は正座させられていた。スタッフに制止されたあげく、きつくおしかりを受けたのだろう。しょぼんとしている。
『おにいちゃん、ごめんね、でもルールだから……これあげるから、美耶子のこと嫌いにならないでね』
 美耶子ちゃんはその場でするっとパンツを脱いで、ひょっとこ面に渡す。ひょっとこ面はふるふる震えながら、美耶子ちゃんの脱ぎたてパンツを受け取った。面の下で泣いているようだ。気持ちはわかるぞ……わかる……
 ぼくも試聴者プレゼントではもらったことはあるが、目の前で脱いでもらった、体温つきのほかほか女児パンツなんて、宝物もいいとこだろ!


 次の抽選がおこなわれ、美耶子ちゃんは移動開始。
 移動中はトークセッションで、さきほどのひょっとこ面の行動が話題になる。
『全国のおにいちゃんはルールを守らないと、らめらめよ!』という結論に至る。
 生放送なので視聴者のコメントもリアルタイムに寄せられてくる。ひょっとこ面の行動については非難が大半だったが、『うらやましいやつ』『気持ちはわかる』といった反応も多かった。ぼくも同感だ。

 二人目の当選者も高級マンションとおぼしき場所に住んでいた。やはり一戸建てというのは、ロリTV試聴者にはあまりいないのかも……一人暮らしでないと、いろいろ難しいしね……
 二人目はちょっとついてなくて、おでこにチュウの後、二連続ハズレだった。いや、それだけでも超すごいことなんだけど、一人目がパイタッチまでいってるから、二人目(カッパのお面だった)はかなり落ち込んでいた。
 同情したのか、美耶子ちゃんはそこでも脱ぎたてパンツをプレゼント。優しい。

 三人目は、その珍しい一戸建てだった。かなり立派な感じで、建て売りではない、注文建築で、ガレージには外車が二台駐まっていた。
『えーと、家族はフィンランドでクリスマスを祝ってまして……』
 戦隊もののお面を選んだ当選者が育ちの良さそうな口調で言う。まだ若いなあ。大学生くらいか?
『えー、ふぃんらんど? どこー? でも外国ってすごーい! どうしておにいちゃんは行かなかったの?』
 少し素にもどって、フツーな子供口調で美耶子ちゃんが訊く。
『だって、この企画で当選したら……って思ったら、行ってられないですよ!』
 金持ちでも、美耶子ちゃん愛はかなりなものらしいな。
 そして、そいつが最初の「すぺしゃる」を引き当てた。

「すぺしゃる」のゾーンは一番面積が小さく、めったなことでは当たらない。
 それを一回目で引き当てたのだ。金持ちは運も強いのか。
『おー! すごーい、おにーちゃん! すぺしゃるルーレットに挑戦けってーい!』
「すぺしゃる」用の一回り小さいルーレットボードが画面に映る。
 その内容に、さすがに軽く噴く。

 ディープキス
 おっぱいペロペロ
 クリいじり
 指入れピストン
 ワレメくぱぁ&ペロペロ
 アナルくぱあ&ペロペロ

 目眩がした。
 これらのうちひとつでも当たったらえらいことだ。
 さらに、「すーぱーすぺしゃる」というゾーンもある。これが当たったら、いったいどうなってしまうのか。

 幸い? 「すぺしゃる」のルーレット結果はハズレだったが、下位のルーレットのプレゼントからひとつ選べるという救済措置があり、そいつは案の定「くぱあ」を選択した。

 美耶子ちゃんはパンツを脱ぎ――椅子に座って、膝をたてる。
 ついに――生放送で美耶子ちゃんのアソコが見られる瞬間が――
 と、思ったら、当選者の後頭部しか見えないではないか。
『あっ、おにいちゃんが美耶子のおまたを、くぱっ、て、広げてるよぉ……』
『うわああ……きれいで……かわいい……! すごい……すごい』
 いや、こっちにも見せろよ、見せてください、お願いします。
 ネットでも同様にすさまじい書き込みの嵐。
 それを察したのか、カメラがうごいて、当選者の肩ごしに美耶子ちゃんの押し広げられた股間を映す。
 ついに。
 10歳の女の子のおまんこが――
 ワレメを広げられて、ピンクの粘膜が顔を出していることろを――
 みえた。
『はい、おしまーい!』
 さっと美耶子ちゃんが脚を閉じる。


 試聴者たちはネット上でルーレット対策を論じていた。
 当選者も書き込み、ルーレットの構造――といっても、紙のボードにルーレットの矢印を取り付けた簡単なものらしい――について情報をくれた。
 その情報の蓄積のためか、四人目以降の成功率が高まった。
 ハズレは出なくなり、「すぺしゃる」率が高まった。

 四人目の当選者は、「クリいじり」を当てた。
 まず美耶子ちゃんが当選者の指を舐め、その唾液のついた指で、美耶子ちゃんのアソコを――クリトリスをコリコリと刺激する。
『あっ! おにいちゃんが、美耶子のおまめを……あんあん……ああああっ!』
 すごい映像だった。小学生の美少女の肉芽が、男の指で転がされ、徐々に体積を増していくさまを、生放送で全国に――いや、へたしたら世界に配信しているのだ。

 五人目は「ディープキス」と「おっぱいペロペロ」の2発的中。舌をからめた濃厚なキスの次に、かわいい乳首を舐められまくり――

 このあたりで、ルーレットの構造はほぼ解明され、ほぼ確実に「すぺしゃる」が出るようになってきた。

 六人目で、「指入れ」「われめくぱぁ&ペロペロ」「アナルくぱぁ&ペロペロ」が連発。
 美耶子サンタは最初からノーパンでアソコ見せまくり。ベッドの上で、甘い声で鳴きつづけだ。
 美耶子ちゃんはおしりの穴も可愛くて、きれいで、舐めまわしたい穴ナンバーワンなのも納得できた。
 正直、これでオナニーできないのは苦行だ。映像を見ながらペニスを握りしめる。が、射精はできない。この先、もっとすごい映像が見られるかもしれない。いや、もし自分が当たったら――

 幸いなことに、一軒あたりの滞留時間は限られており、その後は移動時間となるので、こらえることはできた。それにしても、「おにいちゃん」にプレゼントを配り続ける美耶子ちゃんは、移動中もテンションを下げることなく、まさにプロ!という感じだった。MCにエッチな質問をされても軽くいなし、次のドラマの撮影裏話をしてくれたり、そのおしゃべりのほうがむしろ楽しいくらいだ。
 当選者に対しても、毎回きちんと手順を踏んで、明るいトークから始まり、エッチな要求にもいやな顔ひとつ見せず、まるで「おにいちゃん大好き!」の都のように、エッチで可愛い妹キャラをしっかり演じてくれていた。
「すぺしゃる」連発で、かなり感じやすくなっているのか、七人目の三連続指マンではマジイキ寸前までいっていて、それも可愛いったらなかった。

『えっとぉ……次が最後かな?』
 十人目だった。
 気がつけば夜もかなり更けている。放送時間も終わりに近づいていた。
『まだ、すーぱーすぺしゃる出てないけど……次のおにいちゃんは出してくれるかな?』
 確かに、「すぺしゃる」はみな連発するようになっていたが、さらに確率の低い「すーぱーすぺしゃる」はまだ誰も出してはいなかった。ネットでは「ヤラセ」の指摘が出始めていた。後半の「すぺしゃる」連発は、みながルーレットの攻略法をつかんだから、だけではなく、番組を盛り上げるための「操作」が働いているからだろう、という指摘だ。たしかに、終盤にきて、「すぺしゃる」3連発が続き、「すーぱーすぺしゃる」寸前で止まる、という展開が続いていた。
「ラストで『すーぱーすぺしゃる』が出て、本番ヤッて終わりじゃね?」
 という予想に落ち着いていた。それでも、ナマ中継で人気ダントツナンバーワン子役のセックスシーンが見られるなら、サンタさんに感謝せねばなるまい――そんな論調ではあったが。
 ぼくも、自分以外のだれかと美耶子ちゃんがナマ本番をするのはイヤだったけれど、我慢し続けたペニスは爆発寸前で、次の当選者が決着をつけてくれれば、スッキリして眠れるのに――そんなふうに思うようになっていた。
『もうすぐだよ、十人目のおにいちゃん――』
 車窓の外が一瞬映り、ドキッとする。これはうちの近所の――駅前の町並みにそっくりだ。
 まさか、と思う。
 ついにきたか、とも思う。
 考えてみれば、スターである美耶子ちゃんの身体をある程度ゆだねることになるのだ。当選者は――その候補は厳選されているに違いない。つまり、プレミアム会員だ。さらにいえば、今回は移動の都合上、都内近郊在住者に限定されているはずだ。つまり、その点でもぼくにはチャンスがある。
 そう思うと、ドキドキが止まらなくなっていた。
 手や指から汗がでてきて、ぬるぬるする。わけもなく部屋のなかをうろつく。窓から外をみて、ロケバスがやってこないか見てみる。掃除しまくったはずの部屋なのに、テーブルやベッドの位置が気になり始め、やたらに配置を変え始める――そして。

 ピンポーン♪

美耶子のメリークリスマス! 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

 このお話は、以前「書きかけ」をちょみっと公開したものです。ですので、「これ読んだことあるな」と思った方、あなたの記憶力は素晴らしい。
 クリスマスネタなので、再公開してみました。

1.

