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うたかた外伝シリーズ 男優のおしごと!(3) 

カテゴリ:日記


「はーい、じゃ、美耶子さん、シャワーはいりまーす」
 ADが休憩入りを告げて、メイク係の女性がバスローブを美耶子に着せる。マネージャーらしい男も側に行ってなにかしら声をかけている。あっ、頭をナデナデした。美耶子がネコみたいな笑顔になった。あれが素の宇多方美耶子なのだろうな。
 その時、偶然だろうか、美耶子とおれの目が合った。不思議そうに少し首をかしげる。そうだろう。濡れ場の撮影は部外者立ち入り禁止だ。スタッフも気心の知れた者に限られる。桃山園組は特にそうだと聞く。おれを現場に入れてくれたADは忙しく立ち働いているようで、あいにく近くにはいない。
 美耶子は興味深そうにおれを眺めて、マネージャーとおぼしき男性――かなり若い男だ――に何かささやいた。なんだろう。怒ってはいないようだが。
 もちろん、通行人Aであるおれのような下っ端役者と主演女優の宇多方美耶子に面識や接点があるわけもない。
 美耶子はそれ以上おれには注意を向けず、マネージャー風の男と手をつないでスタジオを出て行った。その後ろ姿だけだと、引率の先生に手を引かれている小学生にしか見えなかった。
 と、肩を叩かれた。
 振り返ると知り合いのADだった。
「どうだった、いっちゃん」
「ああ、どうも……すごい迫力だったな。リハであれかよ」
 正直な感想だった。これまで、このADとは酒の席などで子役の演技論を戦わせたことがあって、その際に『いや、宇多方美耶子は別格だから、すごいから』とこのADは主張していたのだ。それに対しておれはといえば、子役なんて、とせせら笑っていたのだが――
「だろ? いっちゃんならわかってくれると思った。いやー、人によってはさ、子供にAVまがいのことをさせてるだけだろって批判するだけだからな。そのくせ、子役の演技にチンポをギンギンにさせてるんだ。教育関係者とか評論家とかな」
 まあ、AVとやってることが変わらないという意見にはうなずかざるを得ないが、だが、セックスだって重要な芸術のテーマであって、それを扱った小説や映画、演劇には数え切れないほど名作がある。少なくとも、おれは濡れ場を低いものとは見ない。自分も役者として、そういった仕事があれば必死にやってきた。もっとも、子供相手というのは、どうしても親目線になってしまい難しいのだが。
「でも、なんでおれを現場に入れてくれたんだ? 子供相手の濡れ場はできないってことは言ってあるだろ?」
 ADは肩をすくめた。
「さあ? おれだってわからんさ。お姫さまの指名だったからな」
「お姫さま? 指名? いったいなんのことだ?」
 言いつつ、おれは、さっき美耶子と目が合ったことを思いだした。いやいやいや。美耶子が何らかの理由でおれのことを知っていて、現場を見学するように仕向けた――なんてことがあるわけがない。
「なあ、それって――」
「あ、わりい。この後本番の撮影でな。いそがしーんよ。いっちゃん、今日は時間あるだろ? よかったら、本番まで見ていってよ。終わったらメシいこうぜ、おごるから」
 軽いノリでいなされた。正直、食事の誘いは魅力的だ。「通行人A」のギャラなんてお子供の小遣いレベルだ。食うや食わずの生活をしている身としてはタダ飯ほどありがたいものはない。
 まあ、美耶子の演技にはかなり感銘を受けたし、あの男優にしても、間の悪さはあったとしても、少女の肉体への執着といったものはよく出ていた、と思う。脚本レベルでベストかと言われると首をかしげるところはあるが――ヒロインが処女を捧げる相手として単なるロリコン援交おやじでは格が足りなくはないだろうか――と思わなくもない。まあ、だが、それも含めて作品だからな。
 本番の撮影のためにてきぱきとセットが整えられていく。ベッドのシーツは取り替えられ、小道具が設置される。おそらくは美耶子が脱ぎ散らかした、という設定なのだろう、子供ものの服や靴下が配置される。適当にまくのではなく、もちろん、美耶子の行動に照らし合わせて不自然ではないように置かれていくのだ。
 そして、時間が訪れた。
「美耶子さん入りまーす!」
 再び登場だ。シャワーを浴び、おそらくは膣内も洗浄して、全身さっぱりとしたにちがいない。
 今度は本番設定のため、バスローブではなく下着姿だ。子供っぽさを強調するためか、キャラクター入りのショーツにおへそが見える長さのタンクトップ。小学四年生、十歳の少女であることがそれだけで伝わってきて、このシチュエーションが――ラブホテルの一室であることが――ひどく淫靡に感じらっれる。
 また目が合った。美耶子は今度ははっきりと微笑んで――ネコのような素の笑顔ではなく、女優としての抑制のきいた笑顔で――小さく手を振ってくれた。「あ、さっきの人だ、やっほー」みたいな感じか。
 もちろんおれは手を振り返すことなく、ほほえみもせず、部外者ですがスミマセン、の意志をこめて目礼した。美耶子は特に気にしたふうもなく、メイク係に髪や化粧の状態を確認してもらっていた。
 しかし、そこで問題が発生した。
「なんですって!? もうできないぃ?」
 桃山園の声。スタジオ全体に響くような怒声だ。
「いや……できます……できますけど……たぶんもう精液出ないです……」
 消え入りそうな声で答えたのはさっきの男優だ。シャワーを浴びてバスローブ姿だが、リハ前とは打って変わってしょぼしょぼになっている。
 スタジオの隅で、男優を取り囲むように、桃山園、知り合いのAD、そして美耶子のマネージャー風の男が、強めの声で言い合いをしているようだ。
 こういった雰囲気には慣れっこなのか、他のスタッフの動きは変わらない。粛々と撮影準備を続けている。美耶子も椅子に腰かけて、メイクの女性に髪をくしけずってもらっている。平気なものだ。
「あんたねえ、若いんだから、出ないってこたないでしょ?」
 桃山園が男優を責め立てる。
「さっき、ものすごい量でちゃって、キンタマ軽くなった感じして――美耶子ちゃん相手だったら絶対立ちますけど、精液は――」
 男優の声はいかにも自信なさそうだ。
「AD! あんた出演者の射精管理くらいできないの? オナ禁させてたんでしょ」
 桃山園の怒声は今度はADに降りかかった。
「いや、マジで、そう言いましたよ――言ったよね、ねえ」
 しどろもどろなADの声。
「すみません……美耶子ちゃんとの撮影かと思ったら、もうガマンできなくて、昨夜――でも、ほんとなら大丈夫なんです、美耶子ちゃんネタに一日五回くらいオナニーしてもドバドバ出るんで」
 男優の声はさらにしどろもどろだ。
「だったら、やりなさいよ! 第一話の大事なシーンなのよ! 処女喪失なのよ? ちゃんと特効で赤いのが中出し精液に混ざるようにしてるのよ? それがうっすいうっすい水みたいな精液で映えると思ってんの?」
 桃山園の怒りはとどまるところを知らない。
「あーっもういいわ! 代役! 代役! 大学生! あんたやんなさいよ!」
 桃山園に指名されたのは、マネージャー風の男だった。学生だったのか、まだ。
 大学生の声は聞こえなかったが、どうやら、今日は別のスタンドの仕事が入ってて、駄目なようだ。契約社会だからな。スタンドの仕事が入っていたら、勝手な射精はできない。精液の量や質も演出プランのうちだ。いま桃山園がキレているのもそれが理由だ。
「あー、じゃっ、AD! あんたは? あんたも美耶子とは何回もヤッてるでしょ?」
 へえ、そうなのか……意外だな。あのADは美耶子を役者として崇拝している感じだったが――むしろ、濡れ場で絡んだ経験があったからこそあそこまで心服しているのかもしれない。
「いやぁ、こんなことになるとは思わなかったんで……昨日ギャルナンパしてホテルに行っちゃってまして……」
「あんたアホ!? 現場に雑菌持ち込む気!? マジ殺すわよ!」
 桃山園の怒りがヒートアップする。ボカボカ音がするのは持っていたメガホンでADの頭をどついているからだ。
 そういえば聞いたことがある。子役と絡む演技をする役者は厳重な性病チェックや健康診断を義務づけられると。プライベートな性行為にもさまざまな制約が課せられるという話もある。
 子供とセックスすることを仕事にしている連中のほうが、下半身の衛生度や倫理度が高いというのは皮肉なものだ。おれのように女房に逃げられ、女を買うカネもないような底辺の人間より、上等かもしれない――
「もうしかたない! あたしがヤルわ!」
 結論が出たようだ。桃山園総監督自ら出馬か。なにしろ業界で「最もたくさん少女とセックスした男」と呼ばれる男だ。ギネスブックに載るかもしれないという話さえある。
「ももちー、それムリだと思うよー」
 ひまなのかスマホをいじりながら美耶子が声をあげた。
「今日、台本あわせ一緒にしたときに美耶子とシタでしょー。三発目のときはもう、水多めのカルピスみたいだったじゃん」
「そ、そうだったわーっ! 脚本チェックしてたらムラムラして、つい……」
 鈍い音がした、どうやらマネージャー風の大学生とやらが桃山園をグーで殴ったらしい。
 協定違反だとか、撮影をともなわない行為は違法だとか、おれだって我慢してるのに、とかいろいろ聞こえてきたような気がする。
「……と、ともかく、たっぷり出せて、今回の役に見合う男優を手配しなきゃ。今日このシーンを撮らないと放映に間に合わなくなっちゃう!」
「い、今からですか!? さすがにそれは――」
 ADが困り果てた声を出し、それからこっちを見た。たしかにグギギギと首が回ってこっちを見た。
「――なんとかなりそうです!」


