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美耶子のバレンタイン大作戦 ~2日目~ 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

美耶子のバレンタイン大作戦
~2日目~

※1日目は「超世紀莫迦」ウェブサイトで公開中!

 1 死闘! 札幌編

 二日目の札幌ロケはのっけから雲行きがあやしかった。初日のスローペースがたたり、ノルマが増えたからだ。その日だけで十数件ものロケをこなさなければならない。
 さすが大都市札幌は美耶子のファンも多く、バレンタインプレゼントの競争率も百倍以上にのぼったそうだ。応募にはロリTVの有料番組の視聴ポイントをためる必要があるから、当選者たちがいったいいくらロリTVにつぎこんだかは想像を絶する。
 ロリTVは定額で見放題というヤワなシステムではないのだ。人気番組――美耶子のような超人気子役が出演する、しかもガチなやつともなると、高額な視聴料を、しかも番組単位で、払わないといけないのだ。
 そんな苦労を経て当選した彼らをブッチして北海道を去るわけには行かず、怒濤のロケ地獄が始まったわけだ。
 思い返せば初日にあたった人々は幸運だった……
 あのときは美耶子にも余裕があって、サービスも細やかだった。
 当選率も高かったろう。たぶん、富良野の田所さんとか、あのあたりでは、ほかに応募者いなかったんじゃないか? 観光地の絵を押さえたい、とかで倍率無視で桃山園が選んだに違いない。
 ただ、幸いなことに、札幌は大都市だけに当選者の住所も比較的固まっていて、移動は効率的だった。
 逆にいえばそれだけ撮影が過密ということになる。
 さすがに今日は「1」が出てもオマケはなしにするよ、と美耶子も効率重視で臨んでいたが、あにはからんや、札幌市民は強運ぞろいか、朝から立て続けに「5」「6」「5」「5」の四連チャン。美耶子もびっくりだ。
 へとへとになって午前のロケを終えて、お昼ご飯は平岸の有名なラーメン屋へ。
 濃厚な味噌スープが力強い太麺にからみ、うまい。
 これでなんとか体力と気力を取り戻した美耶子は午後の撮影に立ち向かった……のだが。
「6」「6」「6」
 獣の数字じゃねーか。
 もしくはプロ野球の横浜ベイスターズの順位予測か。
 さすがにサイコロがおかしいんじゃないかと思って調べたが、異常はない。運か、運なのか。
 桃山園の仕掛けというわけでもなさそうだ。桃山園としても、スケジュールは気にしているはずだ。
 さすがに生本番の撮影となると、準備や後始末にも時間がかかる。美耶子の体力も削れる。ファンは夢のJS膣内射精をキメてスッキリ大満足だろうが、このままでは美耶子がもたない。
 だが、まだ札幌市内の当選者は十人も残っている。昨日の積み残しが効いている。
「やばいわね……このペースだと終わるのは深夜になっちゃうわ」
 ハンドルを握りながら桃山園が言う。
 時刻は午後三時を回っている。一人当たりの撮影時間を三十分としても、移動や準備を見込むと十時間くらいかかりそうだ。
「美耶子の調子は?」
「寝てます」
 おれは答える。後部座席で小さな口をあけて寝ている美耶子の絵をいちおう撮っておく。ほんと寝顔は宇宙一可愛いな……。
「ほんと、チンポを突っ込みたくなる口よね」
 おい。おまえはそれしかないのか……
「まあ、がきんちょの体力はもつと思うけど、あたしの方がたまんないわ……ただでさえ昨日は寝不足だったのに」
 桃山園がサングラスの奥の目をしょぼしょぼさせる。
 それはおまえが撮影と称して自室に美耶子を連れ込んで、朝まで解放しなかったからだろーが。どんだけハメ撮りしてたんだ。
「そうね……このままだとちょっとワンパターンでもあるし、趣向を変えることにするわ。なにしろ一人一人こっちから訪ねていくのは効率悪いし、向こうから集まってもらいましょ」
 全国のおにいちゃんの家に美耶子がチョコを届ける企画は早くも頓挫らしい。
「さっそく撮影場所の手配と当選者への連絡をお願い、よろしこー」
 全部やるのはおれかよ……

つづく

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