 宇多方美耶子ちゃんは小学四年生。
 ネコのようなツリ目と八重歯がチャームポイントだ。
 ほんの数ヶ月前、テレビドラマ、「おにいちゃんだいすき!」で芸能界デビューし、ブレイクした新人子役――いや、女優というべきだろう。
 完璧な美少女、というよりは、クラスに一人くらいはいそう、というくらいの適度な可愛さ。いやいや、実際はこんなに可愛い子はそうそういないのだが、「いそうだな」と思わせるところがいい。
 つまり、お高くとまっていない。自然体というか、無理に作った「っぽさ」がないのだ。ほんとうにランドセルをしょって学校に通っている感じがする――いや、実際に通っているんだろうけど。
 お芝居は正直うまくない。むしろ、普通のセリフは棒読みに近い。それでも、ぼくが魅了され、他の多くのファンたちも同じく感じ入ったのは、やはり彼女の「演技力」なのだ、と言うと矛盾して聞こえるだろうか。
 その姿勢、というより画面から伝わってくる迫力は、デビュー作のドラマ出演時から際立っていた。彼女が演じている役柄は、リアルだ。本物、という気がする。
 デビュー作の「おにいちゃんだいすき!」というドラマは美耶子ちゃん演じる少女が、兄の関心を引こうと毎回いろいろなことにチャレンジする物語だ。第一回ではマラソンに、第二回目では水泳、第三回目では温泉卓球、第四回目はロッククライミング……こう並べるとなんだか脈絡がないが、毎回、クライマックスでは美耶子ちゃんが懸命に頑張り、バラバラだった家族がいつしかひとつにまとまり、その周囲の様々な人々も救われていく、という感動的な展開になる。
 このクライマックスでの美耶子ちゃんの演技が素晴らしい。体当たりというか、本気、が伝わってくる。
 第一回のマラソンでのシーンはファンのあいだでは「奇跡の5分間」と呼ばれているほどだ。ゴール目前で足首を痛め、足を引きずりながら、汗と涙とよだれさえたらしながら、一心にゴールに向かうその姿には圧倒された。そしてゴールの瞬間の至福の表情……今思い出してもぞくぞくする。
 そのドラマ出演をきっかけに、CMへの出演や、映画主演など、さまざまな分野で活躍中。デビューからほんの数ヶ月でこのブレイクっぷりだ。
 だが、美耶子ちゃんの魅力は、演技力だけではない。むしろ、それ以外の部分にぼくは魅せられたといっていい。
 それは、無邪気さ、天然さだ。
 彼女のカメラの前での無防備っぷりはすばらしい。
 ドラマのなかでも、短いスカートでドタバタするものだから、パンツがちらちら見える。セクシーさとは無縁の、健康な子供のふるまいなのだが、それでも下着が見えるとドキっとしてしまう。
 それだけじゃなくて……美耶子ちゃんの体当たり演技は、エッチなシーンでも徹底している。
 お風呂のシーンではちゃんと裸になってくれる。
 子供の裸はテレビに映してもいいそうで、ちらっとだが、おっぱいやおしりが映ることがある。
 もちろん、いちばん肝心なところはテレビには映らないのだが、共演者や撮影スタッフには全部見えているのかと思うと、うらやましくてのたうちまわりたくなる。まあ、しょうがないけど……
 嬉しいことに、このドラマでは毎回お風呂シーンや着替えシーンがお約束になっていて、「よくわかってる」カメラワークが売り物だった。もちろん毎回録画して、美耶子ちゃんのシーンばかり繰り返し見たものだ。
 ドラマのDVDも買った。高かったけど、その価値はあった。DVD版では、美耶子ちゃんのきわどいシーンが放送版よりも長めに編集されていて、さらに、見えなかった部分が見えるようになっていたのだ。
 未公開、特別シーンというやつだ。
 パンツが見えるシーンはより長めに、アップで映されていて、股間のシワまで見えるくらい。
 お風呂シーンでは乳首をじっくり見せてくれる。放送ではチラ見えだったのが、高解像度で、アップで撮られているのだ。美耶子ちゃんの乳首! まだ真っ平らだけと白くて柔らかそうな胸から飛び出たピンクのポッチ。
 そしておしり。これまた白くてすべすべしてて、プリプリッとしていて、たまらない、まあるい果実が」いろいろなアングルで映っていた。
 さすがにアソコまでは見えなかったのだけれど、あるシーンでは、ほんの一瞬だけだけど、美耶子ちやんのおしりの穴が見える。いやまあ、DVDを購入した日は十回くらいそのシーンで抜いたわけだけれども……
 もちろん、DVD全巻購入特典のスペシャルDVDプレゼントにも応募した。年齢や職業を書くのは恥ずかしかったけれども、嘘をついても仕方がない。
 後日届いたスペシャルDVDは最高だった。「おにいちゃん、だいすき」の舞台裏を記録した内容になっていて、素顔の美耶子ちゃんが見られるようになっていた。
 監督さん(桃山園という、かなり有名な人らしい)に演技指導を受けている真剣な表情や、共演者との砕けた会話など、美耶子ちゃんがふだんどんな口調でしゃべっているか、どんな振る舞いをしているかがわかる内容になっていた。
 そして、ぼくにとって嬉しかったのは、楽屋の美耶子ちゃんはとっても薄着だったことだ。
 薄手のブラウスにスカートというリラックスした格好。ぼくにも女きょうだいがいるからわかるのだが、女の子といったって、家族の前では無防備なものだ。美耶子ちゃんもそんな打ち解けた様子を、このDVDでは見せてくれている。
 ただ、ちょっと気に入らないのは、この監督の振る舞い。美耶子ちゃんに対して、ちょっとなれなれしすぎる。
「美耶子ぉ、ちょっとパンツ見せてあげなさいよ、せっかくDVD買ってくれてるんだから」
 そんな言葉を美耶子ちゃんにいけしゃあしゃあとかけるのだ。
 その言葉に応じてパンツをちらっと見せてくれる美耶子ちゃんには、萌えぇえぇ、なのだが……
 この桃山園、撮影でも、美耶子ちゃんの裸を見られる立場なんだ。うらやましい……!
 こんな小太りの、ちょびひげの中年男が……!
 スペシャルDVDには同梱されていたチラシにファンクラブの入会案内があって、ぼくは速攻入会した。会費が年6万円!と高かったけど、月一回DVDが送られてくることになっていたから、月割りすれば5,000円で、妥当だと思ったのだ。
 送られてきたDVDは、内容としては、美耶子ちゃんのインタビューとイメージ映像集なんだけど、まともな編集もしていないやっつけ。だけど、その分、お宝度の高いものだった。美耶子ちゃんはブラをしていないから、ゆるい服を着ていると横から乳首が見えたり、ミニスカートからパンツが見えたりする。そんなシーンもカットせずに残っているのだ。
 そして、極めつきは、「NG映像集」。「おにいちゃん、だいすき!」のNGカットがただえんえんと続くものなんだけど、そこについに見つけたのだ! ウワサのあのシーンを。
 伝説の第一回のスタジオ撮影シーン。美耶子ちゃんはミニスカートで乗馬マシンにまたがってて、何度も振り落とされていた。ダイエットのシーンだと思うけど。汗だくでシャツやパンツが肌に張りついて、すごくエロティック。しかもパンツは完全にTバック状態になっていて――ああ、放送ではこんなとこ映されていなかったから知らなかったよ。美耶子ちゃん、あの撮影をこんなにがんばってたんだ。
 その美耶子ちゃんの上下動するおしりを固定カメラが狙ってる映像があったんだけど、そのNGは、美耶子ちゃんのおしりが見えすぎてのNGだったんだ。
 パンツがずりさがって、かわいいおしりのワレメが半分以上見えてしまっている。
 そこで、腰をぐっと突き出したとき、ピンクの――ほんとうにきれいな――おしりの穴が、にょみっ、と。
「美耶子ちゃん、あんたさあ、おしりの穴、見えちゃってるわよぉ?」
 笑いを含んだ声は桃山園監督のものだ。あわてて腰を引く美耶子ちゃん。ああ、馬鹿野郎、おまえがそんなにすぐに指摘しなかったら、もっとよく見えたのに!
 あ、でも、このNG集をつくったのもの桃山園監督だとしたら、ぼくはこいつに感謝したほうがいのかもしれない。
 その次のファンクラブDVDは水着特集で、「おにいちゃん、だいすき!」の神回のひとつ、プールのお話だった。美耶子ちゃんが演じる少女が泳ぎの特訓をおにいちゃんとする、というものだが、この話では美耶子ちゃんはほぼ全編で水着姿、ポロリもあった。おにいちゃんの手が偶然ビキニにかかって、おっぱいが出るんだけど、美耶子ちゃんの場合ぺったんこだから、するっ、て感じだったけど。
 このファンクラブDVDを見ると、あのポロリシーンがいかにたいへんだったかがわかる。何回も、いや十何回もNGが出たみたい。そのたびに美耶子ちゃんはトップレスになってしまう。最初はとても恥ずかしがる美耶子ちゃんだけど、しまいには、それが当たり前になってしまったらしく、その回の控え室ショットやインタビューはおっぱい丸出しのままこなしている。プールで水に入ったせいか、美耶子ちゃんのちっちゃな乳首がピンッと立ってて、すごく良かった。
 いちばんすごかったのは、飛び込みのシーンで水圧で水着が脱げてしまうってシーンのNG集だったかな。撮影用にわざとゆるいビキニを着ていてその状態ですでに胸チラ。しかも下もゆるくて、もうワレメが見えそうなくらい。この状態で飛び込んで、水着かぷかぷかっていうシーンをほんと、何回もやりなおしていた。
 つまりプールの中では美耶子ちゃんは素っ裸になっているってことで、スタッフには丸見えだったんだろうなあ。そこまでNG集に入っていればよかったのに……