「だから、それはできないと言ったろ」
 おれは、手を合わせてくるADから目を背けた。
「そこをなんとか! いっちゃん! いっちゃんさま! なんでも言うこときくから!」
 ADも必死になるのはわかる。役者の管理はADの仕事でもある。テンパリやすい役者の性格を見抜けず、リハーサルでの本番行為を見過ごしたのも彼のミスだ。
 それでも、やはりできないものはできない。宇多方美耶子はおれの娘よりひとつ上だが、たぶん学年は同じだ。娘の同級生と濡れ場を演じることはできない。
「もう帰るよ。誘ってくれたのに、悪いな」
 このADとのつきあいもこれで終わるかもしれない。通行人Aレベルとはいえ、仕事を回してくれる大切な友人だったが。おれの役者人生もいよいよ終わりかもしれない。
 おれはセットに背を向けて、歩きかけた。
 その行く手に、小さな人影がいた。
 腕組みをして、難しい顔をしている――女優――宇多方美耶子だ。
 まるで通せんぼしているようじゃないか。
「おじさま――永瀬のおじさま、お逃げになりますの?」
 挑戦的な物言いだ。
「逃げる? おれが――?」
 反射的にムッとした感情が、つい漏れてしまう。
「そうですわ。おじさまは役者でしょ? オファーがあったら、その役をモノするのが役者ではなくて?」
 ツンとして、それでいて艶やかに、美耶子はおれに言葉を投げつけてきた。
 これはどんなキャラだ? 女王さまキャラ? これも演技なのだろうが――
「悪いが、おれにはロリコンの役なんてできないな。おれにはあんたくらいの娘がいてね――あんたと濡れ場なんてムリだ」
「えっ!? 本当にお父さんですの?」
 美耶子は目を丸くして(ほんとうに驚いているかどうかわかったものじゃないが)おれの顔を見直した。しげしげと、舐めまわすように――
 それから、ふふ、と微笑む。おいおい、ほんとうにお姫さまっぽい、偉そうな笑い方だぞ。これが演技ならたいしたものだ。
「ももちー! ちょっと良いかしら!?」
 少し離れた場所にいる桃山園に美耶子はお姫様モードで声をかける。
「はっ、はいぃ? な、なんでございましょうか、美耶子さま?」
 このモードには桃山園も不慣れなのか、素っ頓狂な声をあげる。ついでに敬語にもなっている。
「台本の読み合わせをしたとき、おじさんのキャラクター、ふたつ案があったでしょう?」
 美耶子はおれから視線を外さず、挑みかかるように言葉を続ける。
「A案がリハでやったやつ――ロリコンおじさんのパターン。正直イマイチだと思ってた……」
 だが、少女大好き男優を起用するなら正解だ。リハで失敗したものの、あの美耶子の肉体への執着は凄味さえあった。
「B案は――美耶子と同い年の女の子がいて――その子と離ればなれになっちゃったお父さん――だったわね?」
 な、んだと?
 おれの視覚がクラっとした。
「そうよぉ、もともとそっちの案で行くつもりでキャスティングしてたけど、間に合わなかったから、第一話の援交おじさんは一話っきりの役にしたのよね。B案だったら、主要キャラでお話にからむから、レギュラーにしてたと思うけど」
 脳天気な桃山園の声。
「B案の援交おじさんはね、離婚しちゃって、可愛がってた娘さんに会えなくなって、やけになったのもあって、美耶子の誘いにのっちゃうんだけど、葛藤があるのよねー、父として、男として。それをぶっちぎって美耶子を抱いて、そこからのめりこんでいくの。難しい役どころよねー。いないわ、正直、そんなのができる役者」
 だから、精液タンクって評判のあんたを起用してやったのにキイイイイイ、とかいう甲高い声と、ぐええええという首を絞められていそうな声が聞こえてきたが、正直そのあたりはもうどうでもよくなっていた。
 どういうことなのだ、これは?
「この役はどう? 演じてみませんか? 永瀬のおじさま?」
 美耶子がおれを見据える。挑んできている――煽ってきている――誘ってきている――子供のくせに。
 おれのポケットで携帯が震える。
「LINEじゃありませんこと?」
 美耶子が言う。電話なら出るつもりはなかったが、LINEだと? 仕事関係は電話かメールにしている。LINEなんてものはおれには似合わない。そう思っていたが、ただ一人だけ、IDを交換した相手がいる。
「香利奈!?」
 離れて暮らす娘――連絡さえできない娘――LINEだけは、「ママにはないしょ」として知らせてくれた――
 スマホを取り出し、画面を確認すると、送信者は――
『美耶子だよー。小学四年生、十歳、処女です(はあと) 優しいパパみたいなおじさま、どうか美耶子と遊んでね(はあと×3)』
 スマホの画面をつきつけるようにして、宇多方美耶子が笑っている。
 おれは、このドラマの脚本に――美耶子が改変したバージョンの脚本に――どうやら巻き込まれてしまったようだ。
 これが、トップ子役、宇多方美耶子か。
 作品の危機を救うために、現場の空気を支配し、さらには脚本のレベルを上げながら、嵌まらない最後のピース(役者)を口説き落とす。
 控えめに言ってバケモンだ。それがたった十歳というんだから、なおさらだ。
 役者魂を揺さぶられずにはいられない。やってやろうじゃないか。
「脚本をくれ。B案ってのを――」
 おれは答えていた。
「あっ、永瀬のおじさま、やってくれる? やたー! 」
 美耶子が表情を崩し、バンザイする。
「うれしー! これで撮影できるー!」
 さっきまでのお姫さまキャラはどこ行った? まったく油断ならないガキだ。
 くるんと回って、美耶子はうやうやしくお辞儀をする。お姫さまキャラが一瞬にして舞い戻る。
「おじさま、それでは素敵な撮影を――演じあいをいたしましょう――まあ、するのはエッチなんですけどね、あはっ」

つづく


うたかた外伝シリーズ 男優のおしごと!(2) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

    3

 リハが再開される。
 やることは大まかには決まっていて、台詞もそこにはさまるようになっているが、実際の行為の流れは役者に任されているらしい。これは、リハと本番で違うことをやってしまいかねないが――それだけ役者に任されているというのはやりがいがあるな……
 男優は嬉しそうに美耶子の唇を奪い、舌をからめた。初めてディープキスを体験した時の困惑と忍耐を美耶子は表情と吐息で表現する。ロマンチックな前振りもなく、いきなり臭い唾液を流し込まれて――それでも性の奔流に揺らいで、わずかに陶酔しているという微妙な表情だ。思ったより細かい演技もできるらしい。意外だな。子役というからてっきり大げさな「泣き」の演技くらいしかできないかと思っていた。偏見かな。
 男優のほうは、その美耶子の演技を受けて返すという余裕はなく、ひたすらに性行為にのめりこんでいるようだった。
 美耶子の股を広げさせ、性器をいじくる。指を差し入れ、抜き差しする。おいおい、処女設定、忘れてないか?
「い、いたっ……!」
 美耶子が身をよじる。美耶子は忘れていなかったようだが――
「濡れる……濡れてきた……美耶子ちゃんのおまんこ、ヌルヌルしてきたよ」
 男優は指についたぬめりを美耶子に見せつける。
「やぁ……おじさん、はずかしいよぉ……」
 手で顔を覆う美耶子。
「あはは、美耶子ちゃんのおまんこ汁、おいしいなぁ」
 男優はぬめりのついた指を舐めると、今度は美耶子の股に顔を埋めた。
 しゃぶりつくようにして、美耶子の性器を吸いあげる。
「あぅっ!」
 腰をはねあげる美耶子。いやいやするように腰をゆする。
 かまわず、性器を舐め、吸う男優。
「ああああっ! だめぇ! おじさぁん!」
 脚本の流れ的には、ここで美耶子がクンニでイカされるのはそれで正しいのだが、どうにも男優の責めが一方的で、美耶子の初々しい反応や戸惑いを拾えていない気がする。そのため、いきなり美耶子がイッてしっまたような不自然さが残る。実際、美耶子のアクメは演技だろう。非常に巧みではあるが、本物の切迫感はなかった。
「イッちゃったねえ……美耶子ちゃん、おじさんのテクニックすごいだろぉ? じゃあ、オチンチンでオトナの女にしてあげるからねぇ……」
 男優は屹立したペニスをしごきながら、セリフを読み上げる。これも脚本通りなのだ。
 これが地上波のドラマだというのだから、隔世の感があるな……まあ、今は人気番組の大半がこんな感じなのだが。
「総監督、リハですけど、いいっすか? この役者、入れちゃいそうですけど」
 ADが桃山園に確認する。おれを現場に入れてくれた知り合いのADだ。桃山園組でけっこうういい位置にいるっていう話は本当だったんだな。
 桃山園はサングラスに手をやり、一瞬考え込んだようだが、
「まあ、いいんじゃない? 美耶子のおまんこの感触にちょっとは慣れてもらわないと――このままじゃ本番が悲惨なことになりそうだし」
 おいおい、リハーサルから挿入解禁か……しかもノースキンで。桃山園ドラマはガチ、というのは本当なんだな。ふつうは、役者の体力などを考えて、挿入はできるだけ本番まで温存するもんだがな――スキンなしというのも驚きだ――よく美耶子サイドが承知したな――まあ、子役業界にそんなに詳しいわけじゃないが。
「み、美耶子ちゃん、入れるよ、入れちゃうよ……!」
 男優はすっかり理性を失っているようで、生ペニスを美耶子の性器に押しつけて、入口を探っている。
 美耶子は一瞬素に戻って、桃山園の方に視線を飛ばした。桃山園は黙って拳を突き出した。親指が人差し指と中指の間から覗いている。美耶子はヤレヤレというように目を閉じると、すぐに演技に戻った。
「お、おじさん……い、入れちゃうの……? せ、セックス、しちゃうの……?」
「するよ! オチンチンを今ぶちこんであげるから……! おっ。おやっ!?」
 美耶子の膣口を探して男優が亀頭を押しつけるが、中に入れないようだ。女優とはいえ、美耶子はまだ小学生四年生――そこは年相応のサイズなのだろう。
 と――美耶子が少し腰を動かす。
「おっ! あああっ! は、入ったぁ!」
 ぬるん、と、男優のペニスが美耶子の膣内に侵入する――というか、美耶子が導いていたな、明らかに――
 子役にベテランという言葉は似つかわしくないが、明らかに場数を踏んでいないとできない腰使いだった。
 おそるべし、宇多方美耶子。あれでおれの娘とほとんど歳が変わらないんだからな……

