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美耶子のお仕事 「どっきり大作戦!」(09) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

   ■11
 少年たちは緊張する。もちろん、全員、股間は痛いほど張り詰めている。大半の者は精通を迎えている。何をどうすればいいのかも、美耶子の身体でさんざん予行演習をしたところだ。指や舌のかわりに、ペニスを入れればいいだけだ。そのときの気持ちよさを今の彼らは容易に想像できる。
「わ、わかった、やってやる」
 田中が言う。
 だが、さすがにここでは無理だ。ネットにぶら下がってる状態では。
「お、下ろすか?」
「だめだろ、下にはみんないるし」
 さすがに多少の騒ぎになっているらしく、下にはちょっとした人だかりができていた。
 引率の教師も遅ればせながら駆けつけようとしていた。先導しているのは窪塚くんだ。
「あの真面目野郎」
 鈴木がつぶやく。
 ただ、少年たちの身体が壁になって、美耶子に何をしていたかは、具体的には見られていないはずだ。声から雰囲気は伝わっても、子供同士のイタズラで済むかもしれない。
 少なくとも少年たちはそう思った。子供だから、自分たちが罰せられることはないと――されたとしても体罰は法律で禁止されているからお説教だけだと――
 それよりも未知の体験、セックスへの興味が勝った。
「上でやろうぜ」
「順番だぞ」
「時間ないしいっぺんにやろうぜ」
「まんことケツでか」
「それ、兄貴のエロマンガで見た。に、にけつぜめとかいうんだぜ」
 ぐったりした美耶子を数人がかりで押し上げていく。ネットの残り1メートルを数分かけてのぼっていく。のぼった所は平坦になっていて、次のアトラクションへは一方通行の通路でつながっている。だから、下から次の参加者がやってこないかぎり、数分の間はそこは無人だ。数分では全員セックスすることはできないが、そこまでちゃんと考えている者はいない。とにかく美耶子のヴァギナにペニスを突っ込むことしか頭にない。
「ついた――」
 まず美耶子の身体を頂上に上げる。つづいて、田中、鈴木、宮田、そして他の少年達、五年二組のメンバーが登り切って、頂上に立つ。
 快感にとらわれてイきっぱなしの美耶子はごろんと転がったまま小刻みに震え、あえいでいる。股間が見えている。いやらしく本気汁を噴き出している。
 少年たちは憑かれたようにズボンを脱ぎ、パンツを下ろした。全員皮をかぶっていたが、屹立していた。手を使わなくても射精できそうなくらいに切迫していた。
 美耶子に殺到した。
 ぐったりした美耶子をうつぶせにし、尻を掲げさせた。
「おれからだ!」
 小学生でもオスの中での順列はある。田中がまず宣言し、美耶子の尻をわしづかみにした。濡れきって湯気さえ出している美耶子の性器があらわになる。
「どっちにしようか」
 と、迷うくらい、美耶子の穴は二つとも蠱惑的だった。アナルに挿入しても問題なく射精できることが本能的にわかった。だが、その本能が膣を選ばせた。受精させたい――オスの無意識の願望だ。
「宇多方のまんこで……おれは男になる!」
 田中はペニスを美耶子の膣口にこすりつけた。ここまで来ればどうすればいいかはわかる。押し込めば、ペニスが入口をかきわけ、美耶子の膣を征服する。そこは指や舌でとっくに自分たちのものになっている。これは単なる仕上げだ。
 ひくん、美耶子が反応した。意識が戻ったらしい。田中を振り返る。目が合う。涙目だ。田中の胸がすこし痛む。宇多方美耶子。ものすごくかわいい同級生だ。最近では子役としてテレビにも出るようになって、お高くとまりやがって、と思ったこともある。だが、その姿を見るだけで胸がどきどきしたのは事実だ。好きなわけではない。でも気にはなっていた。まぶしかった。だから、あられもない美耶子を見て、どうかしてしまったのだ。
 ――こんなことまで、するつもりじゃなかった。
 その時、美耶子がおしりを動かした。ペニスの当たる位置を微調整したのだ。よりすんなり挿入できるように。
『きて――』
 美耶子がそう言った気がした。受け入れてくれる、美耶子は。何回も気持ちよくして、イかせてやったからだ。おれたちを、いや、おれを好きになったんだ。これは美耶子が望んだことだ。
 田中は喜びと誇りをもって、腰を進めた。ぬちゅ――美耶子の粘膜が亀頭に吸い付く感覚があり、田中は射精の脈動を感じながら、自らの長さ――十センチぶん、押し込んだ。
 そして、固まった。

 そこには警官の制服に身を包んだ大人たちがいた。
 突然現れたわけではないだろう。数秒前にはその行動があったはずだ。一方通行の通路を逆行してきたのだ。
 だが、美耶子に入れることに夢中になっていた田中は気づかなかったのだ。
 ほかの少年たちはすでに直立し、呆然としている。

 先頭の一人、背広に汚いコートを着た中年の男が一歩進み出て、手帳と、書類のようなものを見せた。刑事だろうか。
「きみたちを婦女暴行未遂の現行犯で逮捕する」

 次の瞬間、田中はペニスは柔らかいモノに包まれた。温かくて、弾力があって、想像した通りだ。美耶子の膣圧。ヌルつく感触、そして適度なざらつき。
 だが、その感触は次の瞬間痛みに変わった。よく覚えている感覚。ついさっきも喰らった美耶子のキック。
 田中は射精していた。それが実は彼の人生初の射精だったことは、たぶん本人だけの秘密だ。

       つづく

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