 そんなわけで毎月スペシャルDVDを楽しみにしていたぼくだけど、あるとき、登録したメールアドレスにファンクラブの事務局からの連絡が届いた。「ゴールド会員へのランクアップ」の連絡だった。それに入ると毎月のDVDの他に特典映像をネット経由でダウンロードできるようになる。ぼくはすぐに申し込んだ。会費は3倍になったけれど。もうこの頃になると、収入のほとんどを美耶子ちゃん関係につぎ込んでいたと思う。
 特典映像の内容は「超レアNG集」と「美耶子ちゃんからのメッセージビデオ」となっていて、画質はそんなに良くなかったけれども、内容はなかなかに過激だった。
「超レアNG集」というのは、スペシャルDVDのNG集のさらに「編集前」のもの。
 たとえば、第一回のおしりの穴事件には、その前後があって、おしりが見えたのはその一回だけじゃなかったんだ。美耶子ちゃんの肛門見えNGシーンが全部網羅されていて、もう抜きすぎて死ぬかと思ったくらいだ。これだけで元は取った感じ。
 それ以外のNG集もすごい内容で、美耶子ちゃんは裸になっている方が時間的には長いんじゃないかってくらい。
 あとパンツ越しのワレメとか……わざわざおまたのところに霧吹きをかけて、貼り付くようにしてる。美耶子ちゃんのスジがくっきり! 
 もちろんメッセージビデオではちゃんと服を着ていて、すっごく可愛く語りかけてくれるんだけど。
 ただ、そのメッセージビデオでは美耶子ちゃんはバストアップだけしか映ってないんだけと、顔が赤いんだよね。あと、なんだかいつもモゾモゾしてる。たまに、「あっ」とか「うんっ」とかあえぎ声っぽいものを漏らしたりもする。なんだか……なんだか……映っていないところでエッチなことをしているかのようで。
「全国のおにいちゃんたち、元気ですか? 宇多方美耶子です……やっ、あん」
「美耶子の最近のトピックはぁ……学校で調理実習があったときにぃ……くぅっ、ふぅんっ」
「カレーをみんなで作ったんですけど、美耶子だけルゥの量をまちがえ……きゃんっ、だめ、そこは……監督さん動かさないで」
「水で薄めたらぐちゅぐちゅになっちゃったんで……ぐちゅ、ぐちゅ……って、ああっ! 直接、あてないで」
 ブーンってモーター音が聞こえていたり、周囲でスタッフたちの笑い声が聞こえていたり、なんだか、奇妙な雰囲気なんだけど、目をうるませて、小鼻をふくませている美耶子ちゃんはすごくいやらしくて可愛い……

 そして、ついにその案内が届いたんだ。「プレミアム会員」へのステップアップ案内が。それまで、会費をきっちり払い、オプションサービスのすべてを利用してきた上顧客として認められたんだろう。経済的にはかなりヤバくなっていたけどね。
 そろそろぼくにもわかってきていた。桃山園や撮影スタッフが美耶子ちゃんにしていること。美耶子ちゃんの「演技」の中身が。
 ドキドキしながらぼくはステップアップの手続きをした。
 たくさんの書類が必要だった。身元や勤務先の情報、秘密を守るという誓約書、半年分の会費の前払い(もう金額は書かないけど、美耶子ちゃんに人生を捧げる覚悟がないと払えない額)、そして、専用回線の契約と工事まで。
 プレミアム会員は、会員制ネットテレビの入会手続きも兼ねていたんだ。
 その会員制ネットテレビは、「ロリテレビ」。聞いたことがないと思うけど、これは日本のテレビ局じゃない。なんとかかんとか首長国っていう長い名前の中東の小さな国で、特別な宗教と戒律を守っているところらしい。ウィキにもほとんど情報が載っていなかったけど、「この国では、女性は6歳から結婚することができる。早婚が奨励され、子作りも早くからなされている。15歳以上での結婚や出産はむしろ遅い部類に入る」ってあった。つまり、女の子が6歳から結婚したりSEXしたりできる国なんだ。
 ネットの世界じゃ、コンテンツの表現範囲はサーバが置かれている国の法律に従うのが通例だ。
 だから、「ロリテレビ」は6歳から15歳までの女の子がおもに出演するアダルトコンテンツ満載の放送局だった。
 もっとも、出演しているのはほとんど日本人だけど。スタッフも日本人だし。
 この局では、映画やドラマはもちろん、ニュースもバラエティも全部、可愛い女の子が身体を張っている。
 ニュースの帯番組は「JSニュース」という番組名で、月曜から土曜日まで、1年生から順に6年生までキャスターが日替わりだ。ミニスカ、タンクトップが基本で、たどたどしく原稿を読むキャスターのパンチラや横乳を楽しむことができる。ニュースの内容は小学校でのいろいろな出来事で、他愛ない内容が多いが、本物の小学校にカメラを持ち込んでいるらしく(たぶん教師の中に協力者がいるんだろうけど)、「身体測定」や「プール開き」などの話題の時は盗撮映像つきで報道されるからすごい。話によると、超名門のお嬢様学校も含まれているらしい。
 ニュースキャスターは、かんだりトチったりすると一枚ずつ身につけているものを脱いでいかなくてはならず、たいていの子は放送終了の頃には素っ裸だ。それでも足りない場合は、番組の終わりでエッチなおしおきを受ける。
 自分でアソコを広げて見せる「くぱあ」の刑や、おしりの穴を広げる「アナルくぱあ」の刑はまだいい方で、カメラの前でおしっこする「しーしー」の刑は時間内にできないこともあり、その場合は次週のおしおきがさらにエスカレートする。放送時間中、ずっと裸で、乳首と前後の穴にバイブを装着したままで、原稿を読まないといけないのだ。そうすると、トチリもさらに増えていく……という堂々巡りに陥ってしまう。このまえ、最年少キャスターの織部みゆちゃん(6歳)が「フルコースおしおき」を受けることになり、生放送セックスを披露していた。三人の男がみゆちゃんのおまんこ、おしり、おくちにペニスを突っ込んでいた。みゆちゃんはおまんこは初めてだったみたいけど、途中からは感じていたようで、最後にはイキまくりだった。それからみゆちゃんは味をしめたようで、いつもトチってはおしおきされている。
 バラエティも盛りだくさんで、ふつうのテレビにも出演している子役タレントが大挙登場する。
 CMにもよく出ている女の子が、ノーパンでリンボーダンスをしていたりするからおもしろい。
 予算もかけられていて、セットなんかもふつうのテレビ番組と変わらないか、それ以上だ。
 番組によってはあまりエッチでないものもあるが、有名アイドルのパンツやオッパイはふんだんに見るコトができる。
 「ドッキン! 美少女だらけの大水泳大会」では、写真集やDVDを出してるジュニアアイドルがほぼ一堂に会して、極小ビキニや、透けるアデ○ダス水着を着用してくれていた。水中カメラワークもエッチで、女の子の平泳ぎを執拗に後ろから追いかけたりしていた。極小水着だから、けっこうチラチラ見えたりするのだ。クライマックスの「騎馬戦」では紙製の溶ける水着を着けるので、もう最後はポロリなんてもんじゃない。表のDVDでは水着や体操服どまりの彼女たちも、ロリテレビではバストトップもワレメも惜しげもなく見せてくれる。
 ドラマも力が入っていて、脚本や演出も超一流スタッフ。映像も劇場映画レベルといって過言ではない。少女以外の出演者たちも面のドラマでよく顔を見かける本物だ。あの「マルノも掟」も、「ちゃんと?」裏バージョンがあって、愛田芦菜ちゃんがスジ丸出しであのダンスを踊ってくれたり、アソコをくぱぁさせて犬に舐めさせて可愛く悶えていたりするんだ。
 ――「ロリテレビ」に入って、最初のうちはいろいろな番組を試してみたけど、やっぱり美耶子ちゃんの番組が最高だった。