    4

 リハーサルだが、本番になった。ややこしいな。リハーサルだが、実際にセックスを始めた、と言った方が正確だが、いずれにせよ破天荒だ。スタッフも役者もどうかしてる。
 だが、これがこの現場――桃山組でのルールなのだろう。
「うっ! くぅうう……っ!」
 男優にがっつり挿入された美耶子は、眉根を寄せて、顔を紅潮させる。小鼻が開くとともに、小さく口をあける。犬歯が覗いたかと思うと、きゅっと唇を噛む。涙がつぅっっと頬を流れる。破瓜の痛みに耐えている演技だ――ほんとうに、純潔を失ったかのような、痛みと絶望――そして快楽へのおびえが見て取れる。
 これまで、宇多方美耶子の演技をおれは全然評価していなかった。しょせんはついこの間までド素人だった駆け出しの子役で、セリフまわしも棒読み、身体の動きも稚拙。リアルな小学生らしいといえばその通りだが、それ以上でも以下でもない――そんなふうに思っていた。だが、違った。美耶子は援交での初体験という異常なシチュエーションを自然に演じきっている。
 一方の男優は、夢中で腰を動かしていた。
「すっげ、美耶子ちゃんのおまんこ、狭くてキツキツ! さすがは十歳……小四……おおっ! 奥にすぐ当たる! まじちっちぇえのに、気持ちいいいいっ!」
 もはやセりフは吹っ飛んで、単なる感想だな。しかし、よく聞く話だが、ほんとなのだろうか?
 宇多方美耶子とヤると、もうほかの女ではイケなくなるーー
 事実なら恐ろしい話だ。
「うっ! はぅ! うくっ!」
 美耶子の方は初めての性交で乱暴に挿入、ピストンされている十歳の少女としてはリアルな苦鳴だが、その声に少しずつ艶が乗りはじめる。
「うぅ……いやぁ……やぁっ あっ、あっ、あっ……」
 息が荒くなり、時折、とろんとした表情が混ざる。
 美耶子の役どころでは、初体験の前に義父とセックス直前までいっており、その後オナニーにハマっている。性的にはかなり開発されており、初体験でも感じる素養はあるのだ。
「みゃ、美耶子ちゃん! 気持ちいい? おじさんのチンポ、気持ちいい?」
 美耶子に覆い被さり、腰を打ちつけながら男優が声をうわずらせる。
 カメラマンが男優の後ろに回り込み、男優の尻ごしに、ペニスが出入りするところをアップでとらえる。
 ぶっとい大人ペニスが、小さな子供ヴァギナを張り裂けんばかりに拡張しながら、鉄杭さながらに打ち込まれていく。
 奥に押し込まれるごとに少女の秘肉もめりこみ、抜かれるさいにはピンクの粘膜が引きずり出される。
 圧倒的な迫力だ。
 美耶子のアナルも、膣内の異物の動きにともない、すぼんだり開いたりを繰り返す。
 こんなシーンをお茶の間で流したら、さすがに気まずいどころじゃすまなさそうだ。おそらくは、ビデオソフトの特典映像などに使われるのだろうが――
「あっあっあっ……! おくっ! おくにあたって……あっあっ……! なにこれ……ぇ?_」
 涙とよだれで顔をトロトロにして、美耶子が初めての中イキに達しそうだ。
 ほんとうにセックスしながらだから、演技なのかマジイキなおかわかりづらい。だが、よくよく見れば、ギリギリで性感をコントロールして、演技しているのがわかる。想像だが、美耶子が本当にイクときはこんな感じじゃないのだろう、という気がする。この子は女優だ。女優は容易に本当の顔はさらさないものだ。
 いっぽう、男優の方は演技もへったくれもなく、ただただ快楽に溺れている。
「美耶子ちゃんのおまんこっ! 具合が変わって……! きゅんきゅん締めつけながら、チンポをしゃぶってくるぅっ! すごいっ! 最高の子供まんこだぁ!」
 食レポならぬ膣レポだな。これはこれで需要ありそうだが――
 美耶子の腰をかかえて、男優がピストンを早める。結合部から白濁した本気汁がほとばしり、美耶子の薄い胸がヤバイくらいに上下する。贅肉のほとんどない少女の肋骨の影が浮かび上がる。
「ひぃっ! ひっ! あ、ああああああっ! おじさんっ! おじ……っ! いくっ! 美耶子、いくっ!」
「おじさんもいくっ あーいくっ! だだだ、出すからね! 中でいっぱい精液、出してあげるからね!」
 男優は射精に至る細かく速いピストンに移行する。
「――まだこの後、本番の撮影あるんだけど、あの男優大丈夫なの?」
 桃山園がモニターをチェックしながらADに訊く。そのADは首をかしげる。
「んー、大丈夫だと思いますけど。半月オナ禁させてますし」
「でも、さっき、シャワーでのフェラシーンでもリハと本番でそれぞれ出してませんでした? あの男優さん」
 メイク係らしい女性が口をはさむ。
 このシーンの撮影に入る前、前哨戦があったみたいだな。シャワールームでフェラ、その後ベッドで本番、というのは確かにありがちな流れではある。
「あ、でも、あいつ、精液タンクってあだ名があるくらいですから、大丈夫っすよ、たぶん」
 ADがかばうような発言をするが断言まではできないらしい。
「うーん、大丈夫じゃなきゃ困るけど、念のため、ね」
 桃山園は首をめぐらせる、大きな声をあげた。
「はーい、ストップ! ストップよ! 出しちゃ駄目! 本番にとっといてね!」
 だが、遅すぎた。男優はもう指示が聞こえないくらいに高まっていた。それに、声が届いたとして、もう止まれるものではない。
「出すっ! 美耶子ちゃんのまんこの中にっ! しょ、小学生にナマで中出しっ! 精液、ぶちまけるっ! おおおっ!」
「あっ、ちょっ、おじさん――リハで出しちゃだめって、ももちーが……」
 演技から抜けた美耶子は男優をとどめようとしたが、腰をかかえられて半分以上持ち上げられている。ジタバタもできないし、もうできることはひとつしかない。
「しょーがないなー、えい!」
 きゅっと膣を締めたようだ。男優のペニスの動きが止まる。なんという膣圧だろう。
 ギチギチとペニスを締め上げて射精を止めようとしたようだったが――だが、それがむしろ最後のトドメになったようだ。
「お……絞ら……れ……る……おっおおおおおっおっ! おおおおおおおおおっ!」
 腰をカクカクさせる。美耶子の膣内で、せばまった尿道から精液が勢いよく出ているのが見えるようだ。
 射精時の快感の大きさは、精液が尿道を駆けのぼる速度とその持続時間で決まる。
 最後、締め上げられたために、男優は凄絶なほどの快感にさらされたのだろう。
「あー、もう、すっごくいっぱい出てるよお、おじさん……おーい、おじさーん?」
「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
 目を白くむいて、ただ、腰の痙攣的な動きは止まらない。出し続けているらしい。
 十数秒間、男優は射精を続け、力尽きた。
「あああああ……もう、死んでもいい……」
 天国にのぼった聖人のような安らかな表情で、男優は呟いた。
「まあ、出しちゃったもんは仕方ないわ。はーい、ちゃんと中出し精液おさえといてよ。NG集とかには使えるでしょ」
 桃山園は肩をすくめると、カメラマンと美耶子に指示を出した。
 美耶子は指示どおりに肢を広げ、膣から零れおちる精液がよく見えるようにポーズをとる。
 指で入口を広げると、本当に大量に射精されたらしく、濃ゆい白濁液――というより半固形のゼリーのような子種が後から後からこぼれだしてきた。
「うわーすごーい! 美耶子に生理きてたら絶対ニンシンしてると思う……すっごく気持ちよかったし。本番の撮影、楽しみだよぅ! がんばるからね!」
 メイキング映像用だろう、リハの感想をコメントをして、ダブルピースサインでにっこり。

つづく



うたかた外伝シリーズ 男優のおしごと! 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事


     0.プロローグ

 子役ブームが席巻する芸能界。
 子役による濡れ場の演技が、今や映画・ドラマの華となった。
 かつてのキスシーンのような位置づけで、初潮前の少女の性器挿入シーンが使われている。
 初潮前の少女への膣内射精は「生殖行為ではない」。したがって、「猥褻ではない」。という論理が成立している。嘘のようだがそれが事実だ。
 こういった「理屈」はこの国ではよく編み出される。
 この国の法律では賭博を禁じている。だが、パチンコという「遊戯」で勝つと特殊な景品と交換できる。その特殊な景品は日常生活では何の役にもたたない。価値もない。だが、その景品を欲している店が「偶然」パチンコ店のすぐ近くにあって、買い取ってくれるのだ。全国にあるすべてのパチンコ店で、この「偶然」が起こっている。賭博を禁止する法律があるなかで、警察はこれを「合法」としている。それによってパチンコという巨大産業は回り続けている。
 ソープランドもだ。この国ではやはり売春を禁止する法律があり、風俗営業店でも本番行為は禁止されている。でも、客と嬢が個室で「恋に落ちたら」セックスしてもいいじゃん。その恋が九〇分とか一二〇分で終わったんならしょうがないじゃん。
 そういう理屈がいくらでも成立する国なのだ。もちろん、警察は時々、ソープランドなど風俗店にガサ入れをすることがあるが、それはちょっとしたガス抜き、「野放しにしてはいませんよ」というアピールのためだ。地下カジノの取り締まりにいたっては「商売敵」を潰すための行動にしか見えない。
 芸能界にいたっていえば、こういった建前のオンパレードだ。
 数十年前にも少女ヌードのブームはあった。アンダーヘアがご禁制だった時代だ。陰毛のない子供の性器は、いやらしくない、という理由で、おおっぴらに写真集が発売され、テレビにも子役の少女のワレメがごく普通に映っていた。
 そこから少し時間がたつと、逆に無毛のワレメのほうがいやらしい、ということになった。すると、今度はヘアヌードが大ブームとなった。
 禁止の基準が「猥褻」という、曖昧な、絶対的な基準がないものだけに、時代の状況によってまるで変わってしまうのだ。
 ポルノ映画にせよ、ある時期までは「前貼り」をして性器を隠した上で、絡む「ふり」をしていたのが、アダルトビデオ全盛になるとホンバンが当たり前になった。「モザイクで隠していれば本当にセックスしているかどうかわからないので問題ない」という理屈だ。
 法律も、猥褻の解釈も、「どうにでも変えられる」ものになってしまったのだ。
 要は時代が何を求めているか、なのだ。
 現代のトレンドは「少女の性」だ。
 むろん、少女との性行為は違法だ。合意があっても、十二歳以下の少女との性交は強姦として裁かれるのは言うまでもない。
 少女との性交が許されるのは、あくまで「虚構」の世界でのことだ。
「殺人」はもちろん犯罪だが、映画やドラマで描かれる「殺人」は犯罪ではない。それと同じように、「フィクション」をまとえば、少女とのセックスシーンだって表現可能なのだ。
 そして、それが虚構として描かれる限り、撮影現場で何が起こっているかは問題ではない。
 この少女の性描写が爆発的にウケた。もう誰も想像できないレベルでそれは浸透した。
 この時代、十二歳以下の子役の少女たちが、それまでの人気女優たちを駆逐する勢いで露出を加速させている。
 テレビをつければ、あたりまえのように少女の裸が映る。恋愛系のドラマでは、子役のカラミが一度もない方がまれだ。
 プリキュアに憧れていた幼女たちは、今やテレビでセックスしてみせる人気子役たちを崇めている。
「美耶子ちゃんや愛菜ちゃんみたいになりたい」というのが今時の幼女たちの夢なのだ。
 子役のオーディションにはどんな端役でも応募が殺到するという。
 むしろ親のほうが必死らしいとも聞く。
 だが、ここに皮肉な現実がある。
 子役ブームを支えているのは、実のところ、子役としっかり絡むことができる男優なのだ。
 子役との絡みは決して簡単な仕事ではない。
 未成熟な肉体を傷つけないように扱わなければいけないし、大半の子役は知識もテクニックも乏しい。つまり、ヤッてさほど気持ちの良い相手ではない。
 トップクラスの子役たちは大人の女性をはるかに上回るテクニックを持っているとされるが、誰もが「宇多方美耶子」や「芦多愛菜」や「奔田望結」になれるわけではない。
 文字通り、経験の乏しい、小便臭い小娘とカメラの前で絡まなければいけないのだ。
 正直、こうした仕事を完璧にこなせる男優は多くはない。
 そのため、一部の役者に仕事が集中する。
 たとえばおれのような――

