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3rd Sex. 絶頂アクメ チルドレン act.14 最終決戦!(1) 

カテゴリ:絶対可憐チルドレン

 最終決戦! その1

「薫ちゃん……葵ちゃん……」

「薫も……紫穂も……やられてもうたんか」

「くそっ……葵……紫穂……ごめん、あたしがもう少し」

 三人は再会を喜ぶべくもなく、互いの状況を一目で見て取った。

「ザ・チルドレン、堂々集合……というところかの」

 鎌切がすっくと立って、三人を見やる。

 その傍らにはドーベルマン。

「あいつは!?」

「――あいつがE-ECMの開発者の鎌切よ。すべての黒幕」

 紫穂が吐き捨てるように言う。紫穂は鎌切とセックスすることによって、今回の事件の全容をほぼつかんでいた。だが、それをあえて透視させた、という事実にむしろ恐怖を感じてもいた。つまり、鎌切は紫穂たちを解放する気がまったくないのだ。

 殺すつもりか、それとも――

「まずは、わが組織にようこそ、ということじゃてな」

 にたにた笑う、皮付き骸骨。

「ウチら捕まえて、どないするつもりやねん!」

 葵がたまりかねて声を高くする。

「その質問は当然、あろうと思うておってな――紫穂ちゃんに伝えておいた」

 鎌切の言葉に紫穂は納得する。やはり、「わざと」なのだ。鎌切の言葉より、紫穂に語らせた方が薫や葵に対する浸透度が高い、と見たのだろう。ということは、この情報もすべて鎌切にコントロールされていると考えられる。

「――こいつらは、パンドラでもファントムでもない――普通の人々でもない――超能力を兵器とすべく研究していた旧日本軍の流れをくむ秘密結社――だわ。団体名はころころ変わるし隠れ蓑に使っている母体も移り変わるから、名前にさほど意味はない――ESPレイパーズというのが現在の仮の名前」

 紫穂は読み取った情報をたんたんと語った。

「つまるところ、この鎌切が作り上げた対ESP兵器を世界中の軍需産業に売り込むのが狙い。E-ECMはその手始めに過ぎないの。エスパーとノーマルの対立を深めて、戦争を起こせば、各国が一番ほしがるのが対ESP兵器。逆に、エスパーの方はそれに対抗する手段を求める。その両方に売り込むのがこいつらの狙いよ」

「なんて……やつらだ」

「最低、最悪やな!」

「適切な説明、ありがたいの。ここから先は紫穂ちゃんにも伝えなかった話じゃ。対ESP兵器というのはわかろう?
 その威力は存分に味わったもらったと思うがの……おっと三人とも睨むな、睨むな。ただ、エスパー側に売り込む方の商品というのは何だと思うかの?」

 紫穂はいやな予感がする。さっきから感じる、このうずうずとした感じ。

 見ると薫と葵も同じようにもじもじとし始めている。

「薫ちゃん、葵ちゃん……どうしたの?」

「いや、さっきから……お腹が」

「ウチも……じわじわ痛いっていうか……エッチなこといっぱいされたからやろか」

「わたしも……」

 E-ECMの投射を受け続け、そして、身体を性的に開発された――その紫穂たちの身体に起こっている異常。

「まあ、種明かしは早くせんとな。ようするに、じゃ、お嬢ちゃんたちには、わしらの商品を産んでもらいたいんじゃよ」

 しれっと鎌切は言う。

「商品!?」

「産むってアンタ」

「――まさか」

 薫の顔が青ざめる。

「あたしらに、エスパーの子供を産ませて、それを兵器として売り込む、つもりなのか」

「そうそう、そゆこと。ESP能力は必ずしも遺伝はせんがの、排卵時からESPチェックをすれば、それなりに高確度でエスパーを産ませられる。その母体はレベルが高ければ高いほどよい。望ましいのはレベル5以上――レベル7なら申し分ない」

「わたしたち、まだ子供よ!?」

 紫穂は悲鳴をあげたい気分で言う。まさか、うそであってほしい。

 鎌切はニタニタと笑う。それは骸骨が笑ったようにしか見えない光景だった。

「今のう、お嬢ちゃんたちののう、排卵を誘発させてもろうててのう。初潮こそまだじゃが、もう受精はできるようになっておるはずじゃ」

「う、うそ!?」

「そんなアホな!?」

「このお腹の痛みが……」

 三人はそれぞれのお腹をなでさする。陰毛さえまだ兆しさえないおさない性器、なめらかなお腹。その奥でいま、何が起きているのか――

「といって、レベル5以上となると犯罪結社か特務エスパーくらいしか供給源がないからの、今回の作戦を始めたわけでの。使い物にならない低レベルエスパーはレイプした後放流して、エスパーとノーマルの争いの火種になってもらい、お嬢ちゃんたちのような高レベルエスパーを釣るエサにもなってもらった……というわけじゃて」

 鎌切はさも愉快そうに大笑した。

「さて……と。種付けを始めるとするかの?」
  
 ***
 
『ザ・チルドレンの行方はまだわからんのかね』

 電話の向こうの桐壺の声は発狂状態の怒りを超えて、むしろ弛緩していた。号泣した後のような虚脱っぷりだ。

「それが……バーサクテック社に強制捜査に入ったものの、ザ・ハウンド、ザ・チルドレンとも連絡途絶――バーサクテック社は知らぬ存ぜぬで、全社くまなく調査しましたが、痕跡は皆無でした」

 皆本はそう報告せざるを得ない。そこは縦浜港近くに仮設営されたB.A.B.E.L.の前線基地、大型テントの中だ。内部には多数の電子機器が運び込まれ、全世界の情報を集約できるようになっている。

 レベル7のザ・チルドレンが消息を絶ってから数時間が経過、そろそろ夜明けが近づいている。

『あの子たちが……国の宝が……変態どもに……』

 桐壺がまた声をうるませ、おんおんと泣きはじめる。

『柏木です。局長が使い物にならないので――皆本さん、今後の対応は?』

 替わった柏木の声は張り詰めているが怒りがこもっているのを感じる。

「サーバはすべてがダミーで、大半はハックされて勝手に悪用されているだけでした。99%までは潰していますが、この瞬間もミラーが生まれて対応が追いつきません」

 薫たちの映像は全世界にバラ蒔かれ、今も拡大を続けている、ということだ。

「たいへん、皆本さん! 新たな映像が!」

 飛び込んできたのはダブルフェイスの一人、野分ほたるだ。同僚の常磐奈津子とともに情報処理の応援のため派遣されていた。

「なにっ!?」

 皆本はPDAを取り出し、新たに判明したサーバに急いで接続する。

「こ……これは……!」
 
 
         つづく

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