 まずは「おにいちゃん、だいすき」シリーズの完全ノーカット版だ。これが見たくて見たくてしょうがなかった。あの感動ドラマが、実際はどんな……
 正直、ぼくは半信半疑だった。プレミアム会員になれば、おそらく、美耶子ちゃんのすべてを見ることができるのではないかと思ってはいた。
 おしりやアソコをじっくり見られたら、それだけでも満足していたろう。
 だけどロリテレビは本物だった。
 本当のノーカット版だった。
 ドラマのストーリーはテレビと同じ。でも、見えるシーンはまるで違っていた。
 美耶子ちゃんはきわどいTバック下着をミニスカートの下にはいていて、カメラも意識的にローアングルだから、パンツは丸見え。シャツも濡れ透け状態で乳首が透けてる。それだけでもエッチなのに、共演の亀垣が触りまくる。
 プロレスごっこのシーンはオンエアではふざける二人の姿が俯瞰で映っていたが、実際には亀垣は美耶子ちゃんのパンツに手を突っ込んでいた。
 ワレメをいじられていたのだ。全国放映のシーンで。放映されなかった角度では、美耶子ちゃんのパンツの中で動く亀垣の手の動きがわかった。
 入浴シーンは、完全ヌードだった。ついに念願がかなった瞬間だった。恥ずかしそうにパンツを脱いだ美耶子ちゃんのアソコを見ることができた。きれいなワレメだった。もちろん毛なんて生えてない。
 お風呂場で美耶子ちゃんは亀垣に乳首をいじくりまくられていた。ポッチをつままれて、ぴくんとなる美耶子ちゃんがかわいい。亀垣はオンエアでは見えないように美耶子ちゃんのおまんこもいたずらしていた。
 シーンはどんどん過激になり、小太りの男――桃山園だ――も加わっていた。
 フェラチオ。美耶子ちゃんが亀垣と桃山園のチンポをしゃぶっている。とってもおいしそうにしゃぶっている。
 アイスキャンデーをしゃぶってるみたいだ。
 精液が、アイスミルクのように美耶子ちゃんの顔に塗りたくられる。どうりでドラマで、ミルクが顔にかけられたときに、「冷たい」じゃなくて「あったかい」って、セリフを言った訳だ。あれは美耶子ちゃんのトチリじゃなくて、あたたかい精子をかけられていたからなんだ。
 そしてついに――
 美耶子ちゃんのセックスシーン。
 まさかこんな映像が見られるなんて。うれしいというより、ショックだった。(ロリテレビだから、むしろ当然なんだけど……)
 小学生の美耶子ちゃんのちっちゃなおまんこが広がって、大人のチンポが出たり入ったり。そして、美耶子ちゃんが気持ちよさそうにあえぐ。ついにはお尻にまで挿入されて、前後の穴に中出しフィニッシュ。すごいな。尺はオンエアと全く同じ。全く同じシーンがカメラ角度に変化をつけるだけで全く異なる内容となる。
 美耶子ちゃんのあの迫真の演技はガチSEXのアクメ顔からなっていたのか。
 第二話以降もすごかった。二話では美耶子ちゃんはクリを徹底的に責められ、失禁昇天。第三話ではノーパンで町中ロケ敢行。野外露出放尿のあと、全裸でゴンドラ内SEX。第四話では浣腸プレイ。これがことのほか美耶子ちゃんの壷だったらしくイキまくりで、まともにせりふがしゃべれなかったほど。そういえばこのシーンは地上波では吹き替えになっていた。
 最終回は家族全員でお風呂に入って大団円、って感じだったけど、実際は、父親役の見国蘭太郎や、兄役の亀垣、オダマリジョー、小栗潤(兄は三人いるという設定)たちと美耶子ちゃんの乱交だったんだ。地上波オンエアのときは親子・兄妹での入浴シーンが過激だと騒がれていたくらいなのに――そんなもんじゃない。お湯の中で見えないように、かわるがわる美耶子ちゃんのアソコをいじったり、チンチン入れたりしてたんだ。あの幸せそうな美耶子ちゃんの表情は有名俳優たちにタネつけされていることの歓喜のものだったんだ。
 完全版のいいところはメイキングがついていたことだ。桃山園やプロデューサーが美耶子ちゃんに演技指導をするシーンもあり、第一回では美耶子ちゃんが初めてカメラの前でセックスをするというもの。まだぎこちなく、桃山園に対してもいやいや従っている感じだったが、それでも感じてしまっているところがかわいかった。そして回を重ねるごとに美耶子ちゃんが積極的になっていくのがわかった。
 どんどんいやらしく、そしてきれいになっていく美耶子ちゃんは、その後の作品でも大活躍だった。
 みんな知ってるドラマやCM、映画に全部裏バージョンがあって、美耶子ちゃんは身体を張っていた。あんなに小さな身体で、大人達ばかりの現場で――
 その光景をロリテレビは余さず映し出してくれた。
 ロリテレビには視聴者プレゼントもあった。美耶子ちゃんの使用済みパンツは、絶対ほしかったから、応募チケットを買いまくった。そのかいあって、五回目のプレゼントの時についに当選した。
 ちゃんと放送の中で穿いているところを見せてくれている。それも一瞬はきました、じゃなく、一日たっぷり穿いてくれている。下着越しにオナニーまでしてくれた、特別なものだ。
 美耶子ちゃんのおしっこやエッチ汁がしみこんだパンツ――匂いが薄れないようにジップロックで封印してあるのは言うまでもない。
 ロリテレビは最高だった。美耶子ちゃんだけではなく、日本の有名子役やモデル、ジュニアアイドルの裸が見放題だ。
 ただ、お金がかかりすぎる。その価値は十分あると思いつつも、ぼくは経済的に破綻しつつあった。
 預金は底をつき、借金も重ねた。
「来月の課金には耐えられないかもしれない」
 そんな状態のとき、その案内は届いた。