     第一話 子役の頂点
    
     1

 永瀬一朗、それがおれの芸名だ。本名も同じだけれどもな。
 だが、この名前を映画やドラマのスタッフロールで見かけることはほとんどないはずだ。せいぜい、セリフがひとつかふたつかしかない役くらいしかあてがわれることがない、典型的な「売れない役者」だからだ。
 役者では食えず、アルバイトを掛け持ちしながら、なんとか続けてきた。
 芝居が好きだった。演じることに取り憑かれていたといっていい。
 そのためには家庭さえ顧みなかった。その結果、女房にも逃げられた。おれの先輩の売れっ子役者とデキて、出て行ってしまったのだ。
 定職にも就かず、劇団から劇団を渡り歩きながら、いっこうに芽が出なかったのだから、見限られてもしかたないだろう。
 女房は同時におれの宝物を奪っていった。
 娘だ。
 名前は香利奈。今年9歳になる。
 おかっぱ頭で、派手なところはないが、女房の目鼻立ちを受け継いで、少したれ目がちだが、くりっとした眼をして、たいへん可愛い。このへんは親の欲目もあるだろうが――おれに見た目が似なかったのは幸いだった。(おれは演技派の役者だからな……見た目はたいしたことない)
 不倫をしたのは女房の方だったのに、娘の親権はおれには残らなかった。おれの収入が不安定だったせいだ。
 面会権を確保するのがやっとだった。そのかわり慰謝料も何もかも諦めた。表面上はおれがDV亭主で家にカネを入れないために女房が娘を連れて逃げ出し、かねてから相談に乗ってもらっていたおれの先輩役者に保護を求めた――そんなふうになった。
 先輩の役者はそれなりの人気者で、カネも持っていたから、優秀な弁護士を使ってきたのだ。
 逢えるのはひと月に一度。女房側の弁護士立ち会いの元でだ。制限が厳しく、自由に遊びに行くこともできない。
 寂しい思いをさせているが、それでも香利奈に逢える日はおれにとって最高の幸せだ。香利奈もおれと逢う日を心待ちにしているらしく、面会時にはおれから離れない。
 気の利いたお土産ひとつ買ってやることさえできない情けない父親のおれの話に、眼をキラキラさせながら聞き入っている。
 役者の現場のこと、有名な芸能人と競演した――というか本当は現場で目撃しただけだが――時のこと。アイドルや人気子役の話などにはことに興味があるようで、食いつき気味に質問してくる。
 おれはそれに適当に(盛って)答えてやるのだが、そうすると、香利奈は熱っぽくおれを見つめて言うのだ。
「すごいね! おとうさんはすごいんだね! そんな有名な人たちといっしょにお芝居して――出番は少なくても、ずっとおとうさんのほうがお芝居うまいもんね!」
 香利奈はおれがたまに出たテレビや映画は欠かさずに見ているそうだ。元女房は「そんな三文役者の芝居など見るな」と言ってくるのだそうだが――
「ぷろでゅーさー?って、偉いひとたち、見る目ないよね。あの人より、おとうさんのほうがお芝居うまいのに――見る目ないね」
 あの人、というのは元女房の現在の夫――売れっ子役者んもおれの先輩のことだ。いちおう、家では「パパ」と呼ばされているようだ。
「でも大丈夫、『パパ』ともうまくやってるよ。ちゃんと、それっぽく振る舞うし――うん、お芝居だけど。だって、おとうさんの娘だもん」
 そして、香利奈は唇を尖らせて言うのだ。
「香利奈が大きくなったら、女優さんになって、おとうさんと競演してあげる。そうしたら、みんなおとうさんのお芝居にびっくりするよ、ぜったい!」

 そんなふうに会話をしたのは香利奈が7歳の頃くらいだろうか――そして、おれは香利奈との面会権も失った。香利奈が正式に先輩と養子縁組して――香利奈自身がおれとの面会を拒むようになったからだ。おれの口座には手切れ金として500万円が振り込まれ――情けないことにそれを切り崩しながら暮らす生活が続いていた。

 その間に芸能界はすっかり様変わりした。
 空前の子役ブームの到来だ。
 そのあおりで大人の役者の役割も変わってしまった。いかにメインの子役を輝かせられるかが求められている。なにしろ、視聴率を持っているのは彼ら子役だし、劇場映画の客入りやその後の映像ソフト、グッズの売れ行きも、子役人気に頼っているのが現状だ。
 今や、どの作品でも、女児との絡みはあたりまえだ。
 絡みというのは、そのままの意味だ。
 ベッドシーン、もっとはっきり言えば、セックスシーンだ。
 子役と性交することを、今の役者は求められているのだ。
 それまで家庭的な雰囲気で人気だった男優が、カメラの前で少女をレイプする役を演じて、さらに売れっ子になった例もある。逆に、ワイルドなイメージで売っていた男優が、子役とのホンバンを拒否して干されたという話もある。
 子役とヤれなければ生きていけない。それが今の芸能界だ。
 おれのような仕事を選べない役者は、それこそ何でもやらなければいけないところだが、子役とのカラミはどうにも無理で、話があっても断ってきた。
 香利奈の存在だ。
 子役には香利奈と同じ年頃の子供も多い。そんあ子供相手とカラミはできない。それが演技だとしてもだ。
「いっちゃんもさあ、スタンドマンだったらいくらでも声かかんだろ? ガタイいいし、いいブツぶらさげてんじゃーん」
 親しくさせてもらっているAD(アシスタントディレクター)からはそんな風にも言われた。「いいブツ」って言われてもな。まあ、これまで裸になる仕事はいくつもあったから――カラミじゃなくて銭湯に入っている客の役とかだが――見られていても不思議はないんだろうが。
 それにしても、今の子役ブームにあって、男優不足というのが不思議だった。そういうことをしたい連中ならいくらでもいるんじゃないか?
「子役とヤリたいだけのバイトならいくらでも集まるけどな、芝居ができるやつなんざほとんどいないよ。しかも、肝心な時になると縮こまっちまうヤツばかりだ。マジ、人手がたりねーよ」
 そう言われれば納得できなくもない。カメラの前で演技するというのは――それができるというのは、やはりひとつの才能だ。ましてや、自分の肉体をあるがままカメラやスタッフの前でさらすっていうのは、理屈じゃなく、役になりきらないとできたもんじゃない。その人物になり、芝居の時間と空間にはまりこんで、その人物が自然に為すであろうことを為す――それが性行為であれば、それを仕遂げる――それができるのは、やはり役者という生き物だけだ。
 それでも、おれには無理だ。おれには香利奈がいるから――その顔が思い出されてしまった時、同年代の少女に対して性的な行為をすることはできないだろう。いくら脚本にそう書かれていたとしても。
 だが、いち役者として、子役の演技力には興味があった。なぜ、ここまで短期間で人々の心を掴んだのか。
「だったら、一度、現場見に来なよ、テレビドラマなんだけどさ。エキストラの仕事もあげるから」
 ADがそう誘ってくれた。
「このドラマの主演女優は見ておいたほうがいいと思うよ。今の子役ブームの震源地にして最先端、宇多方美耶子だからな」


      2

「はい、じゃあ、リハおねがいしまーす」
 撮影現場の空気は、ゆるやかなようで、しかしピンと張りつめている。
 スケジュールや予算に余裕があるプロジェクトなんて本当に希だ。どこでも時間もカネも切迫しているのだ。
「美耶子ちゃん、じゃあ、カメラリハだけど、きつかったら言ってね」
「あ、大丈夫でーす」
 バスローブを羽織った子役がベッドの上に座って元気よく手をあげる。
 宇多方美耶子、かのAD氏が言ったとおり、現在の子役ブームを牽引する、断然トップの子役だ。
 まだ十歳の小学四年生。ちょっと癖のある長い髪をカールさせ、今日はおでこを出している。
 絶世の美少女というほどではないが、クラスでならいちばん可愛い子かな、という絶妙なバランス。そして、よく動く表情に、笑うと覗く八重歯――彼女の出演するドラマを見ると、その役柄にかかわらず、いつのまにかファンになってしまっているといわれる、不思議な魅力の持ち主だ。
 その体当たり演技はいつも世間の話題を集め、子役の表現の限界をつねに押し広げている。言い換えると、いま、日本の芸能界、映画界の表現は、この少女が「どこまでやるか」にかかっているといっていい。
「じゃあ、連続ドラマ『LINEで恋しよ♪』の第一話、ヒロインが行きずりの男相手に処女を捨てるシーンのリハいきまーす」
 子役の濡れ場はドラマの見せ場だから、緊張感がいやます。
 おれは、通行人Aの役で出演(といえるほどではないが)した後、知り合いのADの厚意で見学させてもらっていた。基本、濡れ場は部外者立ち入り禁止だから、これは件のADが、おれをスタンドマンの世界に誘う手だと承知していたが、飛ぶ鳥を落とす勢いの宇多方美耶子の芝居を直に見てみたいという欲求には勝てなかった。
「男優さんもスタンバイオッケイでーす」
 おれと同年代――三十代の役者がバスローブ姿でセットに入ってくる。
 顔は現場で見かけたことはあるが、名前は知らない。おれと同程度の格の大部屋役者だ。おれとの違いは、先方は子役相手の濡れ場がこなせる、ということだろう。
 その一点で、おれは「通行人A」で、向こうは「主演女優の相手役」となる。テロップにも名前が載るだろうし、宇多方美耶子の相手を務めたとなれば、他の子役の相手役にも指名されるだろう。
 子役相手の役者にもやはり「格」というものがあるようで、宇多方美耶子のようなトップ子役とヤッた、というだけでその後のギャラも跳ね上がるらしい。
「じゃあ、リハ始めまーす」
 美耶子と男優がベッドに腰掛ける。
 ここまでの話はこんな感じだ。
 母の再婚で義父ができた小学生の美耶子(役名も美耶子だ)だが、その義父とお風呂に入っているとき、怪しい雰囲気になってしまう。その際はセックスには至らなかったが、それがきっかけで美耶子は性に目覚めてしまう。自慰を繰り返し、学校でもガマンできず、授業中まで下着に指を這わせる始末。そんな美耶子の変化に気づいた同級生あやかは「LINEで相手を見つけたらいいんだよ」と援交をそそのかす。誘いに乗ってしまった美耶子はLINEで処女を散らす相手を募る――という展開だ。
 タイトルが軽い割に内容はシリアスだ――
「――ほんとに小学生なんだね、びっくりしたよ」
 セリフのやりとりが始まる。リハだがカメラも回している。
 ラブホテルの一室を模したセットで、数台のカメラが二人を追う。
 予算がふんだんに使われていることがわかる。セットの作りもしっかりしているし、スタッフの数も多い。高視聴率が約束されている宇多方美耶子主演ドラマならではだ。
 おれの胸の奥がちくりと痛む。二十年近く業界にしがみついているのに、ここではおれはただの通行人Aだ。あんな数のカメラに追われたことなんかない。これだけの数のスタッフに凝視されることも、ましては数百万、いや数千万人もの視聴者に演技を見てもらえることなんか――
「うん、四年生だよ――ちっちゃくてごめんね?」
「へっへっ、おじちゃんにはそっちの方がありがたいよぉ」
 男は変態っぽく笑った。ロリコンおやじという設定だからだろう。だが、軽薄さが鼻をつく。
「おじさん、ちっちゃい子、好きなの?」
「そりゃあ、好きさ。なにせ、美耶子ちゃんみたいに肌がぷにぷにで触り心地いいからねぇ」
 言いながら、男は美耶子のバスローブをはだける。その下は全裸だ。
 ちいさな膨らみがあらわになる。男は美耶子の乳房とはいえないようなささやかな隆起を指でつまみ、揉みしだく。
「んっ……いたっ」
 顔をしかめる美耶子。成長期の乳首は敏感なのだ。
「ああ、ごめん、ごめん――ぺろぺろして直してあげる」
 男は美耶子をベッドに押し倒し、ローブを完全に脱がして、美耶子を生まれたままの姿にすると、真っ平らな胸に舌を這わせはじめる。
 ピンと立った、だが子供サイズの豆粒のような乳首を男が音をたてて吸いあげる。かなりがっついた印象だが、そういう演技プランなのだろう。だが、リハでもここまでするんだな。
 美耶子は困ったようなくすぐったそうな表情だ。
 男はそれに気づかず、美耶子の乳首を口に含み、強く吸い上げる。
「あーっと、キスマークはつけちゃだめよぉ……本番までとっといてよぉ……」
 オカマっぽいおっさんの声が入ってくる。このドラマの総合ディレクターの桃山園氏だ。宇多方美耶子とのコンビでこれまで数え切れないほどのヒット作を生み出している。子役業界では今や押しも押されぬ巨匠だ。
「す、すみません、つい」
 男は唇を離し、おびえたようにわびる。
「いいけど。リハでもちゃんと美耶子を感じさせないとだめよ。そうやって信頼関係を築かないと、本番でもいい絵にはならないわ」
 さすが巨匠。なんだかすごくいいことを言っている感じがする――やらせている内容はアレだが。
「はいっ! 美耶子ちゃん、よ、よろしくね」
「あ、大丈夫でーす。あの、このシーン、美耶子、まだ何も知らない設定なので、じっとしてますけど、とっても気持ちいいので、もっとしてくださいね」
 男優のテンパり具合に比べて、宇多方美耶子の落ち着きようはどうだ。男優に自信をつけさせることも忘れていない。
「マジで!? うれしいなー、この撮影、決まった時から、すごく楽しみにしてたんだ」
 どうやら、男優は普通に美耶子ファンだったようだな。そりゃあ、がっつくだろう。

