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美耶子のバレンタイン大作戦 ~2日目~ (2) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

      美耶子のバレンタイン大作戦
            ~2日目~

               2 

 と、いうわけで。
 札幌市内、午後六時。
「バレンタイン記念、美耶子とおにいちゃんのファンミーティング、いん、さっぽろー!」
 きわどいマイクロビキニだけを着用した美耶子がカメラに向かって元気な声をあげると、背後にいたおよそ十人ものパンいちの男たちが「うおおおお」とか奇声をあげる。
 ここは、すすきのにあるラブホテルのVIPルームだ。十人以上が入れて撮影可能な場所を探して、なんとか交渉したのだ。
 当選者たちへの連絡も厄介だったが、札幌市内在住者がほとんどだったのと、来れなかったら当選取り消しの脅しが効いたのか全員集めることができた。
 それぞれ顔出はNGなので、当選者たちは全員、目出し帽着用だ。
 その男たちがブリーフやトランクスのみのパンツいっちょの格好で、マイクロビキニの少女(小学四年生)を取り囲んでいるのだから、もはや犯罪臭しかしない。
 さすがに地上波ならアウトだろうが、ロリTVはガチだから、これもそのまま無修正で放送される。
 というか、このパートは桃山園の発案で生配信だ。
 まったく思いつきだけで生きている男である。
 もともとこの企画は、一日かけて撮影した素材をネット経由で本社に送って、翌日の夜に配信していく予定だった。つまり一日ごとに撮った素材で放送する必要があったために、初日のスローペースに桃山園が苦言をていしたわけだ。(それを考えれば、昨夜深夜まで美耶子を離さなかったのは放送用の撮れ高を増やすためだったのか……)
 その予定をあっさり覆し、まず6時から生特番、「ファンミーティング・イン・サッポロ」を配信し、その流れで第一回の放送につなげることにしたのだ。
 ロリTVの編成担当者は顔面蒼白になったろうが、そこはドル箱女優・美耶子の番組であるし、桃山園もこの業界ではいちおう大物ということになっている。それにネットTVが地上波と違うところは、流す番組はチャンネル数に縛られない。
 問題があるとすれば告知が行き届くかどうかだが、その点、美耶子のツイッターのフォロワーは全世界に数百万人いる。美耶子が「おにいちゃん、みてね」とつぶやけばオールオッケーだ。
 放送機材と回線は、札幌のロリTVの協力会社に頼んで揃えてもらったが、カメラは桃山園がコントロールする固定カメラ2台と、おれの手持ちカメラだけだ。これで全世界にリアルタイム配信しようってんだから、桃山園は狂人か天才のいずれかだろう。そして、どっちに転んでも変態なのは変わらない。
「今晩から放送開始する『美耶子のバレンタイン大作戦』、おにいちゃんたち予約はオッケーですかー?」
 マイクロビキニの美耶子が可愛くグーを突き上げるのにあわせて、おおおー、と鬨の声をあげるパンいち目出し帽軍団。
 配信中の画面をPCでモニターすると、画面内でも「うぉおおーい」とか「予約済みなりー」などの書き込みがものすごい。英語や中国語、ハングル、謎の言語もある。
 予約というのは、有料番組の配信予約のことだ。この一本だけで、億単位のカネが動く。

「じゃあ、今日から始まる、バレンタイン大作戦のルールを説明しまーす!」
 美耶子がフリップを出して、サイコロの目の説明を始める。
「サイコロの目にあわせたプレゼントを美耶子があげるんだよ! これから札幌のおにいちゃんたちと実際にしてみるね!」
 おおおおー! と盛り上がる目出し帽軍団。
「しかも、ファンミーティングなので、特別ルール!」
 説明しよう、と桃山園の陰ナレが入る。陰ナレとは顔出しせずにナレーションすることだ。この番組では基本、おれも桃山園も映らない。
 ファンミーティング専用ルールとはこうだ。
 まず、当選者たちと美耶子でいくつかミニゲームをする。それがサイコロを振るかわりになる。勝った者がご褒美を得るのだが、それはもちろんエッチなものだ。しかも、より過激、かつマニアックになっている。
 このあたりは、急遽呼び寄せた当選者たちへの配慮だ。ゲームの勝者が自分のフェチを満たせるように、事前にリクエストをきいている。
 たとえば、自称・商社マンの桑原(仮名)氏の場合は、「女装した自分の尿道孔だけを吸ってイカせてほしい」もしくは「女装した自分をスケ番に扮した美耶子がいたぶりながら、騎上位で中出しフィニッシュ」というものだった。いずれも難易度高いな。
 扮装とかは無理、と言ったのだが、実は桑原氏、自分用のセーラー服と美耶子用の学ランを持参してきていた。
 このように参加者が持ち込んできた持ち物は多種多様で、バイブやら拘束具やら納豆やら蜂蜜やら、挙げ句の果てにはバター犬を持ち込んできた参加者もあり、美耶子ピンチすぎる。
 だが、そこまでやってこそファンへの感謝の気持ちが伝えられる、と間違った納得の仕方をして、本番に臨む美耶子はやはりプロなのだ。

つづく!

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