                          つづく

びっちなおしごと(08) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

    8
 美耶子を前後からサンドイッチする。
 おれのペニスと桃山園のペニスが交互に美耶子の膣に潜り込む。
 競争だ。
 どっちのチンポで美耶子をイカせられるか。
 暗黙の了解でおよそ十回ずつピストンする。
 むろん、おれも桃山園ももっと長くピストンしたい。だが、美耶子のやつがたくみに尻を振って、おかわりする。
 おれのチンポを締め上げたかと思うと、次は桃山園のチンポを受け入れる。
 十回ほど出し入れしておれの番がくる。
 桃山園のチンポが抜けた後の美耶子の膣は一瞬、緩い。それが、きゅううん!と締め上げられるのがたまらない。
「ああああああっ! ゆういちっ! すごぉいいいいっ!」
 美耶子がおめく。
 おれは美耶子のまんこを刺し貫き、子宮まで犯す。生まれてたった十年しか経過していない、初潮前の子宮を大人チンポでかき回す。その中にはさっき出したてのおれの精子と、一発目の桃山園の精子が半分ずつ――
「はぁんっ!」
 美耶子が腰を動かす。ちゅぽん! 音をたてておれのペニスが外れる。待ってましたとばかり、桃山園がバックから美耶子の中に押し込む。ぶぴゅうう! 膣が鳴る。
 こんどは桃山園のターンだ。美耶子の局部を広げながら――カメラに映りやすいように――そして、ガンガン腰を使う。
 十回を超えたが交替が来ない。桃山園が突き続ける。
「うぁっ! あああああんっ! も、ももちーのおっきいいいいっ!」
「でしょぉ? やっぱ、コッチのがいいでしょぉ?」
 美耶子の性器に桃山園のペニスががっちり埋まり、激しく出入りしている。二人の体液が混ざり合い、しぶきになって飛び散る。
「うんっ! いいっ! こ、こっちのが、気持ちいいっ!」
 美耶子が桃山園のチンポを選んだ――おれではなく、桃山園を。
「ひぃいいいんっ! ももちーのぉおお! カリ高おチンポでぇええ……い、いくぅうううううっ!」
 血管が浮き出た太い肉茎が美耶子のまんこをギチギチに埋めて、出たり入ったりしている。大人ペニスだけはビデオ処理されているはずだが――こんな映像が地上波で放送される時代が来ることになるとは――
「ほうら! あんたの大好きな子宮餅つきよ? コネコネしてあげる!」
 ぐぷぅうっ!
 桃山園が根元まで突き入れ美耶子の胎内奥深くまで突き通す。
「あああああああっ! それっ! それ、すきぃいいいいっ!」
 美耶子が白目を剥く。
「おほ! でしょぉ!? あたしが教えたんだから! ほうら、ほら、おおおおおおっ!」
 小刻みに腰を動かす桃山園。結合部からあふれだす本気汁。
「んあああああああっ! いくぅうぅ……っ! いくっ! いくぅうううううっ! も、イッてりゅうううううううっ!」
 美耶子の本気アクメ。ここまでイキまくっている表情は、おれでさえ初めて見る――
 じょぼっ! 美耶子が尿を漏らす。
 止まらない。
 桃山園に突かれるたびに、尿道孔からしぶきが出る。
「おほっ!? 美耶子、あんた、彼氏にしょんべんかけながらイッてるの?」
 なおも美耶子の子宮直責めを続ける桃山園が笑う。
「ゃ、あああああああっ! ゆ、ゆうういちぃいいいいいっ!」
 美耶子がおれを見る。泣きそうな――いや、もう泣いている――顔で、おれを見ながら――桃山園のペニスを子宮に受け入れながら、イキ続けている。
「き、気持ちいいのおおおおおおっ! ももちーのおチンポっ! おまんこがぁ……もお、ももちーのおチンポの形になってるのおおおおおっ!」
「美耶子……」
「ごめ……ごめ……だよぉ……でも……もおお……あああああああっ!」
 桃山園がさらに突く。10歳平均よりも小さな美耶子の身体がのけぞる。
「出すわよ!? いつもやってるみたいに! あんたのいちばん奥でどばどば出してあげる!」
「あああああっ! 出してっ! ももちーっ! 美耶子の子供まんこにせーしかけて! タネ付けしてぇえ!」
 美耶子、絶叫。尿がぷしゃあ、とスプレイのように飛び散る。
「出すわよ! 今日、二発目……っ!」
「あああああっ! きてるっ! 子宮に精液かけられてるっ!」
 びゅばっ! びゅっびゅっ!
 美耶子の子宮内で、音が聞こえるくらいの勢いで、桃山園が射精しているのがわかる。
 どろどろの精液が、美耶子の子供子宮の内壁にぶち当たり、生殖細胞を胎内に満たしていく。
「あああああっ! あーっ! あああーっ! っっく! っ!」
 びくんびくん震える美耶子。排卵していれば300%妊娠決定だ。
「ふふ、二回目だけど、さっきよりいっぱい出たわ」
 笑いつつ、ペニスを抜く桃山園。カメラをその部分に近づけることを忘れてはいない。
 桃山園が抜いた肉穴からは、胎内におさまりきらなかった桃山園の粘性の高い精液がこぼれ出す。
 そのドアップ映像が、この瞬間もテレビの視聴者のもとに送られているのだ。
 また、映像編集されて、ビデオソフトにもなるのだろう。同級生にレイプされる美耶子の映像を地上波に流した男なのだ、こいつは。
「はい、あいたわ、どうぞ」
 桃山園はぬけぬけという。
 美耶子はあまりの快感に抜け殻のようになっている。おれにぐったりもたれかかり、よだれをたらして喜悦の境地だ。
 くそっ! このまま終わってたまるか。
「美耶子! 次はおれの番だ!」
 美耶子の尻をかかえ、引きつける。
 膣に挿入する。
 ぬぷっ!
 桃山園の精液に満たされた膣の感触。
「あっ! ゆ、ゆういち……っ!」
 のけぞる美耶子。意識が戻ったか。
「ごめ……ごめんだよう、ゆういち……」
 泣いている。
 美耶子。おれの美耶子。
「いいよ、しょうがないよ」
 それが女優だ。
 おれが愛した少女は、女優なのだ。
 愛してる。
 美耶子とキスする。ほかの男の味のするキス。
 でも、美耶子の舌はいつだって、ちっちゃくてかわいい。
 必死で舌を動かす美耶子。いとおしい。
 ペニスを子宮に入れる。雁首が締めつけられる。
 子宮の中にたまった桃山園の精液を掻き出す。
 くそ。量が多すぎる。
 掻きだしても、掻きだしても、後から後から白濁液がでてきやがる。
 中年のくせに、なんて精力だ。
 それに、粘度が凄い。どろっどろの粘塊が美耶子の膣いっぱいにつまっている。
 くやしいが、量も濃さも負けている。
 だが、それをペニスでかきだしているうちに性感が高まってきた。
 衝き上げてくる。
 おれも、射精したい。
 美耶子の10歳まんこのいちばん奥に。子宮に直接ナマがけしたい。
「あひっ! あひぃんッ! ゆ、ゆういちの、ゆういちのおチンポ、すご……っ! いままででいちばん……っ!」
 おれのペニスの変化に気づいたのか、美耶子がいい声で鳴く。
「あら、鬼勃起してるじゃない。あんた、めちゃくちゃ興奮してるのね」
 ハンディカメラで撮影しながら桃山園が言う。
 こいつは10歳の少女を大人ふたりがかりで犯しているシーンを今もテレビに垂れ流していやがるのだ。
 いくら今のテレビコード上ではセーフとはいえ、大センセーションになることは間違いない。
 だが、そんなことはもうどうでもいい。
 おれはこの瞬間、愛する女の性器に自分の子種をぶちこむことしか考えられない――
 美耶子のまんこはキューキュー締めつけて来る。
 女優になってから、いったい何人の男のペニスを咥えてきたんだろう。
 たぶん、日本でいちばん経験値の高いビッチなJSだ。
 だが、美耶子と初めてしたのはおれだ。
 初めてから、五十回目くらいまでは、おれとだけセックスしていた。
 10歳のまっさらまんこに道を作ったのはおれのチンポだ。
 それだけが、おれの自慢だ。
 美耶子が仕事で誰とセックスしても――
 初潮前をいいことに、毎回中出しされていても――
 最近は同級生と遊びでセックスしていたとしても――
 かまわない。
 本当はいやだけど――


「はい、カーット!」
 桃山園の声が鳴り響いた。
 現場の空気が緩む。
 女性ADがバスタオルで美耶子の身体を包む。
 おれはベッドに突っ伏して荒い息をしていた。今まで気づかなかったライトの熱が肌に刺さる。
「おかげでいい絵が撮れたわ。生放送番宣の反響もすごかったし、もう、ドラマの視聴率も今期トップまちがいなしね。ま、ちょっとシナリオ直さなきゃならなくなったけど」
 桃山園がフルチンのまま、うなずく。
「あんたがいると美耶子の反応が良いのよね。これからも頼むわ――マネージャーさん、いや、美耶子専用バイブ――かしら?」

 どうやら、おれの新しい立ち位置が決まったようだ。

     「びっちなおしごと」 おわり

びっちなおしごと(07) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

     7

 CMに入る。慌ただしくスタッフが美耶子に群がり、次のシーンの準備をおこなう。
 顔や胸元、股間をタオルで清める。シャワーを浴びる時間はない。
 桃山園はフルチンのまま、スタッフにこの後の展開の指示を出している。
「シナリオ変えちゃったから、あとは時間いっぱいアドリブよ。もうここまできたらやりっ放しで終わるしかないわね」
 言いつつ、桃山園の股間は垂れ下がっている。あれだけ大量に射精した後だ。すぐには回復しない。
「しかたないわね、スタッフの中で、美耶子とやりたいってのがいればやらせてあげるわ。どう?」
 男性スタッフがざわっとなり、たちまち数人が立候補する。美耶子がスタジオ入りしたときにチヤホヤしてきたやつらだ。
「おれがやりますよ」
「いや、ここはおれが!」
 大人気子役アイドルとセックスできるチャンスはそうはない。
「子供と性行為」することは日常世界では「もちろん」違法だ。美耶子の年齢の場合、本人の同意があってさえ強姦の罪になる。
 刑法は変わりなく厳格だ。
 だからおれも美耶子とそういう関係にあることはおおっぴらにはできない。
 今の日本の芸能界、そしてテレビや映画の基準だけが、突出しているのだ。
 たとえば、AV(アダルトビデオ)を例にとればわかりやすいかもしれない。
 AVではレイプや痴漢行為、盗撮などの趣向がある。
 それらはいずれも犯罪だが、AVでは許容される。
 なぜといって、それは「芝居」であり、「虚構」なのだから、あたりまえだ。
 だが、芝居の中で実際にセックスはおこなっている。「本物」に勝る「演技」は存在しないからだ。本当に性行為をおこないつつ、かつ、それ自体が演技であるという二重構造が、AVを飛躍的に進化させた。
 日常に転がっているセックスより、はるかに気持ちの良いセックス。現実にはおこなえないさまざまな趣向をこらしたセックス。それがAVという表現形式によって顕現する。
 現実では子供とセックスすることはありえない。それはおぞましく、異常な行為だ。子供の意志をゆがめて、その性を搾取してはならない。
 だが、純化した「虚構」の世界なら、それが許される。それは、より高次元の愛の描写になりうる――かもしれない。
 日本のテレビは、AVに先んじてその表現に行き着いてしまった。
 だから、テレビとそれに付随する映像メディアにおいてだけ、初潮前の子供との行為が――生殖につながらないという理由で――容認されているのだ。
 むろん、基準は時代とともに変わる。十年後はどうなっているかわからない。あるいは一年もたないかもしれない。
 だが、今は――この瞬間は――
「ああ、もうめんどくさいわね。全員でやっちゃう? 五人くらいで輪姦しちゃってみようか? シナリオもかえなきゃだけど、夢オチにしちゃえばいっか。毎週、冒頭で美耶子が輪姦される夢を見て、ベッドから落ちて、てへぺろな感じで始めるようにすれば――」
 桃山園がとんでもないことを言い出す。
 こいつならやりかねない――いや、やるだろう。熟慮熟考とは無縁、脊髄反射ですべてを決める男だ。
 スタッフたちがニヤニヤ笑いながらベルトに手をかける。