      美耶子のバレンタイン大作戦             ~2日目~ 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

     4

 男たちの辛抱も限界、美耶子の体力にも限りがあるために、第三ゲームまででポイント計算をおこなうことにした。
 その結果、一位、桑原さん、二位、鬼頭さん、三位、栗栖さんとなった。ほかの男たちも健闘したが、やはり第三ゲームのポイント獲得数が大きくものを言った。尿道孔責めで美耶子から潮吹きをゲットした桑原さんはもちろんのこと、アナル責めを徹底した鬼頭さん、クリ責めのテクニックがすごかった栗栖さんは、回ってくるたびに美耶子の弱点を突いて、的確にアクメを奪っていたのだ。いずれも、美耶子の性感帯の位置や感度をきちんと研究していたからだ。
「美耶子ちゃんの出ている番組や映画は、もうコマ送りしながら繰り返し見てますから!」
「とくに桃山園さんやゆういちさんが美耶子ちゃんとエッチしているシーンが参考になりますね!」
 鬼頭さんも栗須さんもさわやかにコメントするのは何か違うと思うぞ。
 桑原さんはもうプレイへの期待感からか、鈴口に大きな先走りの雫をためている。
「美耶子ちゃんのおしっこ穴かわいすぎです! これまで1万人くらい女の子のおしっこ穴を研究してきましたが、断然ナンバーワンです! 尿道孔クィーンです!」
 もうコメントも要領を得ない。というか、こいつらもはやファンの領域を超えてないか?
 撮影用に借りているラブホの残り時間もあるので、急ぎ出演者にはシャワーを浴びてもらい、その間に敗者たちへのインタビューをおこなった。
 いろいろな美耶子愛があるものだなあと思ったし、ようやくアイドルのファンミーティングのような感じになったのだが、時すでに遅し。
 だが、このインタビューが実は視聴者にとっては共感できるものだったらしく、リアルタイムに書き込まれるコメントにも好意的なものが多かった。忘れてしまいがちだが、これ生放送なんだよな。しかも世界中に。
まったりした時間の後はいよいよご褒美タイムだ。

だが、さすがに一人ずつでは時間がかかりすぎる。そこで、三人のファン代表と美耶子の4Pとなった。
 男達はもう戦友のような感じになっていて、4Pでも抵抗はないようだ。全員、期待の先走り汁でペニスをぬらぬらさせている。
 美耶子もシャワーを浴びて、そのまま全裸で登場。周りを取り囲むファンたちもやんやの喝采だ。
 ベッドを中心に、負けたファンたちが、やはり全裸で取り囲んでいる。思い思いにスマホやカメラで撮影している。桃山園が、全データをいったん預かることを条件に、動画撮影を許可したのだ。なにしろカメラはおれしかいない。ファンたちにも撮影させることで、さまざまなアングルの絵が手に入るものと計算したのだろう。生放送はともかく、のちにビデオソフト化することを考えると、桃山園の考えは実に抜け目ない。
 それに――美耶子は撮られると異様に興奮するからな……

 まずは生フェラから。
 順々にしゃぶってビンビンにさせていく。
 美耶子のやつ、しゃぶりながら割れ目に指を入れてオナってやがる。誰にも指示されていないから、これは美耶子みずから楽しんでいるということだ。
 もうビショビショだな……
 三本のペニスの下拵えをすませると、美耶子はベッドの上で大きく脚を広げて、10歳の無毛の性器を十数個のレンズの前で惜しげもなく晒す。
 小学生のピンクの粘膜が愛液で潤っている。最近のスマホのカメラの性能は言わずもがな。フルハイビジョンは当たり前、下手すれば4Kの超高画質で記録されている。
「美耶子、準備できてるよ? 一番になった、おにいちゃん――桑原のおにいちゃん、来て」
「ああおお、もお、ついに! ついに美耶子ちゃんとおぉ、セックス!」
 桑原さんは奇声をあげつつ、美耶子に覆いかぶさる。
「おにいちゃん、あわてないで……おちんちん、入れるところ、カメラに映るように、して」
 美耶子に諭され、桑原さんは姿勢を整える。
「こ……こうかな?」
 亀頭を美耶子の膣口に当てる。
「あ……吸いつく……すごい」
 美耶子の膣壁は潤っている。演技かどうかはつきあいの長いおれにもわからないが――美耶子は発情しているように見える。
「ちっちゃい穴なのに、ヌルヌルで、ああ、吸い込まれる!」
 桑原さんのペニスが美耶子の膣に沈んでいく。
 ネット生放送だから、修正一切なしだ。
 挿入シーンもそのまま流す。
 いかに子役の性器は地上波でもセーフとはいっても、大人のチンポはそうではない。
 だから、子役と大人のガチセックスシーンはネットならではなのだ。
 特別な映像だ。だから会員制のインターネット放送でしかみることができない。
「すごいっ! マジすげええええっ! 美耶子ちゃんのおまんこ、気持ちよすぎる……っ!」
 何回かピストンしただけで桑原さんは美耶子の膣内で射精する。
 あっけないほどだが、いくら熱烈なファンとはいえ、美耶子の膣は狭小で湿潤で粘膜がぴちっとまとわりついてくる。そして子供の体温の高さ。プロの男優がコンドームをしていても一分もつかどうか。ファーストコンタクトでしかもナマ挿入なら、誰でもたいていそうなる。
「ほんとうに……マジヤベぇ! これがセックス!? すげえ! 尿道口よりすごいかも!?」
 少女の尿道口をこよなく愛する桑原さんはもしかしたら実践では童貞だったのか? もしそうだとしたら、この先たいへんだぞ。どんな女とヤっても物足りなく感じることだろう。成人女性との行為と、美耶子たち子役とのそれは異質な体験だ。それを今後も体験したければ、専門の竿男優になるしかない。さもなければ犯罪者一直線だ。


 続いて鬼頭さん、来栖さんが美耶子にかかっていく。
「み、美耶子ちゃん、ア、アナルいいっすか?」
 アナルマニアの鬼頭さんはやはりそっちかを選ぶらしい。
「もちろん、いいよ?」
 美耶子は今日ももちろん処理済みだ。
 この世で一番美しいと絶賛される、10歳の肛門を広げて見せる。
「きれいにしてあるから、ナマでもだいじょーぶだよ?(はあと)」
 子役ファンが選ぶ、なめまわしたい膣穴ランキング、クリトリスランキング、アナルランキングの三冠を輝いた美耶子である。その穴に実際にぺニスを入れられるとなったら、どんなファンだって狂喜乱舞するだろう。
 美耶子が手ずから鬼頭さんのぺニスにローションをまぶす。
 鬼頭さんの亀頭がテラテラ光る。爆発寸前にそりかえっている。
「美耶子のおしりの穴、楽しんでね」
 バックスタイルでおしりを突き上げ、肛門を左右に広げる。アナルくぱぁで鬼頭さんを誘う。
「あああ…… 美耶子ちゃんのアナルまんこに……おれのチンポが……おおおっ!」
 大きく笠が開いた松茸のようなぺニスを美耶子のおしりの穴に沈めていく。
「は……入ってくるよぉ……鬼頭のおにいちゃんのおっきなおチンポがぁ……美耶子のおしりの穴にぃ……っ! ふっあっ! あんあんあんっ!」
 亀頭が完全に埋まり、さらに侵入していく。いや、美耶子が巧みに腰を使って、導きいれているのだ。
「こっ……こんな広がって……飲み込んで――あつっ! 美耶子ちゃんのおしりの穴、火傷しそうだっ!」
 子供の体温は大人よりも高いせいもあるのだろう。また、ローションの潤滑性能があってさえ、子供の直腸は細い。それで締め付けられたらどうなるか。
「だめだっ! 出るっ! こっ……こんなの、我慢できないっ!」
 ゲームでは、美耶子の性感帯を翻弄した鬼頭さんでさえ、「実際に挿入したら」こんなものだ。
 子役とのセックス体験は、どんな熱心なファンであっても、その想像を超えるようだ。
 ほんの数回のピストンで――いや、たぶん挿入した時の衝撃で――
「うあああっ! 吸われるっ! 美耶子ちゃんのおしりの穴の奥でっ! 全部出るぅうっ!」
 ビュッビュ! ビュビュビュビュッ! そんな擬音が聴こえてきそうな腰の振動、のけぞっての痙攣。

 三位の栗須さんは、先の二人と美耶子のセックスを目の当たりにして、すでに一発放ってしまっていた。手をすこし添えただけで出てしまったのだ。
「ああ……うそだろ……」
 呆然とする栗須さん。そりゃあ、いくら刺激的なシーンを目の前でみたといっても、これはない。番組的にも困る。
 栗須さん(たぶん50代)は、指や舌のテクはあるが、年齢的に二発目は難しそうだ。
 4位の人の繰り上げ当選か……という考えが浮かび始めた瞬間、美耶子が栗須さんの股間に舌をはわせた。
「栗須のおにいちゃんのおちんちん、おいしー。もっとなめてあげるね」
 だらんとした中年男のぺニスを美耶子が舐めまくる。
「あああ……美耶子ちゃん……そんな、ほんとにおいしそうに……」
 ぺろぺろ、子猫のように舌をうごかし、飛び散った栗須さんの精液も舐めとってきれいにしていく。
 栗須さん、たちまち復活。
「おお……」
 とは本人の驚嘆の声。
「美耶子のおまんこに、栗須のおにいちゃんのおちんちん、入れてくれる?」
 つり目の子猫フェイスで美耶子がせがむ。
「桑原のおにいちゃんが中出しした後だから、イヤ?」
「み、美耶子ちゃんのおまんこに入れられるなら……! ぜんぜん気にしないよ……てか、おれの精液で美耶子ちゃんのおまんこ、満タンにしてやるっ!」
「きてっ!」
 栗須さんが美耶子に覆い被さる。
 もちろん、みなぎったぺニスを美耶子の膣にガチ挿入だ。
 おじさんファンの生チンポで極狭の膣壁をこすられて、美耶子が甘く悶える。
「すごっ! 栗須のおにいちゃんのオチンチン、すごく、いいっ!」
「美耶子ちゃんのおまんこ、おおおっ! 包み込んで、締め付けて、舐め回して――なんだこれ!? ほかの女のなんてゴミじゃねーか! うおおおおっ!」
 栗須さんもたちまち果ててしまう。桑原さんが中出しした美耶子の膣内にさらなる精液を注入する。
「ず、ずるい! 一位はおれでしょ? もっぺん! もっぺんさせて!」
 桑原さんが股間をおったてて叫ぶ。
「ぼくも……美耶子ちゃんのアナル最高だったけど、やっぱりおまんこにも入れてみたいっす!」
 栗須さんも続く。
 おいおい、これじゃあ埒あかないぞ、放送時間ももう残り少ないのにどうやって締めるんだ、と思ったときだ。
「いいよ、おにいちゃんたち! 美耶子はみんなのために来たんだもん! みんな、いっしょにえっちしよ! 美耶子のおまんこもおしりもおくちも――お手々や腋だって――おにいちゃんたちを幸せにするためにあるんだもん!」
 美耶子が三人のファンたちに呼び掛ける。
「おおおお!」
「美耶子ちゃん……!」
「天使すぎる……!」
 男たちが美耶子に掛かっていく。
 ある者は膣に挿入して昇天し、ある者はアナルに挿入してその快楽に目覚める。そしてまたある者は美耶子の口の中で真の幸福を感じるのだ。
 倫理的には許されるはずはない。大の大人たちが10歳の少女に群がり、その身体をむさぼっている。あらゆる穴に性器をねじこみ、射精を繰り返している……ようにしか見えない。
 だが、実は大人たちは癒されているのだ。満たされているのだ。美耶子という少女から愛を受けとることで。その愛は無尽蔵だ。
「すっげえ……! 美耶子ちゃんのオマンコに、マジ気持ちよすぎっ……す!」
「うっおおお! こんな気持ちいい穴が美耶子ちゃんのおしりにあいていたなんて!」
「おっお! 舌がからみついて! 美耶子ちゃんのかわいい顔にまたぶっかけるよっ!」
「うんっ! おにいちゃんたちのオチンチン、美耶子のなかで動いてるの、わかるよっ! おまんこで、おしりで、おくちで、もっと気持ちよくなって……んぅっ! うううううっ!」
「うわっ、締まる……だめだっ! また射精るっ!」
 びゅくっと腰がはね、何回めかの吐精が美耶子の膣内に注がれる。
「あああっ! もう、信じられないほど……! アナルに直出し……!」
 小学生女児の肛門に金玉を空っぽにされたとろけそうな顔。
「か、かわいいっ! 美耶子ちゃん、おれたちの精子でべとべとなのに、なんでこんなに可愛いんだあっ!」