「や……」
 ベッドの上でお色直し中の美耶子が言う。
「ぃやだよ……そんな……ゆういちが……いるのに……」
 おれを見ている。アーモンド型の大きな瞳がおれを射貫く。
「ゆういちがいい……ゆういちがいいよ」
「お姫様のご指名だけど、どうする?」
 ニヤニヤと笑いながら桃山園が言う。
「もうCM明けよ。いやなら、ここにいるスタッフたちにやらせるけど?」
 ADたちはすでに股間をふくらませている。ガタイのいい男たちばかりだ。しかも下っ端とはいえ業界人然としていて、垢抜けているし、いかにもモテそうだ。だいたいこいつら、ふだんから駆け出しタレントやアイドルの卵を食いまくっているのだ。
「ゆういち……いや?」
 美耶子がすがるような目をする。
 ああ、もう、ちくしょう!
 やりてーに決まってる。
 目の前で見せつけられたんだぞ。
 しかも、このまま放置すれば、ADたちに輪姦されるところも見せつけられることになる。
「わかったよ……」
 おれはつぶやいた。
「ん? なんていったのーぅ? きっこえなーい」
 わざとらしく掌を耳元に立てる桃山園。
「やるって言ったんだよ!」
 おれはわめいた。
「CMあけまーす! 10秒前!」
 カウントダウンが始まる。


「ああああああ!」
 おれはおめきながら、桃山園の精液でぬるんぬるんの美耶子の性器にペニスをぶち込む。
「掻き出してやる! こんなの全部っ!」
 激しくペニスを出し入れする。カリの部分で膣壁にこびりついた別の牡の精子をこそぎ落とす。
「ああああっ! ゆういちっ! すごぉ……っ!」
 美耶子がおれにしがみついてくる。
 締めつけてくる。
 すごい圧力だ。こんな――子供の膣なのに、ヒダがからみついて――
「ね、あたし、すごいでしょ? う、うまくなったでしょ?」
 美耶子が熱っぽい目でおれを見つめる。
 白い肌が紅潮し、興奮の極みだ。
 おれもだ。
 桃山園にさんざん犯された美耶子を抱きながら、恐ろしいまでに昂ぶっている。
 他人の精液の匂いにまみれた美耶子――憎しみを覚えるほどに愛おしい。
「こんなことも、できるんだよ……っ」
 自ら動いて、おれの上にまたがる。
 ぬるんっ! 膣内に迎え入れると、美耶子はそのまま体重を使って肉棒を奥に導く。
「お、あああああああっ!」
 強烈な快感がおれを襲う。
 亀頭が吸われる。チュウチュウと吸いたてられる。
「お、おまんこの奥で――その奥で――おにいちゃんのを気持ちよくしてあげる――よぉおおっ!」
 美耶子のやつ、子宮口で、子宮の内壁で、おれのペニスを舐めしゃぶっているのだ。風俗嬢にフェラチオされているような――それよりもはるかに強烈な快感。
「まじかよ……! 気持ちよすぎる……っ! こんなワザ、いったい、いつの間に……!?」
「いっぱい、いっぱい、教えてもらったからっ! おにいちゃんのために、あたし、がんばったから!」
 美耶子が小尻を上下させながら一生懸命の声をあげる。視聴者にはその声はどう届いているのか。
「おほっ、それ、すごいでしょ? 小学生でそれができるの、美耶子くらいじゃない? おちょぼ口を越えたら天国がまってるわよ?」
 監督の立ち位置に戻った桃山園が笑う。
「教えたあたしでも1分もたないくらいよ?」
 桃山園が――
「エッチじゃないわよ、あくまで演技指導、仕事よ、仕事」
「おにいちゃん……っ! 気持ちいい? あたしのおまんこ……気持ちいぃ!?」
 小さな裸身を汗で光らせ、くいくい腰を振りたくり、美耶子が訊いてくる。
 こんな――桃山園に仕込まれた技なんて――
 くぽっ! くぽっ!
 吸われる――! 奥まで!
 きゅぽっ!
 亀頭が吸い込まれさらに熱い何かに包まれる。カリの部分が締めつけられる。
 だめだ、くやしいけど、気持ちよすぎる……! ぜんぶ、吸い出される!
「どう? みやこのおまんこきもちいいっ!? しきゅうのなかで、おにいちゃんのチンポがっ! ぎゅんぎゅんって……ッ! あっ! あっ! あああああっ!」
 がまんできるか、こんなの!
「気持ちいいっ! 美耶子のおまんこ、最高に気持ちいいいいっ! 出る、出るぞぉおお!」
 おれは射精していた。美耶子の子供サイズの子宮――最も神聖な場所に――
 身体の何割かが弾け、吸い上げられる――そんな感覚。尿道を熱い塊が駆け上がり、高圧の射精が長時間続く。
「――ちょ、あんた、おまんこって言っちゃあダメでしょ……」
 桃山園が天をあおぐ。大人の卑語は放送コードにかかるらしい――
「ま、いいか……ピー乗せるし」
 桃山園は呆れたように肩をすくめつつ、
「オンエア残り、ちょっとだけあるわね。じゃあ、あたしも参加しようかしら」
 半立ちペニスを擦りながらベッドに乗ってくる。
 お、おいおい、まさか……
「ラストは3Pで締めるわ。いまさら降りるなんていわないでしょうね?」
 ニタニタと笑いかけてくる。
 くそっ! こうなったら、もうヤケクソだ!
 まさか、桃山園と二人がかりで美耶子とセックスすることになるなんて――
 だが、もう止まらない。

     つづく

びっちなおしごと(06) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

    6

 わずかな時間差をおいての生放送だ。
 反響がほぼリアルタイムでつたわってくる。
 おれはスタジオの隅で呆然としていたが、スタッフの慌ただしさから、それがわかる。
「もの凄い反響です! 電話鳴りっぱなし! 賛否は9対1で苦情ですが、ネットではまったく逆です!」
「バーチャル視聴率(ネットの実況スレの反応から視聴率を類推する技法・的中率95%以上)で30パー超えです! この局ではこのクール最高です!」
「総務省から問い合わせありました。子役の同意書を提出しろって話ですけど――型どおりのヤツですね!」
「放送前からドラマのblu-rayボックスの予約が殺到してるそうです! 過去最高のペースだと!」
 子供の生SEXがテレビ的に受け入れられている。いくら何でもそんなはずは――
「あああっ! 入ってる! おまんこに、先生のオチンチン、おっきいの、入ってるぅ!」
 スタジオに美耶子の声が響く。
 ライトに照らされながら、ベッドの上で、代役の桃山園に後ろから抱きすくめられ、ペニスを入れられている。桃山園がヘコヘコ腰を使っている。黒く塗られた極太ペニスが美耶子の狭隘な膣に押し入り、出たり入ったりを繰り返す。
「ああっ! ぐちゅぐちゅって! おまんこをおっきいオチンチンでかきまぜられて……っ! おまんこ! おまんこ、すご……すごいよぉ……!」
 従来ならば放送禁止のワードを連呼する美耶子。
「いいわよ、美耶子! あんたの『ピー(まんこ)』、キツキツで、今日もいい味してるわ!」
 桃山園のセリフには『ピー』が入る。大人がその言葉を使うのは現在もNGだ。しかし、子供ならばお咎めなし――それも現在のルールだ。子供は伸び伸びと、言いたいことを口にしてOK,というのが、現在のゆとり教育なのだ。
「あ、あああ、あっ! 奥まで……奥はキツイよぅ!」
 桃山園のペニスは、直径は太いが、決して長竿ではない。それでも、美耶子の子供サイズの膣だとすぐに天井に届いてしまうのだ。
「なにいってるの! あんた、自分で奥までキュッキュ締めてきてるの、自覚してないの?」
 この予告編では、すでに監督による演技指導、というネタばらしをしているので、桃山園も平気で声を出している。
 オンエア中の画面ではテロップで、「天才子役・美耶子ちゃん、監督とベッドシーンの練習中!」と出ている。
 きらきらピンクに映像処理された桃山園のペニス――実際には塗料を塗っただけの生ペニスが、美耶子の子供穴に出たり入ったり――結合部からあふれる愛液のジュースが白く泡だって、美耶子のアヌスのくぼみまで濡らしていく。
「うぅ! オチンチン……気持ちいい……っ! おまんこの奥が……あついよ……っ! ふわわっ! あああああっ!」
 美耶子がいきそうだ。演技ではない。
「も、もう少し、がまんするのよ! あ、あたしもそいろそろ、出そうだからね!」
 ピストン運動のピッチをあげる桃山園。
「ああっ! あああっ! イッ……いっちゃう!? それ、すぐイッちゃうよおっ!」
 テロップが『いよいよ発射!? 続きはCMの後……!』と変わり、CMに入る。


 CM中も撮影は続く。
 桃山園が体位をかえる。
 美耶子の上に覆い被さり、ゆっくりと腰をつかう。
 いつの間にかハンドカメラを手にして、ハメ撮り体勢だ。
 美耶子があえぐ表情を撮り、さらに結合部を接写。完全にAVのカメラワークだ。ただし、オンエアは土曜日の昼下がりである。
「ああああ……ももちー……あたし……もお……だめ、かも」
「なにいってんの。いま、カメラはライブに切り替えてんのよ。CMあけにクライマックスもってこなくちゃでしょ?」
「で……でも……ぉ……テレビの生放送でセックスって、イキ時がむずかしいよぅ……」
「なにいってんの、これから、毎週、ドラマのクライマックスは生放送すんのよ? 9時45分になったらイケるようになりなさい」
 水戸黄門の印籠かよ。
「は……はぃい、が、がんばりゅ……」
 桃山園のペニスで子宮を突かれながら、美耶子はけなげにうなずく。
「CMあけです! ここから生放送です!」
 ADが叫ぶ。
「よおし、いくわよお! カメラ! 美耶子のまんこにあたしが出すとこ、しっかり撮るのよ! テレビ業界初の、小学生への生中出しなんだから!」
 カメラマンが潜り込んでいく。桃山園と美耶子の肉の会合点に、むけて。
「CMあけました!」
「いっくわよおおおおおお!」
 桃山園が高速ピストン。
 テレビ画面は、地デジなので圧縮・展開で2~3秒のズレはどうしても出る。
 テロップが、「天才子役・宇多方美耶子(10) ついに生・中出し!」に変わる。
 桃山園のペニスの塗料がなかばはげて、画像処理が甘く――というか、ほぼペニス全露出で、美耶子の性器の奥に叩き込まれる。
 美耶子の声が裏返る。
「いくぅっ! いっちゃううううううっ!」
 ビクンビクン震える美耶子。その広げられた股間に突き刺さった大人チンポがビュクビュク痙攣する。
「で、出てるわよ、美耶子の中! しっかり亜鉛とってるから、濃いわよお……っ」
 今のテレビコードでは、初潮前の少女への中出しはセックスとみなされない――だから、普通に放送される。
 実際、放送されていた。
「いくぅ! いくいくいくっ! ああああーっ! ももちーのオチンポが、中で熱いの、ビュッビュッしてるううううっ!」
 ちゅぽん、ペニスが抜かれる。
 広がった桃色の子供粘膜がぽっかり穴をあけ、そこから、ゼリーのようにとどろった白濁精液がこぼれおちる――
 おそらく、世界で初めてテレビの電波に乗ったシーンだろう。
 それでも、生殖の可能性のない美耶子相手の場合、あくまで、排泄行為であって、性行為ではない――

        つづく

びっちなおしごと(05) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

     5

「できない? できないってどういうこと?」
 苛立ったように桃山園が言う。
 撮影はインターバルに入っていた。
 美耶子は楽屋に戻った。シャワーとメイクのやり直しも含めて、わずかばかりの休憩だ。
 今はCMと用意された番宣映像が流されている。5分の先行時間を別にしても、撮影再開まで10分もない。
 台本では、第一話のクライマックス、亀有と美耶子のセックスシーンの「さわり」を演じることになっていた。もちろん、直前までおれはそれを知らず、知った瞬間、「NO!」と叫んだのだ。
「いくらなんでも、そんなの生で流すとか、正気の沙汰じゃない! そ、それに、ほ、本当にテレビドラマでセ……セックスシーンを撮るつもりなのか!? 美耶子は10歳なんだぞ!」
「はっ、なにを今更」
 桃山園が肩をすくめる。
「これまでのドラマでも、さんざんヤッてきたことでしょ? て、ゆーか、今どき、子役のセックスシーンって珍しい?」
 珍しいわ!とツッコみたいところだが、実際は桃山園の言うとおりだ。局部さえ映らなければ法的なおとがめナシで、視聴率はガッツリ取れるということが桃山園の所業で知れ渡ることになり、今や子役は脱げるだけでなく、濡れ場OKでないと成立しないくらいになっている。
 その先駆者も、美耶子、なのだが。
 はじまりは「おにいちゃん、大好き!」第一シーズンだ。この連続ドラマで、美耶子はヌードになり、さらに撮影時、スタッフやキャストと性行為におよんだ。最初は半ばレイプのようなものだったらしいが、美耶子のホンバン行為を巧みに編集した桃山園は、ドラマを大ヒットさせ、DVD、blu-rayのボックスセットや会員制ビデオ配信サイトでタネあかしをしていった。
 それがさらにヒットを加速させ、シーズン2が制作決定。シーズン2ではアナル描写や放尿、布越しの性器接写などが話題を呼び、放送コードを破壊しながらさらにヒットは拡大していった。くわえて、美耶子とその同級生をターゲットにしたどっきり番組がちょっとした社会現象になり、「子供の性は文化だから放送してもOK」という風潮ができてしまった。
 各局が競うように子役を脱がし、子役も自ら脱ぎ始めたのもその流れの中での話だ。
 倫理の物差しは時代とともに変わる。
 司法上、満13歳未満の子供の裸はわいせつではないという最高裁判例も出て(「この世界」での話だ)、放送コードの範囲内であれば、実際には子役とセックスしていようが問題なしとなっていたのだ。
 いまや、アイドルも、子役も、13歳未満のうちに脱がないと売れないと言われている。男の役者も、子供相手にホンバンができないと仕事がないと言われているのだ。市役所広司でさえ、今回のドラマにアサインされているということは、そういうことなのだ。
 そんなことは知ってる。美耶子が仕事でいろいろな男優とカラミを演じていることも知らないわけはない。
 それでも、おれは、おれ自身は、自ら美耶子とカメラの前でセックスすることは――できない。
「監督! CMあけます! やばいです! ストックのVもあと1分しかありません!」
 ADの切迫した声。
「時間ないのよ! 美耶子はもうスタンバってる! おにいちゃんと初めて結ばれるシーンだから超はりきってるのよ!」
 桃山園が甲高く怒鳴る。
 それでも――おれは――
 桃山園が深く溜息をつく。
「……しょせんは素人ね。見誤ってたわ」
 小声でつぶやく。バカにしたように。
「ま、知ってたけど」
 そう嘯くと
「シナリオ変えるわよ! 市役所との濡れ場に変更するわ!」
 現場がどよめく。
「第一話の構成を変えるの。亀有くん演じるおにいちゃんの自転車のタイヤがパンクして、一足先に市役所さんの担任が家に到着するの。おにいちゃんだと思って出迎えた美耶子を、担任教師が――」
 ――犯すの。
 桃山園がニタリと嗤う。
 全国ネットで。
 美耶子のレイプシーンが流されてしまう――