 美耶子が心のそこから幸せそうな笑顔で――
「おにいちゃんたち、だぁあいすきっ!」

     5
 アイドルの熱烈なファンならば誰でも思うはずだ――そのアイドルとセックスしたい、と。
 だがそれは夢だ。それは夢なのだ。
 ふつうなら絶対に叶わない夢。
 それが叶う。叶ってしまう。
 宝くじの一等よりもおそらくはるかに高い確率で――
 ロリテレビに年間にある程度貢げば――
 現役小学生の美少女と、セックスできる――可能性がある。
 それがこの世界の現実なのだ。

 といっても、スキンなしでの挿入、生膣射精をOKする子役はさすがに多くはない。それもVIPでもない一般のファン相手にだ。
 ファンと向き合いたい、ありのままの姿で――

 その心意気やよし――といいたいが、三人のファンが代わる代わる美耶子の膣やアナルに射精したらどうなるか――
 リアルに美耶子の子宮が男たちの精液で満杯になり、誰かがつっこむたびに精液カクテルが噴き出すことになる。
 さすがの美耶子も果てのない連続中出しには耐えきれず――
「ああああああっ! やっ、あああああああ! いくぅ! いくうううううううっ!」
 演技を忘れてのガチイキモードだ。
「おなかのなかっ! おまんこっ! あつっいいいいいい! おにいちゃんのセーシで、あふれちゃうっ!」
 ふつうの少女なら、こんな経験はしない。法的にもできないし、肉体が耐えられない。
 だが美耶子は、北海道ロケの二日間だけで三十人近くの男の精液を幼い子宮に浴びせられ、その倍の男の精液を飲み干している。それが子役の仕事とはいえ、過酷の一言だ。
 もしかしたら性的虐待に該当するのではないか――そう思える現場もこれまで幾度もある。
 過去、男優三十人相手の輪姦シーンや、巨根のインド人男優との本番撮影では、美耶子が死んでしまうのではないかと恐怖を感じたことがなかったわけではない。
 だが――
「いくいくっ! 美耶子、マジで、ホントに、いくうううううっ! いっちゃうううううっ!」
 ガクガクガクっ! 全身を震わせながら、マジイキアクメ顔をカメラにさらす。
 びしゅううっ! 歓喜の潮吹きとともに。
 それにあわせて、周囲を囲んでいたファンたち(勝ち残れなかった人たち)も見抜きで射精する。
 濃密な男の体液のシャワーを浴びながら、美耶子は果てた。
「締めのBGMいれるわ。美耶子のアップ中心で、ね」
 チェック用のモニターを覗いていた桃山園が指示を出す。いちおう番組の進行は忘れていなかったようだ。
 番組終わりの曲が流れ始める。
「んふふっ! おにいちゃんたち、みんな、すっごーく素敵だったよ!」
 おさまりきれない白濁液を膣口とアヌスから溢れ出させながら、美耶子はカメラに向かってにっこりと微笑む。
「全国のおにいちゃんたち、これから行くから……待っててね! もしも会えたら美耶子と遊んでね!」
 素人のファンと4Pを演じて見せて、この笑顔だ。美耶子は女優なのだ。それも天性の。
 この映像を通じて、美耶子は数十万、いや数百万、あるいはもっとたくさんのファンを興奮させ、満足させ、ついには感動させる。それを成し遂げる女優を天才と呼ばずしてなんとする。
 美耶子は心から幸せそうな笑顔で――
「おにいちゃんたち、だあいすきっ!」
 最高の笑顔で生配信は終了した。


 札幌ファンミーティングは大成功に終わった。
 三人の当選者たちはもちろん大満足。人生の目的を果たしきったくらいの幸福度だったようだ。勝ち残れなかった者たちも、間近で美耶子のガチセックスシーンを鑑賞し、撮影にも参加できたのだから文句のでようはずもない。
 視聴者数は全世界で数百万に達し、評判を聞いてか有料放送の申し込みも殺到した。
 またもロリTVの社員たちに特別ボーナスが支給されそうだ。
 そういうの、こっちには回ってこないんだよな……
 美耶子のギャラは契約で決まった金額から変わらねーし……
 ファンがらみの仕事は美耶子は基本断らないし、ギャラにはもとよりまったく興味がない。宇多方家の方針でおこづかい制だし、月二千円だしな。(そのかわり、誕生日とクリスマスには「なんでも欲しいもの」を買ってあげる約束をさせられている。なぜか、おれの金で)
 ともあれ、ファンを大事にする――それが美耶子のモットーだ。
 キモオタとの握手を渋るアイドルもいるというのに……まあ美耶子のはやりすぎだと思うが。
 アイドルモードに入ると、すべてのファンと繋がろうとするのだ。
 それがいいことなのかどうかは、まだわからない。
 ファンと繋がる全国縦断ツアーは、まだ、最初のセクション、北海道を終わったばかりだ。
 
                      北海道編 おわり

美耶子のバレンタイン大作戦  ~2日目~ (3) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

      美耶子のバレンタイン大作戦
            ~2日目~

               3
「第一のゲームは――これー!」
 美耶子が出したフリップには「美耶子とくすぐりにらめっこ! ぽろりもあるでよ」と桃山園の汚い手書き文字で書いてある。
 ルールはいたってシンプル。美耶子をくすぐって笑わせ、さらにぽろりさせてポイントを競うというものだ。
 なにしろ美耶子はマイクロビキニだから、激しく身をよじったりすると、上も下もずれたり食い込んだりしてしまう。
 乳首ぽろりで1点、ワレチラ3点、アナル4点、くぱあ5点といった感じだが、実際のポイントは桃山園の独断で決まる。

「きゃははははっ! だぁめぇ! やああん、ひゃはははっ!」
 笑わせるためなら、急所以外のボディタッチが許されるというルールで、ファンたちは一人一分の持ち時間で、存分に美耶子とのスキンシップを楽しんだ。
 マイクロビキニは極小面積&ゆるゆるなので、もちろん、サービスカット満載だ。
 一人目の挑戦者のときから乳首チラ、われめチラを連発。
 未成熟な十歳の少女の身体のいろんなところが見えてしまう。
 もちろん、これは演出上の配慮で、見えそうで見えない。でもやっぱり見えちゃう、というぎりぎりのところをねらっているのだ。
 あくまでも、マイクロビキニ姿の小学生の女の子がくすぐられて身体をよじったり、おしりをくねらせたり、内腿にぐっと力を入れてこらえたりするところを見せているだけ――その拍子に、うっかり水着がずれて桜色の乳首がのぞいたり、それよりはやや濃い桃色の肛門がこんにちはしたり、ワレメに水着が食い込んだり、逆にゆるんでおまんこがばっちり見えたり――してもしょうがないじゃない。
 それが視聴者が見たい「ところ」なのだから。
「あははははは! もうだめぇ! こうさん! きゃはははは!」
 ファンたちに代わる代わるくすぐられ、美耶子も素で笑っている。
 汗みずくで、髪も振り乱して、澄ましたアイドルでも子役でもなく、ただの十歳の子供に戻っている。
 ファンたちも美耶子とのスキンシップを通じて、リラックスしてきた感じだ。
 絵的には、パンツ一丁の大人の男が、マイクロビキニ姿の少女を組み敷いて、腋をくすぐったり、足裏をぺろぺろしたり、耳元に息を吹きかけたりしているので犯罪っぽくて仕方ないのだが。
「第一のゲーム、しゅーりょー!」
 桃山園がダミ声を張り上げる。
「それぞれポイントはこうなっておりまーす」
 十名のファンたちがそれぞれ時間内で稼いだポイント、すなわち美耶子のお宝映像をどれだけ提供したかが発表される。このポイントは累計されていくが、同時に、第一のゲームでのトップにはごほうびが与えられる。
「いちばん美耶子を笑わせてくれたおにいちゃんにキッスのプレゼントだよ!」
 美耶子がリードしてのベロチューのプレゼントだ。
 さらにオマケで、美耶子の水着の中に手をいれてもいい権利が与えられる。
 幸運なファンは美耶子の舌と唇の感触を味わいながら、その身体の最奥部のぬるみを指先に感じることができるのだ。
 それだけで昇天ものだろう。
 実際そのファンは、手さえ使わずに射精してしまった。
 それを見守る男たちの股間には見事なテントが張られていた。