 その変更を伝えられた美耶子はただ一言
「わかりました」
 と答えた――と後から聞いた。


 おれの目の前で、美耶子と桃山園がセックスしている。
 いや、演技のはずだ。
 熱にうかされた小学生の女の子と、見舞いに来た担任教師。
 塗り薬を塗り込み――少女がお漏らしをし、パンツを穿きかえさせ、肛門で熱をはかる――そこまでのはずだった。その後、兄が担任教師を追い出し、二人だけの甘い時を過ごす――はずが、兄は再び外出し、その隙に担任教師が戻ってきて――
 言葉巧みにヒロインを誘惑し、子供らしい無知につけこんで、兄の愛撫ですでにとろとろになった ヴァギナに――
 中年ペニスをナマ挿入する。
 セックスシーンでは、桃山園の性器は映せない。大人の性器はわいせつだからだ。
 だから、ワイプでビデオ的に処理される。
 そのために桃山園のペニスには塗料が塗られている。その塗料の部分を黒いのっぺりしたモノに置き換える。
 だが、美耶子の性器はばっちり映っている。
 大人ペニスで広げられたヴァギナがハイビジョンで撮影される。
 初潮前の子供のまんこは性器扱いをされない――それが桃山園の主張だった。だったら、映しても問題ないんじゃない?
 その穴にいくら精液を流し込んでも赤ちゃんはできない。
 だから、それはたんなる排泄だ。
 便所のようなものだ。
 モザイクをかける必要などない。
 そう、桃山園は結論づけた。
 もちろん、これは業界初の試みだ。
 これまではさすがに子供とはいえ性器をもろに映すことはしなかった。
 今回の番宣でも、ここまでは性器は隠していた。
 だが、それは伏線だった。ライバルを突き放すための。
 このドラマでは、子供の性器を完全露出する――それがウリなのだ。
 ちゃんと台本を読み込んでいればそれに気づけたはずなのに――もう後の祭りだ。
 結果、美耶子の性器は大開きされ、穴の奥まで映されている。
 これはこれでセンセーションだろう。
 10歳の女性器の全国放送だ。
 今回のドラマの最大のウリは、子役のガチセックスシーンをお茶の間に――。
 小学生の乳首やアヌスで喜んでいた視聴者がどう反応するか――それもこのナマ番宣でわかる。
「あっ! はっ! あああっ、先生っ!」
 美耶子が叫ぶ。
 全裸で、ベッドの上で、脚を開かされた状態だ。
 桃山園は、結合部をこれ見よがしにカメラにさらすようにして、ペニスを出入りさせる。
 くどいようだが、桃山園のペニス以外は、すべてテレビ放送される。
 桃山園のペニスだけ、黒いシルエットになっているが、それがペニスであることは間違いなく伝わるだろう。
 どういう基準か、陰嚢はスルーで映っている。
 美耶子のアップと、結合部を交互に映す。まるで、「CGじゃないよ、リアルだよ」と宣言するかのようだ。
 桃山園は、挿入しながら、美耶子のクリトリスを刺激する。
「あんっ! はああっ! いひぃっ!」
 さすがに地上波で、ここまであからさまに小学生女児のセックスシーンを映したのは初めてだろう。
 隠れているのは桃山園のペニスの茎の部分だけで、それ以外は完全にノーカットだ。
 ズポズポとペニスが出入りする膣穴までハーフHD画質で(地上波なので)撮られている。
 それでも恐ろしいのは芸能界。この放送の翌日には、子役少女の生セックスシーンがいくつもの番組で流されることになるだろう。
 誰かがブレークスルーすれば、ただちにフォロワーが現れる。
 追随してくる。カリスマを追って。
 そう。宇多方美耶子は今やカリスマなのだ。
 13歳未満の子役のヌードやセックスシーンをあたりまえにしてしまった。
 そういう時代なのだ。そして、その時代の最先端に美耶子はいる。
 四十男のペニスに貫かれ、喜悦に震える10歳児として――

   つづく

びっちなおしごと(04) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

    4

 おいおい。
 台本には美耶子の性器を広げて、中身まで見せつけるように書いてあるぞ。
 正気か?
 地上波なんだぞ。普通に放送事故だろ、これ。
「大丈夫よ。あんたの肩が隠すように撮るから。そもそも代役のあんたの顔を撮るわけにはいかないからね」
 たしかにその通りだ。
 代役のおれの顔を撮らないようにするにはおれの背中越しに撮るしかない。
 それであれば、美耶子の性器もカメラから隠すことができるだろう。
「ゆ……ういち……」
 うるんだ瞳で見上げられると正直辛い。
 股間が張り詰める。
 美耶子は、おしっこと愛液に濡れたパンツを自分で脱いでいた。カメラに映らない角度を知り尽くした手慣れた様子で。
 さすがに恥ずかしいのか――いや、演技だ――顔を赤らめて顔をそむける。
 おれは、美耶子の脚を広げさせる。
 真っ白な内股が目に飛び込んでくる。何回、何十回、いやそれ以上見ていても慣れない。美しすぎる、10歳のあそこ。
 白い谷間に薄紅色の陰裂が縦に走る。
 発毛の兆しさえない10歳のつるまんこだ。
 わずかに陰唇が飛び出しているのがいやらしい。
「あ……ん」
 おれの指がクリトリスの包皮を剥いたときに美耶子が漏らした声。
 ひくんっと腰がはねたために、一瞬、美耶子の性器がカメラに捉えられたかもしれない。
 だとしたら放送事故だ。
 だが、始末書を書くのは雇われプロデューサーだ。
 おれはおれで、亀有の行動を台本に沿ってレースせねばならない。
 これは仕事だ。おれのミスは美耶子の失敗となる。美耶子の女優としての経歴に傷はつけられない。
 おれは、美耶子の性器を左右に広げた。
 くぱあ、と美耶子の性器が口を広げる。
 カメラマンがおれのすぐ背後にかぶさってくる。お、おい、それだとおれの手元も映るだろ!?
『監督、具、映ってますけど――』
 モニターチェックしているらしいADが報告しているのが、つけているインカムから聞こえてくる。
『あ、じゃあ、そこ、さっき撮った桜貝と小薔薇の映像と差し替えて』
『あ、はーい』
 なんだそれ。
 ともかく、美耶子のモロ性器が全国放送されずにすんだことにホッとする。
 ええと、この先の段取りは……

 亀有は、熱にうかされた美耶子の性器を指で愛撫――
 マジかよ。地上波ドラマだろ、これ。
 このシーンの撮影はあしただっけ。亀有にもまんこいじられるのかよ、おれの美耶子が――
「きょ……今日は……ゆういちがして……」
 美耶子の必死の声。
 目が合う。
 どきりとするほど真面目で思い詰めた表情。いつも思う。女優のときの美耶子は、いつものお馬鹿でワガママな美耶子とは違う生き物だ。一瞬にして脱皮した蝶のようだ。
「お……ああ」
 圧倒されながらうなずき、美耶子の性器に指を――
 くちゅ。
 おあっ、もう濡れ濡れじゃねーか! す、吸われる!?
 おれの中指が美耶子の膣に飲まれていく。ヒダを指に感じる。熱くて狭い美耶子のだいじなところ。何万、いやそれ以上のファンたちが想像してやまぬ桃源郷。
 おれはこの奥まで知ってる。それが誇らしい。恋人の特権だ。
 子供なのに、小学生なのに、美耶子のまんこはこんなにイヤらしい。
 それを視聴者に伝えるのが、今のおれの仕事――なんという苦痛と矛盾に満ちた仕事だろう。
『なにしてるの? 時間ないのよ!? はやく美耶子をイカせなさい!』
 インカムから桃山園の指示が聞こえてくる。
「い、いかせるって、いま!?」
 台本にはそこまで書いていなかったぞ。
『ノリよ! つーか、さっきあたしがイカせたのにあんたがイカせなかったら、市役所より亀有がヘタってことになるでしょ? それだと困るのよ、事務所的にも!』
 そんなの知るか!
 でも、むかつく!
「ゆういち、いつもみたいに、して」
 美耶子が甘い声を出す。
 いつも――最近はすっかりご無沙汰だが、美耶子を開発したのはおれだ。それだけは譲れない。
 おれは美耶子の中で指をくねらせる。ヒダをかきながら、クリトリスを表と裏から――
「あっ、あっ、おにいちゃん、それ……っ! それ……やっぱ、いちばん気持ちいいっ!」
 美耶子が一気に快楽のステージを駆け上がる。初めてのころ、ペニスがなかなか入らなかったときに、指で美耶子を愉しませるために使ったテクニックだ。美耶子はクリトリスが敏感すぎたために直接愛撫だと痛がった。だから、裏から――膣側からも刺激するようにしたのだ。そうやって性感を持ち上げてやってから包皮を剥いて責めてやると面白いようにイッた。
「あっ! ああっ! あああああっ! あーっ! あーっ! いっ……くっ!」
 テレビ的にはいささかヤバイ表情と声。指マンされているそのものズバリは映っていなくても、容易に想像できるシチュエーションだ。
 だが、今回のドラマでは、セックスしていることを隠さない。映さないが、設定上も美耶子は兄と担任教師と性行為をする、というシナリオなのだ。
 そのリアルさは、この予告編ではっきり伝わるだろう。
 センセーションを巻き起こすことは確実だ。
 なんてことだ――おれは、いちばん好きな女の子を、いったいどうしたいんだろう……
 おれは、イキながらおれにしがみついてくる美耶子の髪をなでながら――美耶子のイキ顔はアップで撮られ続けている――泣きそうになっていた。

         つづく
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