「第二のゲームは!」
 美耶子が仕切り直してフリップを掲げる。
「9人いるのでやきゅうゲームしよー!」
 せっかく全員勃起したので、それをバットにみたててみました、という遊びだ。馬鹿すぎる。むろん桃山園の発案だ。。
 男たちはパンツを脱ぎ、チンポを露出させる。
 そして、美耶子が投げたボールを打ち返すのだ。
 三振したら、0ポイント。打ち返せたらヒット扱いで、飛距離勝負。
 しかしなんというか、このゲームには美耶子がノリノリだった。
 ファンの男たちのチンポをしげしげと観察し、感想を述べていく。
「わあ、このおにいちゃんのチンポ、おっきい!」
 とか
「かわいい亀頭さんですねー、すっごく変わった形、かわいっ」
 とか
「毛むくじゃらでクマさんみたい!」
 とか
「おにいちゃんのチンポは恥ずかしがり屋さんかな? えいっ」
 とか言いつつ包皮を剥いたり――楽しみまくりだ。
 ゲームの待ち時間でペニスの立ちが悪くなると、魔法のような手さばきで勃たせてしまう。
 さすが子役のトップを張るだけはある。
 ゲームそのものは単純で、美耶子が投げるビニール製のソフトなボールをファンの男たちが股間のバットで打ち返すだけなのだが――
「おおーひっとだよー!」
「これは二塁打かな?」
「ざんねん、さんしーん!」
「すっごーい! ほーむらん!」
 と美耶子がおおはしゃぎ。
 なんのことはない。大人たちのチンポで小学生女児が遊んでいるだけだった。
 でも、楽しそうではある。
 さわったり、こすったり、においをかいでみたり――
 大人チンポを弄ぶ小学生女児。弄ばれて喜ぶ子役アイドルファンたち。
 世も末すぎる。
 ちなみに、ロリTVはネット放送で、日本の法律の支配下にはないため、ペニスはそのまま映している。これが地上波なら、黒いコンドームを着けたり、モザイクをかけたりするのだが――どっちにしろ、生配信だから加工のしようもないのだが。
 このゲームの結果も各参加者ことに加算され、さらにトップの飛距離を出したファンには美耶子からごほうびが出された。
「じゃあ、記念撮影、しよ!」
 ツーショット写真撮影がごほうび――ただし、主に映るのは性器だ。
 どういうことかというと。
 そのファンのチンポと、美耶子のおまんこのツーショットなのだ。
 ベッドの上に座ったファンと向かい合わせで美耶子が座り――ファンのチンポに美耶子の股間――マイクロビキニを極限まで食い込ませたワレメくっきりな状態――を押しつける。
 まるでペニスをマン肉で挟むような感じで、はい、チーズ! という塩梅だ。
 ペニスでいっぱい遊んだためか、美耶子はかなり興奮していて、ビキニの股間の布地もぐしょぐしょだった。演技でなくここまで濡らすのは珍しい。そのせいかテンションがおかしくなっている。
 言われなくても美耶子のほうから腰を上下させて、ファンのチンポをワレメでしごく始末だ。まったくもって、はしたない。

 第三のゲームでは、ファンの男たちだけでなく、美耶子もついにボトムレスになった。自分で脱いでしまったのだ。
 というか、濡れすぎて、愛液がたれてきてやばい。
 男たちのペニスに囲まれて、どうやら発情スイッチが完全に入ってしまったらしい。
 ファンの男たちのテンションも高まった。
「あの美耶子ちゃんが……」
「おれたちとエッチしたがってるんだ」
「サカっちゃてるよ……マジで」
 美耶子の表情は完全にメスのそれだ。
 ファンと一対一、一対二くらいで相対するときは、もっと余裕があった。今回のロケでもここまで美耶子ができあがったのは初めてかもしれない。
 美耶子からのリクエストもあって、第三のゲームの内容は、
「おにいちゃん、美耶子をクリでいかせてね」
 になった。
 ファンの男たちが順番に美耶子の股間を可愛がって、誰がいかせるかの勝負だ。
 不公平をなくすために、一人あたりの持ち時間は十五秒と短くして、何回も回ってくるようにした。
 クリでも膣でもアヌスでも、さわり放題、舐め放題。
 美耶子から「イク」の声を引き出せたら3ポイント、潮を噴かせたら30ポイント。一気に逆転可能だ。
 美耶子はノリノリで自分で性器を広げて見せた。
 子供らしい薄桃色の粘膜をあらわにする。
 クリの包皮も剥いて、ピンクパールを外気に晒す。
 膣口も開いて、内部に広がる女の子の秘密をファンたちにあますところなく見せつける。もちろんカメラでも押さえているから世界中に配信されている。
 愛液がじゅんじゅんとわき出てくるくらい、感じているのだ。
「美耶子のおまんこ、かわいがってぇ、おにいちゃん!」
 甘えた響きを持つ美耶子の声に反応して、男たちのペニスが反り返る。腹にくっつくらい屹立する。
 だが、まだ挿入はできないのだ。ゲームの勝者にならなければ。
 わいせつな映像を提供する立場(になってしまった)おれとしても、これほどいやらしい映像は見たことがない。
 発情した十歳の少女の剥き出しの股間を、目だし棒で顔を隠した全裸の男たち(二十代から五十代くらい?)が入れ替わり立ち替わり指でいじったり、舐めたり吸ったり、している。
 そして本気のアクメに導こうとしているのだ。
 狂気の光景だが、それは少女自身が望んだことであり、生中継で全世界に配信されているのだ。そしておそらくは将来的にはビデオソフト化され、最低限の修正は施されるにせよ、一般流通で販売されるのである。
なにゆえにこうなったのか、もはやわからないが、この世界では、この時間軸では、それが許されているのだ。初潮前の少女の「生殖にいたらない行為」であるがゆえ。
「あぅんっ! いいよ、いいよ、それっ、おにいちゃんっ!」
 クリトリスを擦られ嬌声をあげる美耶子。
「あんあんあんっ! いきそっ! でも、まだ……っ!」
「はいっ、十五秒経過っ! 次の人っ!」
 桃山園がスマホのストップウォッチアプリで時間を計っている。だが、そんなことをしなくても、次なる挑戦者が遅延プレイを許すはずがない。
 かわって美耶子の股間に陣取った男はためらいなくクリトリスの根本に舌をねじ込む。吸い上げる。
「あーっ! それっ! すごくいいよぉ! はあんっ! あんっ!」
 腰を突き上げる美耶子。子供サイズの小さなクリトリスでも性感をもたらす神経の数は同じだ。その分、繊細でありながら強烈な快感を美耶子にもたらしているはずだ。
「あっあっ! ふああああんっ! いくっ! ぃ……いくうぅっ!」
「イキました! 3ポイントぉ!」
 桃山園が判定役も兼ねている。まあ、美耶子をイカせた回数はおれと並んでトップクラスのはずだから、判定役には最適なのだろう。
 ガッツポーズをする目出し帽の男。もう誰が誰だかわからないが、名札には「クリスチャンセン後藤」と書いてあるから栗栖さんでいいか。あ、そっち本名か、まあいいや。
 変態の桑原さん(前述)もはりきって美耶子の股間に舌をはわせるが、イッた直後は不利だぞ。くぱあして粘膜を広げ尿道口を責める作戦のようだが、美耶子へのその責めはあまり得策ではない。
 あっという間に時間が過ぎたが、美耶子の尿道口をしゃぶりきった桑原さんはうれしそうだった。
 ぶっとい亀頭を美耶子に気にいられた鬼頭さんは、しっかりと予習済みだったか、美耶子のアナルを集中攻撃した。たっぷり唾をつけた指で、入口から3センチくらいの深度を責める。
「あひっ! お、おしりは、だめだよぉ……っ! ひゃはっ!」
 十五秒では不十分だが、それでも美耶子におしりを意識させることには成功した。むろん、今日も美耶子はアナルを使う準備をしているから、汚くはないのだ。
 クリを責める者、膣を責める者、アナルを責める者――そして尿道口にこだわる桑原さん。
 それぞれが美耶子をイカせるために精一杯だった。
 もうそうなると、美耶子の全身が性感帯になってしまう。
 その状態になると、もう、十五秒あれば誰でも美耶子をイカせることができるようになる。
「あああああっ! だめっ! クリちゃんだめっ! もうイクっ! いくいくいくぅっ!」
「はい三ポイント! 次のひと!」
「はああっ! おしりもすごいっ! いくっ! いっちゃうよぉ!」
「はいっ三ポイント! 交代!」
「はっ、はっ、はぁっ! 指マン、ぎもぢいいいいいっ!」
 白目を剥いてアクメる美耶子。
 連続して三ポイントを稼ぐ男たち。勝負がつくのは間近か――そのとき――
 ぷっしゃああっ!
「いひぎぃいいいいっ!」
 美耶子の性器が決壊して、大量の液体を噴いた。
「なんとっ! 潮吹き、三十ポイント! と同時にタイムアップ! 第三ゲームの優勝は――」
 美耶子の尿道孔を何度も繰り返し責め続けた桑原さんがしてやったりのドヤ顔でガッツポーズだ。
 どうやら、今まで知らなかった尿道孔アクメを美耶子は覚えさせられたようだった。

     つづく!

美耶子のバレンタイン大作戦 ~2日目~ (2) 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

      美耶子のバレンタイン大作戦
            ~2日目~

               2 

 と、いうわけで。
 札幌市内、午後六時。
「バレンタイン記念、美耶子とおにいちゃんのファンミーティング、いん、さっぽろー!」
 きわどいマイクロビキニだけを着用した美耶子がカメラに向かって元気な声をあげると、背後にいたおよそ十人ものパンいちの男たちが「うおおおお」とか奇声をあげる。
 ここは、すすきのにあるラブホテルのVIPルームだ。十人以上が入れて撮影可能な場所を探して、なんとか交渉したのだ。
 当選者たちへの連絡も厄介だったが、札幌市内在住者がほとんどだったのと、来れなかったら当選取り消しの脅しが効いたのか全員集めることができた。
 それぞれ顔出はNGなので、当選者たちは全員、目出し帽着用だ。
 その男たちがブリーフやトランクスのみのパンツいっちょの格好で、マイクロビキニの少女(小学四年生)を取り囲んでいるのだから、もはや犯罪臭しかしない。
 さすがに地上波ならアウトだろうが、ロリTVはガチだから、これもそのまま無修正で放送される。
 というか、このパートは桃山園の発案で生配信だ。
 まったく思いつきだけで生きている男である。
 もともとこの企画は、一日かけて撮影した素材をネット経由で本社に送って、翌日の夜に配信していく予定だった。つまり一日ごとに撮った素材で放送する必要があったために、初日のスローペースに桃山園が苦言をていしたわけだ。(それを考えれば、昨夜深夜まで美耶子を離さなかったのは放送用の撮れ高を増やすためだったのか……)
 その予定をあっさり覆し、まず6時から生特番、「ファンミーティング・イン・サッポロ」を配信し、その流れで第一回の放送につなげることにしたのだ。
 ロリTVの編成担当者は顔面蒼白になったろうが、そこはドル箱女優・美耶子の番組であるし、桃山園もこの業界ではいちおう大物ということになっている。それにネットTVが地上波と違うところは、流す番組はチャンネル数に縛られない。
 問題があるとすれば告知が行き届くかどうかだが、その点、美耶子のツイッターのフォロワーは全世界に数百万人いる。美耶子が「おにいちゃん、みてね」とつぶやけばオールオッケーだ。
 放送機材と回線は、札幌のロリTVの協力会社に頼んで揃えてもらったが、カメラは桃山園がコントロールする固定カメラ2台と、おれの手持ちカメラだけだ。これで全世界にリアルタイム配信しようってんだから、桃山園は狂人か天才のいずれかだろう。そして、どっちに転んでも変態なのは変わらない。
「今晩から放送開始する『美耶子のバレンタイン大作戦』、おにいちゃんたち予約はオッケーですかー?」
 マイクロビキニの美耶子が可愛くグーを突き上げるのにあわせて、おおおー、と鬨の声をあげるパンいち目出し帽軍団。
 配信中の画面をPCでモニターすると、画面内でも「うぉおおーい」とか「予約済みなりー」などの書き込みがものすごい。英語や中国語、ハングル、謎の言語もある。
 予約というのは、有料番組の配信予約のことだ。この一本だけで、億単位のカネが動く。

「じゃあ、今日から始まる、バレンタイン大作戦のルールを説明しまーす!」
 美耶子がフリップを出して、サイコロの目の説明を始める。
「サイコロの目にあわせたプレゼントを美耶子があげるんだよ! これから札幌のおにいちゃんたちと実際にしてみるね!」
 おおおおー! と盛り上がる目出し帽軍団。
「しかも、ファンミーティングなので、特別ルール!」
 説明しよう、と桃山園の陰ナレが入る。陰ナレとは顔出しせずにナレーションすることだ。この番組では基本、おれも桃山園も映らない。
 ファンミーティング専用ルールとはこうだ。
 まず、当選者たちと美耶子でいくつかミニゲームをする。それがサイコロを振るかわりになる。勝った者がご褒美を得るのだが、それはもちろんエッチなものだ。しかも、より過激、かつマニアックになっている。
 このあたりは、急遽呼び寄せた当選者たちへの配慮だ。ゲームの勝者が自分のフェチを満たせるように、事前にリクエストをきいている。
 たとえば、自称・商社マンの桑原(仮名)氏の場合は、「女装した自分の尿道孔だけを吸ってイカせてほしい」もしくは「女装した自分をスケ番に扮した美耶子がいたぶりながら、騎上位で中出しフィニッシュ」というものだった。いずれも難易度高いな。
 扮装とかは無理、と言ったのだが、実は桑原氏、自分用のセーラー服と美耶子用の学ランを持参してきていた。
 このように参加者が持ち込んできた持ち物は多種多様で、バイブやら拘束具やら納豆やら蜂蜜やら、挙げ句の果てにはバター犬を持ち込んできた参加者もあり、美耶子ピンチすぎる。
 だが、そこまでやってこそファンへの感謝の気持ちが伝えられる、と間違った納得の仕方をして、本番に臨む美耶子はやはりプロなのだ。

つづく!

美耶子のバレンタイン大作戦 ~2日目~ 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

美耶子のバレンタイン大作戦
~2日目~

※1日目は「超世紀莫迦」ウェブサイトで公開中!

 1 死闘! 札幌編

 二日目の札幌ロケはのっけから雲行きがあやしかった。初日のスローペースがたたり、ノルマが増えたからだ。その日だけで十数件ものロケをこなさなければならない。
 さすが大都市札幌は美耶子のファンも多く、バレンタインプレゼントの競争率も百倍以上にのぼったそうだ。応募にはロリTVの有料番組の視聴ポイントをためる必要があるから、当選者たちがいったいいくらロリTVにつぎこんだかは想像を絶する。
 ロリTVは定額で見放題というヤワなシステムではないのだ。人気番組――美耶子のような超人気子役が出演する、しかもガチなやつともなると、高額な視聴料を、しかも番組単位で、払わないといけないのだ。
 そんな苦労を経て当選した彼らをブッチして北海道を去るわけには行かず、怒濤のロケ地獄が始まったわけだ。
 思い返せば初日にあたった人々は幸運だった……
 あのときは美耶子にも余裕があって、サービスも細やかだった。
 当選率も高かったろう。たぶん、富良野の田所さんとか、あのあたりでは、ほかに応募者いなかったんじゃないか? 観光地の絵を押さえたい、とかで倍率無視で桃山園が選んだに違いない。
 ただ、幸いなことに、札幌は大都市だけに当選者の住所も比較的固まっていて、移動は効率的だった。
 逆にいえばそれだけ撮影が過密ということになる。
 さすがに今日は「1」が出てもオマケはなしにするよ、と美耶子も効率重視で臨んでいたが、あにはからんや、札幌市民は強運ぞろいか、朝から立て続けに「5」「6」「5」「5」の四連チャン。美耶子もびっくりだ。
 へとへとになって午前のロケを終えて、お昼ご飯は平岸の有名なラーメン屋へ。
 濃厚な味噌スープが力強い太麺にからみ、うまい。
 これでなんとか体力と気力を取り戻した美耶子は午後の撮影に立ち向かった……のだが。
「6」「6」「6」
 獣の数字じゃねーか。
 もしくはプロ野球の横浜ベイスターズの順位予測か。
 さすがにサイコロがおかしいんじゃないかと思って調べたが、異常はない。運か、運なのか。
 桃山園の仕掛けというわけでもなさそうだ。桃山園としても、スケジュールは気にしているはずだ。
 さすがに生本番の撮影となると、準備や後始末にも時間がかかる。美耶子の体力も削れる。ファンは夢のJS膣内射精をキメてスッキリ大満足だろうが、このままでは美耶子がもたない。
 だが、まだ札幌市内の当選者は十人も残っている。昨日の積み残しが効いている。
「やばいわね……このペースだと終わるのは深夜になっちゃうわ」
 ハンドルを握りながら桃山園が言う。
 時刻は午後三時を回っている。一人当たりの撮影時間を三十分としても、移動や準備を見込むと十時間くらいかかりそうだ。
「美耶子の調子は?」
「寝てます」
 おれは答える。後部座席で小さな口をあけて寝ている美耶子の絵をいちおう撮っておく。ほんと寝顔は宇宙一可愛いな……。
「ほんと、チンポを突っ込みたくなる口よね」
 おい。おまえはそれしかないのか……
「まあ、がきんちょの体力はもつと思うけど、あたしの方がたまんないわ……ただでさえ昨日は寝不足だったのに」
 桃山園がサングラスの奥の目をしょぼしょぼさせる。
 それはおまえが撮影と称して自室に美耶子を連れ込んで、朝まで解放しなかったからだろーが。どんだけハメ撮りしてたんだ。
「そうね……このままだとちょっとワンパターンでもあるし、趣向を変えることにするわ。なにしろ一人一人こっちから訪ねていくのは効率悪いし、向こうから集まってもらいましょ」
 全国のおにいちゃんの家に美耶子がチョコを届ける企画は早くも頓挫らしい。
「さっそく撮影場所の手配と当選者への連絡をお願い、よろしこー」
 全部やるのはおれかよ……

つづく

うたかた外伝・美耶子のおしごとミニ 

カテゴリ:うたかた 美耶子のお仕事

    「ノーパン始球式」

 子役の仕事は幅広い。役者の仕事がもちろんメインだが、アイドル的な歌の仕事もあるし、バラエティ番組のMCやひな壇出演、情報番組のアシスタント、各地の観光大使や、新製品のキャンペーンガールなどなど……
 そんな諸々の仕事の中には、スポーツ関係もある。もとより美耶子は身体を動かすのが大好きなタイプだから、そういう仕事には積極的だ。
 そんな折、プロ野球の始球式、という仕事が舞い込んできた。
 正確には美耶子が出演しているドラマとのタイアップだ。テレビ局つながりである。

 ということで、横浜スタジアムである。
 横浜ベイスターズの本拠地で、中華街やみなとみらいといった観光地にも近い。
 近年、ファンが増えているそうだが、その日も超満員だった。土曜日ということもあるのかもしれないが。
 始球式というのは、試合が始まる前のセレモニーだ。ゲストがマウンドに立って、ボールを投げる。アイドルや女優が投げるときはだいたいはキャッチャーまで届かないものだが、ノーバウンドで届かせるとそれだけで拍手喝采となる。スポーツ新聞でも「ノーバン始球式」という見出しが躍るほどだ。
「ぜったい届かせるからね!」
 美耶子も超張り切っていた。
「ぜったい、ハリさんにアッパレをもらうんだ!」
 たしかに十歳の子役がノーバウンドでキャッチャーまで届かせれば、ちょとした話題にはなるだろう。日曜朝のテレビ番組の名物コーナーで採り上げられる可能性はある。
「特訓もしたからね!」
 たしかに、つきあわされてキャッチボールをしたなあ。
 美耶子のやつ、意外に本格的なフォームで投げていた。
「まずは野茂!」
 トルネードかよ。
「次は牧田ァ!」
 サブマリンかよ。
「最後は則本ォ! 二桁奪三振日本記録ゥ!」
 美耶子、おまえパ・リーグファンなのか? てゆーか、時事ネタを挟むのやめなさい。
 野球経験がない女子がボールを投げるときは、上体だけを使ってしまいがちで、身体が泳ぐかたちになり、ボールに力が伝わらない。だが、美耶子はネットで動画を見てフォームを研究していた。
 しっかりステップして、軸足に体重を乗せている。肘の使い方は天性のものを感じるほどだ。
 だが。
 コントロールは絶望的だった。一球たりともストライクはおろか、キャッチャーが捕れる範囲に球は来なかった――それが昨夜の特訓の状況だった。
 これじゃあ、アッパレどころか、「ノーバン始球式」の見出しも難しいだろう。

 いよいよ本番だ。
 3万近い大観衆だが、コンサートではそれ以上の動員を経験している美耶子だ。物怖じはしない。ベイスターズのユニフォーム(女の子向けのピンクの可愛いデザインだった)に、白のミニスカート。
 マウンドに立った美耶子はちっちゃかった。側に立っているのがプロ野球選手だがら、さらに対比がすごい。
「さあ、宇多方美耶子ちゃん、ノーバン始球式を目指して特訓したそうです! 果たしてノーバン始球式、達成なるか!?」
 スタジアムDJが煽る。
 スコアボードの大型スクリーンには美耶子が大写しになっている。さすがに少し緊張しているのか、表情は硬い。
 だが。
「いくよ! みててゆういち! これがわたしなりのノーバン始球式だよ!」
 ゆったりとしたワインドアップ。思わぬ本格的なモーション始動に野球ファンたちが「おぉ」と唸る。
 そして、左足を高々と上げる。
「これは――このフォームは!?」
 叫ぶスタジアムDJ、どよめくスタンド。
 おれもアニメで見たことあるぞ、これ、たしか、「巨人の星」の、あの、足を上げてビシィーンってなるやつだ。
 しかも、だ。
「はいてない――!」
「はいてないぞぉおおおお!」
「うおおおおおおおおおお!」
 ものすごい歓声があがる。
 美耶子のやつ――パンツはいていやがらねえ。ミニスカートだから、足をあんなに上げたら、丸見えだ。
 現に、スコアボードの大画面には、美耶子のワレメがアップで抜かれている。たしか、今日はドラマタイアップ局で、地上波全国生中継だぞ……
 美耶子はゆったりと足を上げたまま、きゅっと腰をひねり、ワレメの中を見せつけるようにしながら――投げた。
 奇跡か。
 これまで一度たりともストライクゾーンに行かなかったのに――ヘロヘロ球ながら、ボールはキャッチャーまでギリギリとどい――たかと思ったが、突如目の前でJS子役のワレメをみせられたキャッチャーは呆然としており、ボールの捕球を忘れて後逸してしまった。バッターもバットを振るのを忘れ、審判もコールを忘れていた。
 その後、球史に残る大乱交が起こったのはいうまでもない。美耶子のワレメを至近距離で見た男達が理性を保てるわけがないしな……

 その日のスポーツニュースに出た見出しは、もう想像できるだろう。

 そう、もちろん、「宇多方美耶子、ノーパン子宮好き、大性交!」だ。


                                ちゃんちゃん




PCサイト復帰しました。 

カテゴリ:日記

 ずいぶん放置しておりましたが、PCサイト「超世紀莫迦」を復活いたしました。以前のアドレスは失効しておりましたので、あらたにページを設定しました。

 新しいアドレスは、http://aprilfool-novel.sakura.ne.jp/ です。

 中断中に書いた「美耶子のお仕事シリーズ6」もアーカイブしていたりします。

 基本的には、気が向いたときに小説を書いてアーカイブする、という使い方になると思いますが、よかったら見てやってください。

 中断中にお便りいただいた方、ありがとうございました!

 超世紀莫迦


挿絵インデックス 

カテゴリ:日記

本店の方で、これまで描いた挿絵のキャラ別/作品別インデックスを作成する企画を開始。

第一弾は美耶子です。

それにしても描く度に顔が違うというのは……

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